紙の本
題材は悪くないが、描き方が物足りない。
2015/09/14 09:46
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
食物調理を学ぶ専門学校の高校生をテーマに描いている。かなり軽い雰囲気の話。もう少し本格的かと思っていたので残念。主人公が、一人前のこともできないくせにえらそうな語り口で話を運ぶのも、読んでいてあまり快くなかった。
ただ、授業で生徒がアイディアを出し合いながら料理に取り組む場面にはなかなか楽しい部分もあった。
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読み始める前から、わくわくしており、結局一気読み。
でも期待が大きかった分、残念かな。
尻つぼみの印象がぬぐえない。
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2014/9/7
高校を卒業すれば、調理師の免許がもらえる食物調理科の調理師の卵のはなし。
多数決は30-0でないと、次に進まない。みんなが納得して進んでいくことって難しい。
この0は、妥協は一切ない。すごいことだと思う。
小梅先生愛の叱咤をされながら、食の深さ、仲間の大切さ、プロとしての意識をけいしたちは教わる。
社会人になっても、ここを卒業したひとたちは、このことがおおきなおおきな糧となっていくこと間違いない。
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県立新居山総合技術高校の食物調理科に通う米崎恵志。ショクチョウと呼ばれるこの科には30名の生徒が在籍。料理人の卵たちです。このクラスにはルールが一つあります。それは何を決めるにも30対0にすること。つまり、全員の意見が一致するまでとことん話し合うのです。食に対する熱い気持ちは皆同じ。無事に卒業して調理師免許は取れるのでしょうか?
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高校卒業と同時に調理師免許が取得できる高校の食物調理科、通称ショクチョウ生30人の生徒たちの奮闘。
学内で500円で販売するお弁当作り、
担任の小梅先生のお見舞いにみんなで考えた梅レシピ。
保護者試食会に卒展。
めまぐるしい毎日を生き生きと、怒られたり失敗も反省も多いけれど、料理人になるためにはそれも必要な過程であって、常に頭の中は料理のことでいっぱいな青春。
そういう学校って実在するんだね〜。
あんまり文章的には魅力ないけど。。。
なんか登場人物がまっすぐすぎて不自然だけど。。。
卒展の麻婆豆腐が食べたくなった〜)^o^(
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食を通じて、単に技術や知識を学ぶだけでなく常に相手の気持ちを考えながら、自分で考え工夫し、責任を取ることの大切さ、そして責任を持って働くことのきびしさを成長していく高校生の姿を通して教えてくれる本です。読み終わったら、料理がしてみたくなるかも
【加古川ウェルネスパーク図書館】
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そんなにひかれたわけではないけど、読んでみたらとてもよかった。これは、いい。でも、薦められる人いるかなぁ…。
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軽い青春という感じだけど、登場人物達の料理にかける熱い思いが伝わってきてとてもよい。料理を仕事にしたい若者にとてもおすすめ。
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県立新居山総合技術高校の食物調理科では、料理人のたまごたちが、料理に明け暮れる毎日を過ごしている。
3年7組の米崎恵志は、身長152センチの小柄な男子。
でも負けん気は人一倍だ。
3年の秋を迎えた恵志たち。
集団調理で先生方にお弁当を食べてもらう「営業」が目前だ。
当日の朝、恵志がいる6班は、食材の発注数を間違えていることに気づき、真っ青に。
あせって担任の小梅先生に打ち明けるが、思いもよらないポイントで怒られてしまう。
散々だった営業を終え、次のイベントに向けて気合いを入れる恵志たちのもとに、小梅先生入院の知らせが入る――。
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調理師免許が取れ、飲食業界に就職することになる食物調理科の高校生の群像劇、という程書き込んであるわけではなく、主人公の少年とその周りの数人を描いただけだし、起こる事件もさほど深刻でないためさらっと読める。
どぎついところもなく、みんないい子なので、鬱屈した子にはつまらないし、よく読める子にも物足りない。
あまり賢くないけれど素直な、年齢よりちょっと幼い子にオススメ。
大人にはつまらない。
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【2016/06/11読了】
いつでも100点満点を取ること。
もっともっとうまくできるとねばること。
食べる人の気持ちを大事にすること。
オリジナリティを追求すること。
それを心がけるのがショクチョウのプライド。
高校の食物調理科を舞台に展開される物語。
担任の小梅先生から放たれる言葉は、大人の胸にも突き刺さる。もっともっとうまくできる、と粘れているだろうか。
途中、すでに働いている先輩が出てきて、怒られることの貴重さを語る場面がある。プロの世界じゃ怒ってはもらえない。言われるうちが華、というのは本当だと思う。
ふりがなが多々振ってあり、最初は丁寧だと思ったが、ふりがながを必要とする年齢の人たちにぜひ読んでもらいたいと感じた。
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卒業すると調理師の免許が取れる高校の食物調理科の3年生の1年間。通称ショクチョウは30名中男子は9名、でも1クラスなので3年間同じメンバー。厳しい先生のもと、卒業に向かっていくショクチョウメンバーを描く。
高校で既に自分達の将来を具体的に考えている高校生たちの姿は、なかなか清々しい。
思っていた以上に良かった。
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特殊な学科に集まった、濃い連中の青春。
調理科という学科は、普通に興味深くもあるし、全体的にはコメディタッチで、読んでいて楽しい。
そして、一年間での彼らの成長ぶりが頼もしい。
梅干し対決のエピソードには、それが凝縮されている感じで、引き込まれる。レシピも実際作ってみたくなる。
そして、うどんエピソードには、ほろりとする。誰しも引きずっている記憶があり、ちょっとした切っ掛けが、次への一歩を開くのかもしれない。
読後はすっきり、ショクチョウ万歳!
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こういう特殊な学校の話は興味深かった!進路や手を抜かずに料理に向き合うことが書かれてて良かった。文章が中学生向けってかんじで、ちょっとだけ苦手でした。
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図書館でヤング向け棚に置かれていましたが、まさに中学高校生向けの本。おばさんも楽しく熱く読ませてもらいましたが。
議論を通しての熟考、学校で何を学ぶのか、将来の目標は?
やはり専門で何か1つのことを磨くというのはすごいことです。しかもこれ、実際の高校がモデルであるんですね。
チューハイはちゃんと20歳まで持ち越しやしね!
こどもが出来て未成年やのにお酒飲みたいって言い出したら、20歳の誕生日の美味しいフルコースとシャンパンという魅力をとくとくと聞かせたい。