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小さな町を呑みこんだ巨大津波 語りつぐ

小さな町を呑みこんだ巨大津波 語りつぐ みんなのレビュー

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評価内訳

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2013/12/04 21:09

投稿元:ブクログ

 この本は宮城県亘理郡山元町の『やまもと民話の会』により震災後に作成された冊子・証言集です。この会は震災後、住民たちへの聞き取り調査を元に2011年8月1日に第1集「証言」、2011年12月1日に第二集「声なき声に寄り添う」、翌年2012年4月1日に第三集「鎮魂・復興へ」を出版しました。これはそれら3冊の証言をそのままの形で一つに合冊・編集したものです。       浸水面積が全面積の65%、約700人近い死者や行方不明者、約3000棟もある全半壊家屋といった事実はもちろん、各区にいる住民たちの状況が描かれています。被災者の中には、役所職員、名産のイチゴを栽培している農家・消防団員・漁師など、多様な人たちの証言が書かれていたことが勉強になりました。特に自分が印象的だったのは、仮設住宅での人間関係の部分が興味深かったです。「仮設に入ったが知人がいない」、「震災当時は、皆同じ被災者で、助け合い譲り合い、分け合い、思いやりがあった。半年経つと、立場の違いで、暮らしに格差が出て来た」といった仮設での不安な状況を語る一方、「同じ地区の人達で、仮設に入ったので、入居した当時から、交流があってよかった」といった前向きな声が出るなど、様々な意見があり、震災後の住民たちの気持ちがいかに不安定になっているかということを改めて知りました。絶対に忘れてはいけないと感じます。

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