電子書籍
切ない結末かと思いきや
2014/08/31 21:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻です。
ルシードに反抗したリドリスは自らの命をルシードに捧げる。メリルローズも消えゆく自身の身代わりをジルに押し付け、ルシードにパルメニアの王冠を授ける。
メリルローズとなったジルも短い人生をルシードと共にするが----。
皆が皆ルシードに大きなものを遺して去っていきます。とても切ないです。
ヘスペリアンだったジルもその運命を受け入れます。とてもとても切ないです。
でも、切ないままでは終わりません。読者が望むモノ、それはハッピーエンドです。そして見事にその望みを叶えてくれます。
ほっとする結末でした。
紙の本
すべての謎が明らかになる最終巻
2012/01/26 21:15
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投稿者:イオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
仮面夫婦だった2人がおりなす王宮グランドロマンの最終巻。
さすが最終巻だけあって今まで謎とされていたものがきれいに明かされていきます。
サブタイトルにもある大いなる愛とはこういうことかとルシードは愛されているなあと感じました。
ただページの関係かかけ足となってしまい、本筋の主役2人以外のエピソードがぽろぽろこぼれてしまっているのが残念です。
短編集でわき役たちのその後などを読みたいと思いました。
紙の本
読み応えのある1冊です
2012/01/24 11:11
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投稿者:フジサワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ最終巻です。すべての謎がきれいに解かれていきます。これまでの話で組まれてきた複雑な関係が明かされ、そうだったのか!と納得させられました。メインの登場人物たちがルシードに送る贈り物にも感動させられました。話の本筋だけでなく、ジルとルシードの恋愛要素もたっぷり入っています。
ルルル文庫のシリーズで代表する作品になってるのではないかと思います。
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最終巻です。
前巻で裏切ったかと思われたリドリスですが、彼には彼の思惑があり、根っこの一番深いところでは兄の役に立とうとしていました。あんな愛情は嫌過ぎますけど・・・。
ルシードの出生の秘密をテジムにばらしたりといったのは全部リドリスがやっていて、それを仲介していたのは、ミゼリコリドっていうのは、全然予想外でした。
もちろん、これまでに散らばっていたジルとメリルローズが似ていた理由とか、グリフォンがいったい何者だったか、ゾルタークがどうなっていたかとかっていうのは、回収されていて、巻末にある家系図は役にたちました。世間は広いようで、結構狭かったのねって感じです。
これまでしばらく別行動を取っていたジルとルシードが再会し、パルメニアの王となったあと、初夜をやっと迎えることができたのはよかったですけど、別シリーズで出てきていたルシードの妻となったメリルローズは短命だったとあったので、ハッピーエンドで終わるのか心配でした。
最後は、やっぱり過去作のとおりに進むかと思ったんですけど、ジルの食欲から船に乗せてもらえなかったというオチは、なんかジルらしいなぁと思いました。
できれば、このあと短編集でも出して欲しいですね。
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完結編。食育の話だったのか(違)
前巻でやらかしてくれた人の目的と想い、メリルローズとジルがそっくりな理由など、積み残しの謎も解決。
にしても、後日談短編集は出ないんですか? 『ヘンテコ夫婦のパルメニア王宮日記』が読みたいです。
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高殿さんの本を読むのは初めてでしたので、他の作品も読んでいたらもっと面白いんだろうなと思います。^^;
それでもプリハ―だけでも十分面白かったですよ♪
うまくまとまっていて良かったです。
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このシリーズもついに最終巻か…。長かったのか短かったのか…。
ここ最近、過去巻を読み返すことがなかったから、微妙にどんな流れだったのか思い出せず…(汗)
とりあえず無事に(?)話が終わってよかったかな、と。
最終巻で語れなかったこととかを、外伝みたいな形で出してくれないかしら…。
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1~麗しの仮面夫婦の巻~物語冒頭のCD付
保志さん目当てで購入
2~両手の花には棘がある、の巻~
麗しの仮面主従の巻CD付
3~乙女の涙は最強の武器の巻~
4~恋とお忍びは王族のたしなみの巻~
両手の臣下は棘だらけの巻CD付
5~初恋よ、君に永遠のさよならをの巻~
6~誰も代わりにはなれないの巻~
7~君は運命の人だからの巻~
大公殿下と秘密の賭博祭の巻CD付
8~今宵はせめて夫婦らしくの巻~
9~これが最後の恋の巻~
10~たとえ遠く離れていてもの巻~
11~大いなる愛をきみに贈ろうの巻~
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プリンセスハーツ最終巻。
重ねられてきた物語は収束し、主人公たちのみではなく様々な登場人物たちの愛のかたちが美しくも哀しく浮かび上がる。
気になるのは、このプリンセスハーツと遠征王の間に何が起きたのか、だが、それが語られることもあるのだろうか。
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全11巻。
誰もが英雄を愛するけれど、英雄は英雄で居るため、彼らは去り、英雄は孤独にさいなまれる
な話。
想定内などんでんがえしも2個3個あるも、大団円。
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王座奪取へ邁進するルシードに贈られる、リドリスの、メリルローズの、そしてジルの贈り物。全ての謎が明かされる。
王宮ロマンというよりは、王宮コメディでは?という感想です(笑)
怒濤の展開に駆け足気味だったのが否めず……残念です。もっと読んでいたかった。
皆さんが言うように、短編集としてもろもろのエピソードが入った外伝が見たいです!
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プリハー完結。
うう、やっと終わった、よかった…。
最初、ルシードには味方が少なすぎるとジルは心配していたのに、終わってみれば、こんなにたくさんの味方が!
自分の血統や信条やいろいろなものにとらわれて、そこから抜け出せなかった人々。
それが、親世代とするなら、ルシードたち子供世代は、変えられないような運命まで打破し、自分の人生を生きたと言えるのだろう。
それにしても、人間関係が複雑で巻末の人物相関図を見て、うなってしまった。
ここにはいってこないのって、オズマニアの親子くらいか?
そして、やはり外伝が出ればうれしい。
『ヘンテコ夫婦のパルメニア王宮日記』ぜひ読んでみたい。
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プリハ完結。ハッピーエンドで終わって良かった。
しかし、この後の息子・孫は…。
すべての人が完全に幸せになるわけではない。
そんなパルメニアシリーズのお話が大好きです。
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感動の最終巻でした。リドリスもメリルローズも悲しい終わり方でしたが、人生を自分でデザインして生き切ったと思います。急ぎ足の展開の最終巻だったので、もう少しあの人この人の逸話を詳しく知りたい点が多々ありますが、全巻通してシリアスとコミカルのバランスも取れていて大好きなシリーズとなりました。
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もう一気に読みました。
リドリスとルシードの対決、ジルとメリルローズの対決を想像していたのですが、そんな戦々恐々とした展開にはならなかったですね^^; 予定調和というか、丸く収まったという気がします。
ジルとルシードも結局は落ち着くところに落ち着いて良かったです。でもまだ安心は出来ないですね。いつかジルの性別が変わってしまうかもしれませんものね(笑) もしそうなったとしてもルシードはジルを大切にすると思います。