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新刊コーナーに平積みかと思ってたのだけれどもなかなか見つからず、思わず店内検索マシーンを使用。タッチパネルのやつ。そしたら、メディアとか社会学みたいな、えらいマニアックでおカタいテーマの書棚に二冊だけひっそりと。
ソーシャルや情報発信については、キュレーターよりバーテンダーの比喩のほうが確かにうまい。お客さんの表情とか気分を読んでパパッと組み合わせでカクテルを作るように、世の空気を敏感に感じながら問題提起やムーブメントを起こせるような情報を放り込む。
ネットにせよリアルにせよ「情報発信して相手の役に立つ」のはもちろん大事だが、プラス「次の行動につなげてもらう」ことまで言及してて、アクティビストを名乗る著者だからこそ説得力がある。単にソーシャルのことだけでなく、セミナーやプレゼンなんかにも通じる。
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「情報は行動するためのガソリンである」p25
必然性をどのようにデザインするか次第で、デジタルディバイドは越えられるのです。p51
コミュニケーションインフラとしてのソーシャルメディア
「情報の血流」
「自分自身も他人の資本である」と意識すること。p162
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みんな大嫌いな帯がないよ!素敵な装丁。よのなかこうなる!的なビジネス書にくらべて、【ぼくは】こうしているよ、という一人称でかかれてるのが好感。
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テーマは「発信しなければ、得るものはない」という表紙の言葉に現れていると思った本。
今後はアウトプットの方法をもう少し工夫していきたいです。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4102417.html
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Twitterで津田大介氏の新書が流れてきたので購入。amazonの箱を開けると、綺麗な水色の本だ。表紙だけでなく中の紙まで。手触りも良くて、これだけでセンスのいい本を手にしたようで気分がいい。
Twitterジャーナリストとして有名な津田氏が掴んだソーシャルメディア(本書内ではほとんどTwitterを指す)のエッセンスについて、さらさらと読める本だ。
3章構成だが、順に論が展開されているというわけではなく、エッセンスをテーマ別に整理したくらいの感じ。私は初めから1つずつ読んだけど、目次を見て気になるところだけを読んでもいいだろう。
日頃の自分のソーシャルメディアとの向き合い方を振り返りながら、自分が考えを深くして行くためのファシリテーター的な本だと思う。
気になるところは引用したが、全体を通して印象に残ったのは3つ。
・東日本大震災後に福島でライブイベントをやった話
僕の場合、情報を通じて、これまでツイッターで知り合った人(すなわちソーシャルキャピタル)を一気に「棚卸し」したのが今回のライブイベント「SHARE FUKUSHIMA」だったと思います。 (P106)
これが公式ページらしい
http://www.asaho.net/share-fukushima/index.html
・メルマガの話
要は、コンテンツとファンクラブです。この二つの要素がうまく回っていくときに、メルマガは定期的な収入源になります。 (P119)
個人がメルマガを利用してメディアをマネタイズする仕組みは、海外では少ないと思います。アメリカの場合、アドセンスの単価が日本と違ってかなり高く、広告のクリック率も高いのでブログで注目を集めればかなり儲かります。 (P122)
海外のネットユーザーにとって、良い記事を読んだらアドセンスをクリックして書き手にお金がいくようにするのは不文律なのです。同じページビューがあったとしても、日本のサイトとアメリカのサイトではだいたい10倍くらい収入の差があるといった話も聞きます。 (P122)
メルマガの本質と日本とアメリカの違いが興味深い。
・人との繋がり方の姿勢の話
実は僕は「人脈」という言葉が嫌いなんです。そこに「損得」や「利用してやろう」というニュアンスを感じるからです。僕自身いろんな人と会ってつながっていますが、それを「人脈」と思ったことは一度もありません。損得ではなく、お互いに人間として興味を持ち合っているような関係でいたい。そのほうが人に期待しすぎず、貸し借りもないので気楽です。 (P151)
これは美しい姿勢だ。もちろん貸し借りがないことの方が少なく、借りに対しては返すのが大事だとは思うが、相手に対しての敬意を持った向き合い方は、本書で述べられている姿勢はとても美しく感じられる。
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膨大な情報が溢れる現代の「泳ぎ方」の本。情報を吸い込むことと同時に、「振り返り」も重要と指摘。確かに情報に食いつくけどその後を追うってあまりない。それによって情報の信ぴょう性がはかれるし、追うべき情報源も収斂されていくような気がする。そして同時に、こんな時代だからこそのオフライン情報の重要視性、そこからのソーシャル・キャピタル!
