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伊藤博文をめぐる日韓関係 韓国統治の夢と挫折、1905〜1921 みんなのレビュー
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紙の本
韓国併合と伊藤博文。
2011/09/14 23:16
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
韓国併合と伊藤博文との関係を扱った本なので、氏の「伊藤博文」と重なる箇所があるが、それは同じ事柄を扱っている関係上、仕方がない事だろう。
韓国併合前に途日した英親王(のちの李王垠)が厚遇を受けた事は知られているが、この本の中では朝鮮王公族(韓国の旧皇室)について王公家軌範が成立するまで日本がどう処遇しようとしたかが書かれている。朝鮮公族は殿下の称号を贈られているとはいえ、華族なみに扱おうとしていた、というのは初耳だ。
「一九二〇年代後半には旧朝鮮の皇帝や皇族らは日本帝国に包摂されたといえる」(160頁)とあるが、昭和20年になるまで在京城の王公族は日本人に近い存在だったのか、そこが疑問に思った。氏の「昭和天皇と立憲君主制の崩壊」で大正末・昭和初期の天皇・皇族報道を扱った箇所で王公族についても触れられている。李王垠や李鍵公といった日本在住の王公族が主なので、氏が朝鮮王公族を単独で扱った本が出されるのであれば、読んでみたくなった。
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