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【読者モニター】感想は発売日以降に改めて
→【感想追記】
物語の舞台である『三軒茶屋星座館』では、客の生まれた夜に見えていた星空をプラネタリウムに映して見せてくれるという。
映し出された星空をゆったりと見上げながら、ちょっと怪しげなマスターが星座のエピソードをユーモラスに紹介してくれる。
なんて素敵なお店なんだろう。
夜空を灯す星座にもそれぞの物語があるように、星座館を訪れる人々もまた個々の物語を胸の内に宿している。
人は誰しも人生の浮き沈みを肌で感じながら生きている。
自らの置かれた環境を自分自身で選べないとしても、そこに留まるか道を切り開いていくかどうかは、自分自身で選べるのだということをこの物語 は優しく教えてくれる。
家族、友人、仲間。星と星が線で結ばれ像を結ぶように、物語の中に生きる人々の間にも確かな絆が結ばれてゆく。
じんわりとした温もりを残してくれる物語でした。
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路地裏にひっそり佇むおんぼろビル。
その一角にバーを備えたプラネタリウムがある。
ある日そこに長年海外にいた弟が一人の少女を連れてやって来る。
終章の盛り上がりに5つ星つけたくなったが
星の話がやや冗長なのと
わざとらしい決め台詞が余計に感じて星4つ。
でもそれぞれのキャラは見事だし
まだ謎は残っているので
続編が出るのを心待ちにしたくなる
あったかい秀作。
【図書館・初読・1/8読了】
再読だと気付かないまま読了。
やはりキメ台詞は余計。
[再読·2020.9.19]
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う~ん、薄い。
テレビドラマ化・映画化を意識したような作風はいつも通りだけど、こうも薄いとちょっと……。
展開・キャラ・舞台がイイ感じで噛み合って相乗効果発揮してる作品では気にならない作風も今回ばかりは気になってしまった。
次回作に期待。
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床が抜けた雑居ビルにプラネタリウム兼バーを開く和真。突然娘を連れて弟がやって来た所から始まる人情もの
各話、お客さんの抱える問題に教訓っぽい星座の話が展開される。始めの方はチャラい話し方が親しみにくかったけど、後半 家族の暖かみが感じられる過程が徐々に良くなってきた。
12星座分の話でシリーズものになるんだろうか?
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三軒茶屋のプラネタリウムカフェを経営する和真のところにアメリカから弟が子連れで居候するという、ほのぼのしたストーリーで癒される…と思ったら後半からどんどん激しいドラマが展開していって読むのがやめられなくなりました。登場人物たちのキャラも良かったし、星座の神話を面白おかしく説明しているあたりも興味深かったです。
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斬新な語りのギリシャ神話が面白い!
神を身近に感じて親しみがわくし、神…ろくなもんじゃないなって思ったり、楽しく星座のお勉強が出来ました☆
こんなステキな場所があったら顧客になりたくてしょうがないお店やなぁ(ღˇ◡ˇ)
星座のお話しとリンクさせて、親子3人のお話しが進んでいく。
なんだかまだまだ謎が残ったままのコトもあるから、続編があるのかなぁ?って楽しみにしてる本( ´◡` )
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著者も本自体も知らず
完全なるジャケ買いをした書籍でした
正直こんな軽いタッチのストーリーだとは思わなかったなぁ
よい話でほっこりしたけれど、
苦手な星座の話も面白く読めたけど、
本好きの友達にプレゼントしようとして買った本だったので、贈るかどうかは迷うなぁ。。
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星座館を営む和真のもとに様々なトラブルが持ち込まれて、星座の神話をモチーフになんとなく解決していく様子は読んでいて面白い。星座の話も今風アレンジがわかりやすい。
和真自身にも過去のことを抱えている部分があり、それはだんだん明らかになったが、突然、娘・月子と一緒に帰ってきた弟・創真にはまだまだ隠していることがありそう。二人の抱えていることが明らかになったときに、二人の居候はまたもや和真から離れて行ってしまうのだろうか。二人のお父さんはどうなるのだろうか。
ジャケットとタイトルからもっとほんわかとしたお話なのかと思っていたけれど、思いのほか、何だかコメディタッチなのに、激しい?内容だったのかも。読んでいてだんだんと和真が月子の親という意識が沸いてきたように思う。まだまだ謎が残っているので、次巻があるのかな。
(今回、登録する際に検索したら2巻が8月に出るらしい。)
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星座のまつわる神話が、今風に説明されていてとても面白く読めた。
以前三茶に住んでいたので、情景がすぐに思い浮かんだ
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図書館本。ビルの中にあるバー兼プラネタリウムのお話し。星座のストーリーがくだけていて面白かった。全体のお話は、ほのぼのかなと思っているとハードな感じであったりと、一冊で何度も面白い本でした。
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すべてにおいて中途半端
主人公の過去も、弟のキャラクター作りも、子供の生まれたいきさつも。星座の話ありきで無理やり話をねじ込んだ感じ
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星座と物語の結びつけ、乱暴だが優しい主人公の独特の語り口がよかった。ただ話の展開は飛び飛びになってしまっている気がするし、高められていざ根幹部分へ、という勢いもどこか足りなかったように思う。暇つぶしに読むにはいいが、感動を求めるには(私にとっては)薄い本だ。
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面白かった~~!
★5こでいいかな
街中の雑居ビルにあるプラネタリウムバーに集まる人質のほっこり人情ギリシャ神話ストーリー
掛け合いもたのしいし
星座の話の語りがすごく面白い
聖おにいさんの漁師兄弟みたいな口調(笑)
もともとすきだったけどさらに星座とギリシャ神話がすきになった
こんなプラネタリウムあったら通いたい
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面白かった。ギリシャ神話も良かったし、ただどうしてだろう、和真のキャラが私には一貫性がないというか。
普段はへらへらっとしてて、後半実はっていう面が出てくるから二面性があるのは当然なんだけど、話し方のせいか、なんか違和感を感じてしまう。
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星が好きで、タイトルで借りました。神話の説明の表現に笑いました。現代だと、写メとって待ち受けにしようになるのね。