転換を恐れないマインドを持って、泳ぎだそうと思った。
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かなりさくさく読めた。
twitterの使い方、クラウンドファンディングの可能性、メディアを作るということ。著者が今まで各所で発信してきた意見が集約されてるように思えた。
津田さん初めまして、な方におすすめしたい。
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SNSを利用するのをためらっている人や不安がある人こそ読むべき本だと思います。というか読んで欲しい。笑
ソーシャルメディア上での情報が正しいのか誤りなのかを判断する方法など著者が実際に行っているものを紹介しているので非常に参考になります。
あと、「人脈」と言う言葉についても僕はすごい共感出来ました。
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津田さんの著書。読みたいと思っていて、やっと読了。
ツイッターでしか知らなかったけど、津田氏の活動や思いが随所に含まれていて、思った以上によかった。
内容もこの1年くらい話で、タイムリーな感じだった。
一番よかったのは、Share FUKUSHIMAのところ。準備期間2週間しか無いにも関わらず、ツイッターを通じて協力者を得て開催成功。ツイッターの可能性を感じさせるものだった。
津田氏がツイッター上で、将来的には政治メディアを立ち上げたいと発言しているが、そのことにも触れられていた。政治に特化したメディアかと思っていたが、その理念はまさに僕が求めているものだった。
単なる政局メディアではなく、現在進行形の政策プロセスについて解説を交えて発信していくというもの。一般人が政治にアクセスしやすくなることが期待できるツールだと感じた。ぜひとも実現してほしい。
その他ツイッターの利用性に関する記載もあり、大変参考になった。
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津田さんって存在がフワフワしたものから実体化した感じ。
情報に対するスタンスみたいなものを自分なりに考えることができたし、なんと面白い時代に生きてるのかと思った。
それは、実際に情報を利活用している実感があるからこそ。
もっと上手く利活用できそうな予感。
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小難しいソーシャル本ではない。ソーシャルメディアを活用する著者。
彼が自らの体験を交えながら、その有用性、将来性、使い方を平易な文体で語る。
ソーシャル入門の一冊としてオススメ。
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『津田大介の仕事観』もしくは仕事術的な本。ソーシャルメディアはあくまでもひとつのツールに過ぎないという彼の考えが詰まっている。
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良質のお酒のようにスルスル飲める(読める)本で、著者自身がすぐそこで自分に語りかけてくれてるような錯覚に陥るほど、洗練された文章だと思います。
内容も多くの示唆に富んでいるスグレモノです。
今度は電子書籍で書き込みながら、じっくり読み返したいですね。
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情報を如何に吸い込むか、吐き出すかを実体験に基づいてまとめた本。どんなインプットをすればいいのか、どんなアウトプットをすればいいのか、またそれはなぜか?が解説してある。ソーシャルネットワークの教科書と言える。
評価経済社会な結論になっていたところが面白い。やはり、ソーシャルネットワークではそういった方向に行くのだろう。リアルでも同じだろうが、ネットは特に顕著になる。
津田さんはまさに実践してきた人と言える。
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ソーシャルメディアに向いてない自分がソーシャルキャピタルを形成していく方法はないのかな。ウィーク•タイズを作るにしても、やはり何かしらのコミュニティに属するということが前提なんだよな。そこが苦手なんだよな。