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商品企画の基本について網羅的に解説されているが、それぞれの項目はそれほど詳しくない。
心理価格的価格手法について一通りの手法を羅列しているのは、価格戦略についての著書には、(ベタ過ぎて)意外となかったかも。
・端数価格(1000円でなく、998円に設定する)
・オケージョンプライス(高くても仕方がないと感じる場所で売る)
・キャプティブプライス(本体は安いが消耗品が高い。プリンターなど)
・抱き合わせ価格(ヒット商品と売れない商品を組み合わせて売る)
・定額制価格(定額にすることで月額の支払いを抑える)
・量に応じた細かな価格設定(ハーフサイズのような少量でも売る)
・長期割引、早割(将来の顧客を囲い込む)
なるべく価格を下げないために、
・一時的な価格定価とする
⇒?一時的な特別価格に見せる:期間限定、数量限定、地域限定、場所限定
?あなただけの特別価格に見せる:優良客向け、学生向け、チャネル限定、試験
・安値感の演出
⇒?参考価格を引き上げる:何と比較してもらうかで値頃感が変わる
?参考価格をわかりにくくする:サイズを変える、抱合せにする、店舗の棚を変える
?ラインナップに位置づける:高級品、中級品、低級品というラインナップの中で価格差を作る
参考文献もよさそうだった。