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紙の本
八幡神の歴史を詳細に解説
2019/02/13 15:41
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投稿者:多摩のおじさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今から20年以上も前に先日亡くなられた梅原 猛氏の「隠された十字架 法隆寺論で今までとは異なった古代史論や想像力溢れる
自由闊達な関 裕二氏の持論に出雲をはじめとする古代史に興味を持ち続けていますが、たまたま書店で本書が目にとまり、パラ
パラと頁を繰ると聖武天皇による749年の大仏礼拝に宇佐八幡宮からの八幡神が入京し、2002年の大仏開眼1250年の折にも慣行
されたとあり、そこからズルズルと引き込まれながら読ませて貰いました。
エピローグ(p.223)の「八幡神は、・・・日本の神仏習合の歴史にほかならなかった。」とあるように、八幡神の持つ時の権力者を惹きつけ
る魅力と反面には恐ろしさの両面を持ち合わした神であり仏であったことが少し理解できたように思え、宇佐八幡宮も石清水八幡宮にも
未だ参詣したこともないため、是非足を運び少しでも八幡神の歴史に触れられればと思っています。
ただ残念なのは、古代史の場合には、既出箇所の引用や繰り返しが多くなるため、理解する上でも巻末の索引、目次にも小見出しの
表記、さらに全体が俯瞰できるような八幡神に関する年表がないため、少し理解し難く、これらがあると助かりますね。
実際、索引や簡単な年表を起こしながら読み進みました・・・
また、日常用語でない語句~例えば惣摂や師資相承(p.194)、遺跡(ゆいせき)(p.202)等~は、読みや意味の表記も欲しいところです。
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