紙の本
谷内六郎とは違う世界
2016/05/02 21:05
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投稿者:聖 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安野光雅も自己のスタイルを確立した画家であることに異論はなかろう。津和野の風物にはどれもなつかしさがある。また、私の母の故郷である有田川流域のみかん畑の風景には涙がうかぶ。谷内六郎が千葉~神奈川の風景を多く残したのに対して、安野光雅は全国、また世界を舞台に描き込んでいる。どちらがよいわるいではなく、どちらがより自分の感性を投影しているのか、を大切に感じたい。
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図書館で、安野光雅(あんのみつまさ)氏の本が、沢山、新刊の棚横にあった。
先ず、手にした本が、「10人のゆかいなひっこし」だった。
とても、上手に書けていて、数を覚える子が居たら、こんな絵本が最適であり、ブルーナーのうさこちゃんの様な感じで、ひっこしの荷物などの移動なども面白く、描かれており、楽しい絵本で、子供と話ながら読める本だと思った。
次の日には、「壺の中」という絵本を手に取って読んでみた。
これも、凄い!
絵も繊細に書かれており、楽しくなった。
数を、教えて行くには、このような絵本があれば、楽しく覚えられるだろうし、絵が、とても綺麗で、目に浮かぶようであった。
この「歌の旅」は、知らない歌もあるけれど、知っていても、意味を知らなかったりしてた事に、気づかされる1冊である。
あとがきに 「歌の缶詰を開けて」が、書かれているが、先日85歳の方と、話をしていたら、毎日歌を歌うのだけど、ひ孫に、軍歌を歌ったら、笑われた、、、と聞いたが、やはり、この作者もこの時代の方なのに、絵を見ていると、そんな年の方とは、思われない。
なんか、ゆったりと、時の流れを感じさせる本である。
「旅の絵本」シリ―ズも、読んで、(見て)みたいと思った。
大人の絵本と言っていい本である。
津和野生まれで、津和野の事を作詞をされて、後にウィーン合唱団も歌ったと言う「津和野の風」を聞きたいと思った。
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デパートで開催されてる安野光雅展で買う。
知らない歌もあるし知ってるけど「へぇ~こんな詩だったんだ」と驚く歌もある。
子供って意味関係なく覚えてるんだよねww
安野さんの絵はやっぱり素敵