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読みやすい丁寧な文章だが、ファンタジーと期待して読むと物足りないかも。異世界ファンタジーというか平安、鎌倉時代を舞台とした和風ロマンスのイメージ。このレーベルにしては珍しく一冊で収まってるのに高評価。
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突如押し付けられた、お古の妻。
己の身分から言って、お断りも出来ない…というよりも
そんな事をすれば、一族郎党路頭に迷う事になる。
すれ違いと勘違いの間? のような話でした。
これは前作をネットで読んでいないと、何がどうなのか
さっぱり分からない部分も。
気にならないなら読めますが。
ヘタレというか、最初の姿勢を頑固に貫いてしまった故に
怒鳴り散らすか、妻としての仕事を強要してしまうかしか
行動を取れなくなってしまっている心情が
ものすごく分かりやすかったです。
後半部分、つけたしにいたっては出れてますが。
前半ツン、後半デレ(笑)
とはいえ、最大の謎が残っています。
手を付けなかったから子供ができない、と言われていたのか
それとも…?
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少し物足りない部分がなくはないが、最終的には幸せな結末で終わっているのでよかったと思う。メインの二人以外のお話もちょっと読んでみたかったけど、多分続きとかは出ないんだろうなぁ。