紙の本
かつての憧れの住まい
2020/07/19 16:39
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
公団と公社の違いなど、時代の流れが反映されています。高齢化していく団地を具現化したような、是清さんのキャラクターに味わいがありました。
紙の本
昭和の団地
2017/09/01 18:39
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく団地生活の説明に始まり 説明に終わっている感じがしました。ノスタルジーを共有できないと辛いかな。
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小説ではあるが、エッセイのような語りの文体で団地の生活を綴っている、言うなれば昭和30年代生活の小ネタ集。
小ネタ集と考えれば面白いのだが、近年の作品は『小説として』の出来不出来にバラつきが見られるようになって来たのがちょっと引っかかるなぁ……。
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物語ではなかったんだ。
団地の説明のような感じ。
むかーし、むかし社宅や公団住宅に住んだ経験があるので、なんとなく想像できる団地生活。
同じ形の建物がドンドンドンと大量に建っているところには住んだことがないので、それは人数が多いだけの別の特長があるんだろうけれど。
住まい方は懐かしいな。
平成生まれだとそれがわからない。
そう、そうなのか……。
時代を感じる。
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昭和のマンモス団地が今、リノベーションされて、復活されてきているが、当時の話と現在の団地の様子がよくわかる。
昔40年くらい前、いとこが住んでいた、多摩ニュータウンへ遊びに行ったことを思い出し、懐かしかった
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昭和の団地生活マニュアル。これを読んで「懐かしい」と感じる自分は、何処から見ても公団団地と同じぐらいの時代の遺物なのかな。
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同じ形態でかけない作品だからこそ面白かった。でも少々レポート的で退屈な文に時々意識散漫。でも新しい切り口に作者の意欲感じてこちらも頑張って読みました。
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この読了日も(以下略)。
長野作品も全て買っている訳ではなくて、気になるものだけなのですが、今回は久しぶりに気になったので購入。耳猫さんでサイン票付き。
以下はあまぞんさんの内容紹介↓
古い団地に移り住んだ青年がめぐりあう、なつかしくも奇妙な昭和の暮らし。誰もが団地生活にあこがれた“あの頃"が鮮やかによみがえる、著者初の団地小説!
です。
団地独特の文化の中で青年・安彦くんが暮らしていくあれこれ小説かと思いきや、いやそうともとれるのだけれど、どちらかというと安彦くんの環境を通して、独特の団地文化を1つずつご紹介と言う感じで、小説と言うよりはコラムっぽい。
それにしても団地って独特なのだろうとは思っていたけれど、想像以上に特殊な諸々があるんだなぁと素直に感心してしまった。ただ単に画一化された小さな居住施設で、個数が多い分人も多いからルールもあって…というような事だけではなく、住宅情報の記載表示から設備の作りからあらゆる部分が「アパートとマンションのあいのこ」なんかではなく、全く別個の「団地」というものなんだなと。
そういった意味では非常に興味深かったんですが、小説的にはようやく安彦くんの素性も見えて来た所で「あれ!?終わり!?」という感じだったので、もし万が一続きがあるとしたら、これは「コラムサイド」次作は「小説サイド」として安彦くんの物語も楽しみたいなぁと。
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築50年の団地に移り住んだ平成の青年・安彦くん。間取り2K、家賃3万8000円。いま、めぐりあう不思議な“昭和”。なつかしさいっぱい、謎いっぱい、著者初の団地小説!
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昭和の団地レポートのような小説である。本作、読者の年代によって、印象も感想もずいぶん違ってきそうである。まさに憧れの団地生活をした世代や少しでも昭和の匂いを知っている世代にとっては、つつましいながらもしあわせで懐かしい思いに浸れるだろう。だが、平成以降に生まれ、戦後の復興期などまったく知らない世代にとっては、ただの団地レポートでしかないだろう。評価が分かれる一冊であるとは思うが、わたし自身は昭和の真ん中生まれなので、コーダン&コーシャ団地で暮らしたことはないが、懐かしい空気を満喫できて愉しい一冊だった。
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昔、団地で暮らしていた者としては(当時はそこが団地だとは認識していなかったけれど)、懐かしかった。
主要登場人物の安彦くん。彼についてものすごく詳しく書かれているとか、彼にものすごく焦点を当てて書かれているとかではないのに(ほとんどは団地暮らしの説明)、なぜか安彦くんの雰囲気が好きだった。かろうじて昭和生まれの現代っ子のはずなのに、不思議な立ち位置というか。
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団地が遠くになって、マンションが主流になりつつある今、時代から取り残された住宅が、見直しされて来ている
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これは小説……なんですか?(´・ω・`)
安彦君とは一体なんだったのか……。
小説(?)部分から突然あとがき(?)部分に突入。バリアフリーすぎる。
面白くないわけでなく、読みづらいわけでなく、ただ「お、おう……?(( ゜C_゜;))」と戸惑う一冊。
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団地に住んだことはないけれど、小学生の頃に友人がいて毎日のように遊びに行っていたから、団地は熟知しているぞ(^^)dと思っていたのに、たくさんの驚きや発見があった!Σ(×_×;)!団地暮らしの紹介だけでなく、昭和の生活史としても楽しく読める♪
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平成生まれの安彦くん、職業レク・ワーカー。身長177センチ、片腕をのばせばもう少しで団地室内の天井に指先がとどくほどえ、鴨居に頭をぶつけるのに<ちょうどよい>高さだった。運がよければ火花が飛ぶかもしれない。そんな彼が、団地に引っ越してきてからの物語は、いつの間にか団地レポートへとシフトする。故に、ちょっと不思議な読み心地。
団地に住んだことはないため、脳内イメージとしてはカントリーロード風に再生してたのしんだ。のだけれど、安彦くんはいずこへ?
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これは小説ではありませんでした。昭和に建てられた団地のレポートというものでしょうか。
平成生まれの安彦くんという青年が、昭和30年代の団地に入居する。彼の祖母は団地に暮らしたことがあるし、ご近所の是清さんという80才の女性からも当時の様子を聞きます。そこに当時の時代背景や家族のかたち、昭和の懐かしいモノなどが紹介される話になっています。
ストーリーも特になくて、さいごに作者の取材の様子があとがきになっています。
団地に興味がある人はぜひ。そういう人にはおもしろいと思います。
わたしは子供の頃、いとこが2DKの団地の3階に家族4人で暮らしていて、古い一軒家だった自分は、団地がとても素敵に見えてうらやましかったことを思い出しました。