紙の本
手元に置いておきたい一冊
2019/01/22 23:47
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲーテといえば、色々な分野で活躍した偉人です。そのゲーテと親しくしていたエッカーマンが、ゲーテの言葉を残した貴重な一冊です。
このエッカーマンという人も、ただ物ではない知識人だと思います。文章力といい、知識の深さといい、ゲーテに負けていないのではないかと思います。
この本は、買って手元に置いておき、読みたくなったときに開きたいですね。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツの文豪ゲーテと著者との対話集。本書では、人生・芸術・科学など様々なゲーテの見識が垣間みれる。また、ゲーテといえば他の本を読んでもよく登場する人物なので本書を読めば、ゲーテがどういう人物なのかが良く分かる。
紙の本
戦地までもっていきたくなる本
2022/10/10 14:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伊達直人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
水木しげる 氏が 太平洋戦争当時
戦地まで 持って行って 隠れて 読んだという
本 どんなものか と おもって
三冊 大人買い
なかでも 私 エッカーマンがゲーテと対話しながら
この世の 実情 現象について 理論を 展開し
また ゲーテは エッカーマンの将来を考えて
友人知人と 合わせ 見分見識を披露目させていく
水木氏の 思いは どこら辺にあるのか
投稿元:
レビューを見る
高校生時代に読了。当時あまりにも読むのが楽しくて、1ページずつ堪能しながら極力ゆっくりゆっくり読んだ記憶がある。文学や音楽だけでなく、科学や哲学などありとあらゆることにその才能を発揮したドイツの巨人の生涯の一部を知るにすばらしい本だ。
投稿元:
レビューを見る
ドイツ語題名Gespreche mit Goethe in den letzten Jarens Seines Lebensのとおり、生のゲーテと親交があったエッカーマンによる、ゲーテ最後の9年のなかで交わされた対話の集大成。対話本といってもそのほとんどがゲーテの言葉から成り、ゲーテという人物の生き方や思想が伺える。
ゲーテは『ファウスト』を最初に読み、そこで氏をもっと知りたいと思ってこの本を購入。読みながらまるでゲーテ自身が自分に直接語りかけているような気分になる。
個人的に旅するときの座右の銘として置いている「誰でも旅行をするについては、何を見るべきか、何が自分に大切か、を知っていなければならない」ということばもこの本から得たもの。心に響く名言や人生に影響を与えそうな言葉が多くあり、実際に自分の生き方にも影響を与えている。
ゲーテ好きのみならず、生き方・思想を考える者にもお薦めの一冊である。
投稿元:
レビューを見る
基本的にゲーテの発言のみを読みましたが、分量はそれなりにあります。詩についての解釈が多い中にもわれわれに直接響く言葉があります。賢人ゲーテの存在が当たり前なエッカーマンを多少羨ましく思ったり・・・。
投稿元:
レビューを見る
エッカーマンが晩年のゲーテとのやりとりを収めたもの。日記という形式を取っている為、やや冗長のきらいがある。また、200年近くも前の出来事なので、知らない人が一杯出て来ていまいちピンと来ない。
しかし、詩人であり芸術に関する造詣が深く、光や植物の研究など自然科学に関しても一流と言われる鉄人じゃなかった哲人 ゲーテ。彼が長い間考えてきたことや彼の価値観、人柄などがエッカーマンのお陰で知ることができる。
正直なところ、忙しい受験生やビジネスマン、主婦などにはお薦めしないが、芸術や学問(特に自然科学)を志す人は読んでおくべきだろう。
しっかし、エッカーマンは日付や曜日間違えすぎ!いい加減だなぁ。俺みたい(笑)
投稿元:
レビューを見る
齋藤孝先生おすすめ本。上>中>下の順で面白いので、最後まで読みとおすのに時間がかかりました。斎藤先生の本で要約本で良いのかも。
投稿元:
レビューを見る
貧しくて教育を受けられなかったエッカーマンが、絵画を求め、学問を求め、ついにゲーテと出会う。彼は、ゲーテの仕事を手伝うことで、さまざまなことを学んでいく。ゲーテの人柄、語った言葉、考えなどなど、素敵な言葉と豊かな感覚にあふれるゲーテに触れられる一冊。
とてもおもしろかった!ゲーテの言葉は、どれも素敵で共感できて、ときには勉強になったりして、ゲーテを先生とすることができたエッカーマンが羨ましいくらい。
投稿元:
レビューを見る
10/05/19。ゲゲゲよりw。amazonで在庫切れ、もしくは品薄だったがたまたま寄った本屋さんで上・中・下三冊ゲット。
エッカーマンの序文から読ませる。
投稿元:
レビューを見る
「どの詩の下にも、いつ作ったかという日付を書いておくことだね。~心の状態の日記として役立つことになる。」この文章が読メを始めるきっかけになった。エッカーマンがゲーテと出会い10年間ゲーテの下で過ごした時の対話を日記形式で記録した本。目の前でゲーテが語りかけているようで貴重な本だと思う。芸術、文学、自然学、政治等々幅広いジャンルの事に触れているので理解できない箇所が多いのだが、参考にできる箇所は線を引いている。「もし自分の生まれつきの傾向を克服しようと努めないなら、教養など~」ここ胸にぐさっと突き刺さった。
投稿元:
レビューを見る
若い時期にゲーテと出会い、彼をとりまく人々との親交から多くを学ぶエッカーマン。スコットのアイバンホーなどゲーテがお薦めする本はこれから読みたいと思う。偉大な人物が何を考えどう暮らしていたのがわかる貴重な本。また人の成長はかかわる人物によるところが大きいことを感じさせる。この本に10代のころに出会っていたら。
投稿元:
レビューを見る
ゲーテとの対話部分も面白いですが、筆者自身の半生部分も面白い、というか、驚かされます。色々揶揄されたりしていますが、彼自身の才能がなければ、この本はできていないと思います。
投稿元:
レビューを見る
ゲーテの書生として、薫陶を受けたエッカーマンが、
師と過ごした年月を語る。若々しい恋の歌であるマリーエンバート悲歌を
作ったときのエピソード、老いたゲーテが語るところなど、
やりとりがなかなか面白い。
まとめると『老ゲーテ 若い才能 ほめ育て 文学史の中 足跡刻む』といったところでしょうか?
投稿元:
レビューを見る
はっとする良いことをそこかしこで言ってるんだが、基本的に芸術家向けの内容だと思う。これを読んで水木しげるさんは自分の創作活動に影響を受けたのだなあ。会社員が読んでも役に立つわけではない^^;