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自分の家の家紋がでていなかった。なんかショックだ。
近いものはあるのだが、そのものずばりではないので微妙なところ。
結構有名どころだと思っていたのだが・・・
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あちこち誤植や間違いが目立つ。
具体的には、島津家の家紋をキリスト教の十字架といってみたり、丹波の波多野氏を奈良県に分類してみたり、本多家の立葵が櫛松になったり。
おまけに本の1/3は家紋を解説もなしにただ並べているだけというお粗末さ。
巻末に参考文献が乗っているので、勉強したいときはそれを直接見たほうがよいかも。
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わたしが『家紋』に興味を持った一番初めのきっかけは小学校高学年時に読んだ『こち亀』の、何巻の何話だったかはすぐにはわからないが、〈家紋ベイビー〉というエピソードであったのは間違いない。
絵文字っぽくて面白いな、しかも種類がやたら沢山あって覚えるのが楽しいな、と興味は抱いたものの、当時は本格的に調べるとかまでは至らず次第にフェードアウト。
それから十数年、子どもと一緒にテレビ番組『デザインあ』を観ていたら、なんと家紋が取り上げられているではないか!
しかも子どもと一緒に『キッズぺディア マークのずかん』を読んでいたら家紋が載っているではないか!!
懐かしい感覚が蘇ってきたぞ…と焼け木杭に火が付き、何か読み物が欲しいな、という訳で本書を購入。
前置きはさておき。
『家紋』入門書としては丁度いい手頃感。家紋は’家’と結びついたしるしであるが故に、主な氏とセットで覚えておいた方が良い。
また、公家と武家では使用意図が全然違うという点も改めて認識。
西洋の紋章と違い、一般の町人や農民が自由に設定して良いというのもなんだか大らかで好もしい。
それと紋そのものの解説もシンプルにまとまっており、「杏葉」や「源氏香」などの耳慣れない単語も新鮮。
一方で、合間にはさまる家紋ミニ図鑑や全国分布図、主な武将(菅原道真は武将?)のコラムが悉く中途半端。これだったらもっと色々な紋の掲載や紹介にページを割いてもらいたかったな。
埼玉・本庄氏の「大根」紋とか気になりすぎる。
1刷
2022.4.7