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逆説の政治哲学 正義が人を殺すとき(ベスト新書)

逆説の政治哲学 正義が人を殺すとき みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.1

評価内訳

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10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

博識な著者がわかりやすく説く政治哲学。

2015/09/27 16:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白くて一気に読める本。
筆者は古今東西の文学や哲学に通じている博識な方だが、文章は実に平易でわかりやすく書かれている。
短いセクションに分かれているので、読む時間と場所を選ばないというのもいい。
セクションの末には読書案内もついていて、読書欲をかきたてられる。
好著です。
(追記:ただし、巻末の佐藤優氏による”解説”はずいぶん的外れで、この本には必要なかったと、個人的には思う。)

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2013/02/27 21:59

投稿元:ブクログ

著者がいろんな政治思想を教えてくれます。テーマごとに別れてて、まとまりがあるし、説明もわかりやすい。ファシズムって具体的になんなのかとか、今にも通じる古典とか、勉強になった。あと著者の優しさを感じます。

2012/03/21 00:22

投稿元:ブクログ

――――――――――――――――――――――――――――――○
「一国民が政治的なものの領域に踏止まる力もしくは意志をもはや持たぬことによって、政治的なものは地上から消滅しはしない。消滅するのは弱い国民である。」我々がどんなに逃げようとしても政治的なもの、すなわち友敵の関係は我々にいつまでも、まとわりついてくるのです。これを否定し、「友」しか存在しない世界を夢想して政治的なものから逃れようとし続けたところで、政治的なものからは逃げられません。36
――――――――――――――――――――――――――――――○
新自由主義は「努力する人間が報われ、怠惰な人間は報われることがない」という応報主義の前提に立って展開されています。(…)この世界では失敗は自らの怠惰が招いた「自業自得」ということになり、その責任を負うのは自分自身であるということになってしまいます。応報主義が貫徹する社会は、敗者、失敗者に対して、とてつもなく厳しい社会となるでしょう。203
――――――――――――――――――――――――――――――○
政治学の課題は、民族や国家という集団精神を、個人によって媒介する知的基礎体力をつけることと私は考える。岩田先生の『逆説の政治学』は、「ファシズムの罠」に保守思想を学ぶ人々がとらわれないようにするための最良の教科書でもある。 解説 佐藤優 284
――――――――――――――――――――――――――――――○

2011/08/20 10:48

投稿元:ブクログ

各政治思想の説明と、その思想の限界、その思想が起こした悲劇などを解説している本。
各節が8ページ程度でまとめられているので、短い間時間で読み進めやすい。

印象的なのは、純粋さゆえ正しさを追求するあまり、正しくないものを排除・抹消する残酷思想・行動に行きついてしまう逆説。
純粋さは美徳と評価されがちだけど、この本を読んでいると純粋さが怖くなる。

けど、この本の著者は純粋に政治を考えてる。
冷静に、徹底的に。

ありきたりな言い方だけど、政治の難しさを思い知らされる本でした。

2012/02/21 23:47

投稿元:ブクログ

プラトン、キケロ、ホッブス、マルクス、フリードマン、ヒトラー、レーニン、シェイクスピア他と古今東西・左右両翼の古典の名言や、歴史上の事件を躊躇なく引用しつつ、説明が具体的かつ明快で読み手を引き付ける。今まで常識と考えていたことが、様々な逆説を知る中で相当刷新されるかもしれない。
3・11を経て今後の日本を新たに考えていく転機にある今、「政治」に対する視点や心構えを鍛える意味でも刺激になる書。引用された古典文献のレビューも丁寧に用意されており、何度でも読み返す価値がある。
筆者の今後の活躍も楽しみである。

2015/01/29 23:03

投稿元:ブクログ

歴史を専攻していた時も避けてきた、政治。

政治学には、政治哲学と政治科学があること。
政治科学では切り捨ててしまう、
個人の価値観の小さな違いが、
政治では決定的な違いになること。

哲学とは、世の中で常識とされていることに
懐疑の目を向けていくこと。

知っておかねばならぬことが、たくさん。
知らないと、世の中が見えないと思った。

2012/07/09 23:32

投稿元:ブクログ

政治哲学という自分にとって初めての分野の本であったが、入門書としては非常によかった。
このような勉強になる本の著者が、自分よりも年下であるというのは、年下のプロ野球選手が活躍しているのをはじめて知った時の衝撃と似たようなものだった。

2012/06/30 12:42

投稿元:ブクログ

M.サンデル教授の「正義について考えよう」と比較して読むといい。政治が取り扱う領域の奥深さについて、マンガの事例まで駆使して簡潔に記載されている。

2015/09/22 16:00

投稿元:ブクログ

著者は自分と同学年、しかも学部学科まで同じじゃん、ということで読んでみた一冊。

政治哲学に関する著作の中から重要な文章を抜き出し、著者なりの解釈に基づいて説明していくというスタイルで構成されています。いわゆる哲学者に限らず、文学作品や、あるいは独裁者の著作からの引用もあり、「政治哲学」というものを広く捉える著者の姿勢がうかがえます。

著者は「哲学」につきまといがちな衒学的な議論を繰り出すのではなく、ストレートに分かりやすい解釈をされています。また著者の立場は「保守主義」で一貫しており、そういう意味でも分かりやすい本になっています。

序章で述べられている通り、現在の政治学の主流は「政治科学」にあり、日々精緻な分析が重ねられています。しかし著者は、政治科学って政治というものの本質には馴染まないんじゃないか、という疑念を投げかけます。これには大いに共感しました。

しかし同級生(?)がこんなに立派な仕事をしているのに俺はいったい何をやっているんだろう。せっかく政治学を専攻したのだから自分も少しは政治に興味を持つべきじゃないかと。

(20160228)

2015/10/26 03:05

投稿元:ブクログ

保守派の政治学者ということでそういった面を考慮にいれて読む必要はあるかなと思いましたが、さまざまな政治学者の考えの一端に触れるにはうってつけの一冊かなと。どちらかといえば私は革新派に分類されるだろう人なのでんーー?
となるところがないわけではなかったですが、図書紹介まで繋げてあるあたりはまた読み直したいなと思わせてくれました。ただ古典と言われるようなところも多かったので図書紹介の本も全部読もうとするとかなり時間がかかりそうだなと。

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