投稿元:
レビューを見る
掌から零れ落としてしまった過去の大切な物を等価交換で得られるというマヨヒガ。形のある物に限らず思い出も感覚も人の命すら交換できるという…
昭和初期の駄菓子屋、ポケットをいっぱい付けた服の少年の元へ辿り着ければ願いが叶う。
マヨヒガにまつわる短編集かと思いきや少しずつ繋がっている。「3」の柿の木の話とか良かった。
投稿元:
レビューを見る
あなたは、番大事なものを失ってしまったらどうしますか。
一番大切なものと引き換えに、「無くした大切なものを取り戻すことが唯一出来る方法」がある。
それが「マヨヒガ」・・・
誰にだって、せつなくも、どうしても取り戻したい思い出や命がある・・・
あり得ないけれど、大事なものが戻るなら・・・
魔法の世界に取り込まれたジーンとくる1冊でした!
投稿元:
レビューを見る
失くしたものを取り戻せるという不思議な場所を巡るホラー。ホラーだけれどあまり怖くはなく、ノスタルジックな雰囲気に溢れています。登場する異形の者たちもなんだかユーモラス。でもああはなりたくないかも……。
物のみならずなんでも取り戻せるのは魅力的だけれど、大切なものを取り戻すための代償が悩ましいところだなあ。そして不思議な少年マヨヒガの正体も気になるところ。あの服装の意味は、考えるだに切ないです。
投稿元:
レビューを見る
そこに行けば、懐かしいものが手に入る。
子供の頃手放したおもちゃだったり、人だったり。
続いているような、続いてないような話。
一体誰がどこの位置で、どういう関係なのか。
半分も読んで行けば、多少分かってきますが
最後の最後まで、繋がりが分かりません。
あの話は? というものが突如出てきたりで
頭が混乱してきて、戻ってみたり。
ラスト、服のポケットの多さの謎に
驚くべきか、呆然とするべきか。
少々気になるのは、うすっぺら系の人が
何を代価としたのか。
分かるような、分からないような。
投稿元:
レビューを見る
マヨヒガという少年に昔懐かしい駄菓子屋で出会うと、自分の大切なものとひきかえに、失くしたものを交換できる。そして物語がループしてる感がちょっとこわい。
投稿元:
レビューを見る
タイトルと駄菓子屋のイラストにひかれて借りてみました。
自分のなくしたものがなんでもおいてある店『マヨヒガ』。
「おやすくしとこ」ー少年が品に付ける値段は、同等の大切なもの。『マヨヒガ』という店を巡り、様々な人々の話が繋がっていくー。
うん、面白い。
2014/07/23
投稿元:
レビューを見る
ライターは金平の孫。
大輝はライターの息子。
つまり、大輝は金平の曾孫にあたるはず…
それなのに金平に「なに失くしたんだよ」と問われて「あんたの孫だよ。俺の息子。」
ライターは、自分自身を探しに来たって事…?
どなたかこの謎解きの答えを教えてください。