紙の本
待望の大画面
2013/10/18 14:18
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投稿者:柚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品集第二弾は第一弾よりも版が大きくなり、観音開きも入ってみやすくなりました。
第一弾に入っている作品の一部も再掲載されていますが、
やはり版が大きくなった方がみやすかったりするのでむしろ嬉しくもあり。
学生時代の課題から、今への変遷、
俯瞰しているような、様々な過去の時代と現代の融合といった代表的な作品から
立体、一人団体展といった面白い趣向の作品まで網羅していて
とても楽しい一冊になっています。
紙の本
新たな日本美術の開花
2020/08/28 22:30
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山口晃さんの作品を見るならこれがオススメ。タイトルのとおり大判の本で、かつ詳細がクローズアップされており描き込みをよく確認できます。
紙の本
圧巻です!
2015/08/13 00:10
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投稿者:makorin - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと高いかな~と躊躇していたのですが、緻密に描き込まれた部分をじっくり堪能したくて購入しました。
観音開きになっていたり、製作過程も順を追って見られる部分もあり、思い切って買って良かったです。
紙の本
売れっ子の面白い?新進作家
2015/08/28 23:37
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投稿者:T.H. - この投稿者のレビュー一覧を見る
水戸で作家の作品展があり、講演会とかもあって、その際サインしてもらうのに画集を購入した次第。ちょっと軽い感じもする作品だが、若い層には人気があるのかも。
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この緻密さ!そして、くだらなさ!平等院鳳凰堂に奉納された襖絵、これを1000年後の人が見てどうおもうか!?を想像すると思わず、笑ってしまう。恐ろしくうまい人が本気で書いた、可笑しさ。
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これは楽しい!!
マンガチックでもあるし、日本画的な清涼感もある。
すごいです。
躍動感ある絵や、侍がメカニックな馬にまたがっているような時代が交錯した絵、ウォーリーを彷彿とさせるような成田空港の絵などなど、絵の楽しさが満載です。
個人的には骸骨兵の絵がカッコよくて好き。
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京都駅にある美術館「えき」で山口晃展を鑑賞後、購入しました。
本物の作品を目にして大変感動したのですが、大きくて細かい絵なので、これは家でじっくり堪能したいと思いました。
いくつか画集が並んでおりどれにしようか迷ったのですが、この画集がひとつの絵をいくつかのパーツに分けて拡大印刷されていたりと、細かなところをじっくり観るには最適かなと思い、これに決めました。
画集を開くたびに新たな発見が見つかるぐらい、本当に細かなストーリーがたくさん詰め込まれている作品ばかりです。
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≪内容≫
画集なので目次はなし。
第1作品集も持っているが、そごうでの展覧会を見て、第2作品集も買ってしまいました。私好きです、遊び心が…。作品を隅々見てください。いろいろと気付きます。そして「クスッ」て笑ってしまいます。その瞬間が好きです!
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大画面だ!すごく嬉しい。(それでも、またルーペを使いましたが・・・) 本人のコメント頁や、作品解説があるのも嬉しい。椹木氏やカーペンター氏の寄稿も少し難解でしたが興味深くもありました。 でも、私としては実際作品の前に立ち 「うわ~」 とか「 ひえ~」とか 心の中で叫んだり、むふふ・・・とほくそえんだり出来れば 難しいことはさて置きとても満足なんだけれどな~。
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まえの画集が小さすぎて、見ているとめまいがしましたが…今回、図版が大きくなって、そういったことはなくなりました(笑)
しかし、本誌のレイアウトが悪いのか絵に見づらさを覚えたのと…絵の周りに余白が無いせいか、どういう絵なのかが判りづらいものがあり…
山口氏の作品がとても素晴らしいだけに残念でした。
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うー、もう最高だー。見てる間中、ドーパミンだかエンドルフィンだか知らないが、とにかく脳内快楽物質がダダ漏れだったと思う。ちょっと高いから長いことためらってたけど、買って良かったあ。
心奪われる、っていうのはこういうことを言うんだろう。理屈抜きで、その線の優雅さや着想の面白さに耽溺する。
本書に寄稿しているキュレーターの方が「そーゆー了簡ではいけません」という意味のことを書いていたけど(いえ、もっときちんとした論考でしたが。もちろん)、何と言われても楽しいものは楽しいのよ。見ることがこれほど快楽となる絵って、私には他にない。
とは言っても、山口氏の絵は、ただ上手いとか面白いとかではない感慨を抱かせるのも確かだ。うまく言えないけれど、この人は「美術」というものについて、考えていること、言いたいことがたくさんあるんだろうと思わせられる。その思索の深さや鋭さがどの絵にもひそかに息づいているのを感じる。
これからじっくり時間をかけて隅々まで眺めて楽しもうと思っているが、一通り見てとりわけ気に入ったのが「九相圖」。ここでは人間ではなく山口氏得意の「馬バイク」が土に還っていく。法隆寺を燃やしちゃう「炎上圖」もいい。いやもう、言い出したらキリがないが(山口氏の絵ってすごーく「語りたくなる」絵だ)、もしもこの中からひとつだけあげるよと言われたら、私は断然「廣目天」がいい! 誰もくれませんか、そうですか。
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以前、山口晃の画集『さて、大山崎』を見た。
すごい、とは思ったが、うーむ、よくわからんな、というのも正直なところであった。
で、すゞしろ日記(『すゞしろ日記』、『すゞしろ日記 弐』)やら新聞小説の挿絵やらでふははーと笑いつつ、画家本業の絵の部分は、何となく、「自分にはわからないのではないか」という印象を抱いてきた。
その印象を追認した、というところである。
本書は「大画面」というとおり、大型本である。
以前の画集では価格を抑えるため判型が小さく見にくかったことから、判を大きくし、観音開きを取り入れたりしている。
広大であると同時に詳細な世界である。
ひぇーすごい、と思いつつ、到底掴みきれない、と思う。
学生時代からの系譜に何だか圧倒された。
とにかく卓抜した技術を持つ人が、美術に関する膨大な知識を背景に、「戦っている」感じがする。
シロートで、美術の「文法」もまったく知らない自分としては、ぽかんと口を開けて見ているしかない。
この人は、とても先鋭的でアグレッシブで尖った人なのではないか。
そしてさらに「ここではないどこか」に驀進中なのではないか。
うーむ、よくわからんな、といいながら、画家・山口晃が向かう「その先」の風景はどんななのか、見てみたい気もしている。
見ても相変わらず、自分にはよくわからないのかもしれないけれど。
*各作品のタイトル・解説の英訳付き。
*今回手に取ったのは、馬バイクの九相図がある、とこちらのレビューで知ったため。タイヤを取っていく人や、骨相にあたる箇所など、部分的にはツボだったのだが、大判のこの本でもやはり、この絵(他の絵もそうなのかもしれないが)を鑑賞するには画面が「小さい」のではないかと思う。
*スプラッタとメカニックが組み合わされた作品が、意外に自分は好きかも。
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多様な作品。作品の中に多くのものが書き込まれているが、パラパラ眺めていると、色々の物が見え出して、好きだとか、嫌いだとかに分かれてきた。
山口晃は面白い。
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素晴らしいとしか言い表しようがない。
最近、TVで知りました。こんなに素晴らしい方がいらしたなんて。
こいいうのを望んでいたんだ、きっと、私は。
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山口晃・・・やっぱり大好き!でも作品は素晴らしいけど、このひとつ前の画集を見たばかりで、インパクトとしては薄く感じたところもある。比べてみると、前の画集の小さいサイズや本のデザインけっこう好きだったし、作品が手元で収まる感じも楽しかった。