紙の本
なるほど。
2013/10/03 13:05
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投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
漠然としていたことを整理出来ました。
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最近かどうかわかりませんが、やたら個性を重視しすぎているように感じます。確かに、個性という言葉は魅力的な響きがありますが、そんな簡単に手に入るものではありません。少なくとも、他人から見ても魅力的な個性は。
p.36「反復トレーニングをすると、個性が損なわれるかのような、まったく誤った認識が教育界を支配してしまったことが原因です。」とあります。ゆとり教育が否定され、近頃ではこうして認識が主流とは言えないと思います。でも、昔に比べると明らかに反復トレーニングの量は減っているのは確かですし、子どもたちも反復トレーニングに耐えられません。
p.58「小学生のうちは伴走します」という筆者の主張はいいと思いました。小学生が一人で学ぶのには限界があります。塾に預ければいいというものでもありません。伴走して自主性、自分で走れる力を身に付けさせる必要があります。
p.179「主観的になりつつある日本人」もうなずきながら読みました。私たちの価値判断の基準が、好きか嫌いか、気持ちいいか、そうでないかになってしまっているというのです。最近の報道などを見ていてもそれを感じます。社会的に見て大して意味のないことを、まるで大事件でも起きたかのように連日騒ぎ立てています。もっと大切なことがあるはずなのに。
もっともっと言葉の力をつけて、客観性を身に付けないといけないと考えさせられました。
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○明治大学教授である斎藤孝氏の著作。
○子育て・教育における「日本語」の重要性や、考える力を身につけるための具体的な方法について、解説。
○例によって、内容が他の著作と類似(同じ)しているところが多いので、新たな発見という意味ではやや残念であるが、具体的な方法論についての解説は、読んで見て良かったと思う。
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生きていけるための力、って何だろうと考えたら、やっぱり「言葉」かな、と思って。
最初は受験、勉強のはなしばっかりで、本間違ったかと思ったけど大丈夫だった。
大切なのは、要約力、見通す力、文脈力のみっつ。
要約できるということは、ちゃんと理解しているということ。文章を理解するだけではなく、ひとと会話するときにも重要な力。それから、当然だけど語彙力!要約するためには重要だし、自分の考えていることを表現するためにも重要。
見通しを立てる力があれば、新しいことに出会っても不安になったり恐怖を感じたりしない。その力をつけるために、やり方、手順が分かればできる、ということを教えることが大事。
文脈力、というのは自分の主観と、客観を分けて考えること。情報は目的を持って集めて、要不用の判断をじぶんでできるようになる。
私が理解したところはこんな感じ…
言葉の力は、生きる力。
ひととのコミュニケーションだけでなく、自分と対話して自分の問題を明確にすることもできる。対処する方法も考えられるようになる。漠然とした不安に名前をつけることができるだけでも違う。
さてどうやったら子どもに伝わるかな〜つたわれ〜
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小学生の親向きの本で中学受験を目指してる人にも参考になります
受験にはスアタマを鍛えること
スアタマがいい人が社会で活躍
勉強すれば勉強ができるようになり、頭がよくなる
そして頭の良し悪しの指標は言葉の力
あらゆる勉強は言語活動
国語、算数、理解、社会も基礎は言葉の力
母国語能力です言葉の力を徹底的に高くする
音読も重要
生き生きとした日本語でかかれた名文は内容の把握力が高まる
反復トレーニングが勉強の王道
要約力
結局どういうこと?
見通し力
不安を除き目標設定
文脈力
どう考えてるか、どういう価値観か
を説明してます