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主人公が記憶喪失であり、その記憶喪失というのが謎のほとんどで答えは既にあるという今までとは異なる上巻の展開は、少々、イマイチかと思われたが、下巻から、その記憶喪失そのものが大きな仕掛けの一部のための必然であったことが判明してから、謎は大きく展開していく。このあたりから、物語は俄然面白くなるが、それにしても過去の作品の様な歴史ミステリーの重厚さは残念ながら本作では戻らない。それにしても映像化を前提としたようなガイドブックのごとくの、あまりに有名地ばかりのロケーションの設定はやりすぎでしょう。
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上巻の謎解きとスピード感でグイグイと引き込んでいった分、下巻は謎もサクサク解いて、ただ逃げまどいながら場所を移動しているだけって感じ。
今までのシリーズとは違い、終わり方も中途半端。映画化を前提としているような世界規模の事件ではなく、もっと象徴に特化したような1つを深く探っていくような作品で読んでみたい。
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相変わらずのスケールの大きさといい、大いに知的好奇心を刺激する教養の深さといい、さすがとしか言いようがない。ラングドン教授にとつては畑違いのような事件でもあったが、まさか人口増大とダンテの神曲を絡めてくるとは。とにかく神曲が読みたくなった。
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久々のラングドンシリーズ
題材はダンテの地獄編
古典と医学、遺伝子学を混ぜ合わせたもので、流石!という感じ
所々、失速感があったものの、ラストに向けての畳み掛けがめを見張った
インフェルノってそういう意味もあったのね!とため息
やはりこの人の小説は、ひきこまれる
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インフェルノ上下、11/28kindleに配信申し込み!!!
ダンブラウンの「天使と悪魔」、「ダヴィンチコード」に次ぐ西洋美術史ミステリー。どうやら舞台はフィレンツェらしい。それならキアンティ飲みながらクリスマスにかけてじっくり読もっと!
今年はラファエロ、レオナルドダヴィンチ、ミケランジェロ展を観に行けたし、締め括りはこの本でルネサンス付いた一年だったな。
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インフェルノ=ダンテの「神曲」の地獄編のこと。アメリカ人が好きそうな歪んだ人道論。誰が味方なのかわからない展開は面白いが、映画化を目論んだアクションシーンや観光ガイドのような風景の描写が多くて読みにくい。てか映画を見た方がいいかも。
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ロバート・ラングドンが登場するシリーズの第4弾……くらいかな。
ハーバード大学に勤務するラングドン教授がある日目覚めると、そこはフィレンツェ。イタリアへ来た記憶は全くなく、頭を撃たれているという。自分に何が起きたかまったく思い出せずにいるところへ、殺し屋が現れる。ラングドンはERの女医とともに間一髪で逃げ出し、自分が何をしていたかを調べて謎を解く羽目に。撃たれた時に所持していた物から、その謎はどうやらダンテの『新曲』に関連することらしいとわかる。
うーん。感想としては「正直、いまいち」
展開はスピード感があってさくさく読ませるし、トラミスとしても悪くないと思うが、後半のどんでん返しはやりすぎかなぁと思った。びっくりというより脱力した。ヒロインの美人天才設定も、彼女の個人的な魅力につながっていない感じ。それに何より話が終わっていないし! あのウィルスがアレして、この後どーなるのよ! って所で終わるんですもん……。
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最後のスピード感が良かったです!
シエナとラングドンでまた冒険して欲しい(^ ^)
次が出るの待ってます!
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ラングドンシリーズはベストセラーで映画化もされてる人気ミステリーです。
毎回、欧米の謎に満ちた伝説や歴史、美術・建造物等をモチーフにして斬新で行動的で展開が読めないスリルある作品で映像化するにはピッタリの小説ですね、
本作は記憶喪失になった教授がフィレンツェの病院で目覚めるシーンから始まりますが今回の敵は”世界人口膨張”を危惧する天才研究者です。
天才研究者が世界を変える為に考え出した究極で最悪なシナリオに基づいて仕掛けられた遺伝子操作ウィルスを探し出す旅が始まる。イタリアの古都で走り回る教授とその仲間は毎度の展開ですが宮殿や教会・美術品等を素材としたストーリーにはいにしえの街やそこに住まう人々の息遣いが感じられ物語にぐいぐい引き込まれます。
4作品共に物語の流れは共通しており舞台も似通った感じなので飽きられる方もいらっしゃるかも知れませんが日本ではなかなか描けない(お目に掛からない)小説であり今後の作品も待ち遠しいです。
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フィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールを舞台に記憶を失ったラングドンが暴走した天才生化学者の思惑を止めるという内容。
ベースとなっているのは、ダンテの「神曲」。
疾走感や伏線、物語のひっくり返り方はとても良く出来ていて、久しぶりに先が楽しみな小説だった。
物語に出てくるアイテムや建物は、すごく現物を見てみたい気持ちになった。
オチから考えると作者は人口抑制に賛成なのかと思える。
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いきなりラングドンが記憶喪失というところから始まるシリーズ四作目。さくさくの展開で、トム・ハンクスが走る場面を想像しながら一気読み。ある問題へのマッド・サイエンティストの対応策がダン・ブラウンらしいです。フィレンツェの街が魅力的で旅に出たくなる。
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前の方は上巻のミスリードに対する言い訳のような記述に気が散ってしまい。
今までに比べてストレートで蘊蓄も楽しめる程度と思ってたのに。
ラストは誰が悪いのかもうわからない感じ。面白かったけど、スッキリはしない>_
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まさに「ザ・エンタメ」という感じで、ラングドンシリーズ第四弾、楽しませていただきました。
怒涛の展開、人口問題の提示、美術史・文化遺産の薀蓄等等・・・てんこ盛りです。
そして何よりこのシリーズを読むと、舞台となった街に行きたくなるのですよね。
今回も、フェレンツェ・ヴェネチア・イスタンブールを訪れたくなりました。
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暗号に次ぐ暗号は、やはり面白い。
"裏切り"はもはや様式美。
作中に出てきたダンテの教会、イタリア旅行で行ったわ~。しかも、知らないオッサンに案内されて。ベアトリーチェの墓には感動した。「え、この下にベアトリーチェがいるの!?」って。
なつかしい。読んでて興奮した。
でもね、最後のあれはどうなんだ。
このままトンデモの方向に進化して、がっかりシリーズにならないことを祈る。
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舞台はフィレンチェからヴェネチィアを経てイスタンブールに展開します。
ヴェネチィアは再訪したくなったし、イスタンブールも行ってみたくなるような「るるぶ」的要素も満載です。
ラングドンの007張りの活躍は鉄板ですし、美術、建築、小説、音楽という文化芸術の薀蓄もたっぷり盛られています。
すでに次回策が待ち遠しくなっていしまいました。