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みんなのレビュー28件

みんなの評価4.4

評価内訳

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27 件中 1 件~ 15 件を表示

2015/07/08 15:13

投稿元:ブクログ

バイオロギングという手法~鳥,マグロ・サメなどの魚類,クジラなど哺乳類は片道5千キロから1万キロの大移動をしている。鳥は中~高緯度の偏西風で東に飛び,低緯度の貿易風で西に飛ぶ。高緯度地方のオキアミなど大量発生で地球の南北を移動する。鳥は終わらない夏を享受できるが海の生き物は阪急内の南北移動だ。大洋を泳いで横断する猛者は体温の高いマグロ類とネズミザメ目のサメである。バイオロギング機器には①人工衛星に電波を飛ばしドップラー効果で測位するアルゴスシステム②鳥に使われる1年間の照度を記録し天測の原理を使ってアラク測位するジオロケータ③魚の追跡用で,設定した日に切り離され水面に浮かび人工衛星にデータを送るハイブリッドのポップアップタグがある。息をこらえて泳ぐ動物でホオジロザメ,エンペラーペンギン,シロナガスクジラが平均8kmで及ぶ。大きな体の動物ほど速く泳ぐ。ダイビング界の優はウェッデルアザラシは300~400を繰り返し潜っていて,1回20分ほど,最深は741m長さ67分。ゾウアザラシは1753m,マッコウクジラ(脳油を冷やしたり温めたりは外れらしい)は最深記録は2035mだが,外洋性のアカボウクジラ科はもっとだろうし,アカウミガメは10時間潜水する。アザラシは息を吐き出して,肺が潰れて容積が小さくなると重力に従って沈み,必死で浮かび上がってくる。インドガンは大きな肺や有酸素運動に特化した筋肉という体質で負担を小さくするコースとスピードで羽ばたいてヒマラヤを越え,ハチドリは小さな体と大きな心臓と胸筋を持ち花の蜜という糖分の塊を摂取することに特化。アホウドリは長い翼で多くの空気をゆっくり動かし,減速しながら舞い上がり,加速しながら舞い降りる振り子運動をする。羽ばたきは,翼の周りに前縁渦という特殊な渦を発生させている。アホウドリは46日間で地球を一周,ウェッデルアザラシは1時間近く息が止められ,クロマグロは太平洋の端から端まで横断し,グンカンドリは三日三晩着地することなくふわふわと舞い続ける~生態学に物理の考え方を導入した方が良いってことをペンギンから教えて貰った?? ま,いいや。著者は1978年生まれの国立極地研究所の助教。飛ぶ鳥の対空速度を測る方法を鵜の泳ぐ速度の研究失敗から学んだ。バイオロギングの明らかにした野生動物のダイナミックな動きを紹介し,その背景にあるメカニズムや進化的な意義を明らかにすることをペンギン物理学と勝手に名付けてしまおう。3章の扉写真に使われているワニの話ってなかったような…

2014/08/02 19:02

投稿元:ブクログ

各章で「ここまでの内容のまとめ」がある。研究の話と調査旅行の話などがうまく織りまざっていて,サイエンスライティングとしてうまいなあと。

2014/05/15 22:48

投稿元:ブクログ

バイオロギングを使った海洋生物や鳥類の生態、生理の研究を行っている研究者の本。
バイオロガーを生物個体に取り付けるという、技術の進歩により実現した比較的新しい分野の研究が、物理という道具を使い切り刻むことでさらに一歩前に進んで行く。それがさまざまな生物を例に出ていて面白い。その生物がまたマウスとかではなく極地にいる個体とというのがわくわく感を増大させる。
物理をしっかりものにしている科学者だからこそこのような実験モデルを組み立てられて、得られた貴重なデータから面白い発見ができるんだなと感心してしまった。
物理をもっと勉強しておくべきだったという気にさせられた。
実験現場でもある極地環境エピソードも面白くて笑ってしまう。

2014/08/31 22:34

投稿元:ブクログ

ペンギン、アザラシ、クジラ、ウミガメ、アホウドリなどの様々な生き物のバイオロギングでの研究結果が、分かりやすく書かれており、とても面白かったです。
物理の話も、簡単に書かれていて、私のような物理苦手な人間でも理解出来たし。バイオロギングの歴史も、楽しくて、分かり易かったです。
章の最後に、その章のまとめをしてくれるのも、良かったです。
そして、これからのバイオロギングの行方も楽しみになりました。

2016/04/06 22:17

投稿元:ブクログ

​観察の難しい水中の動物や渡り鳥の生態を、バイオロギングという、センサーを付けてログを残す手法で調べる話で、著者の具体的な経験、歴史、今後の展望などをまとめている。
取得したデータから、どの動物にも当てはまる法則を導くために物理を利用する。生物学なのに物理学を利用するのが興味深い。
ロシアの湖でのアザラシの調査で、潜り方のパターンが体脂肪の違いによることを発見し、逆に体脂肪を算出する方法を導き出したところが面白い。

2014/07/04 10:12

投稿元:ブクログ

バイオロギングという動物の活動を記録するという科学があることは知っていたが、その研究の話。失敗あり、喜びあり、苦労ありだが、仮説をたて、それを立証する過程もおもしろく語られている。NikeのFuelBandなどのライフログ機器もおなじバイオロギングだ。鳥が飛びながらも、運動量がすくない話がでてくるが、私も仕事しているふりをしてしる時間があることも明らかになってしまうのだろうか。

2014/10/03 00:51

投稿元:ブクログ

タイトルで予想したのとは違って、どっぷり動物たちの本。主役はバイオロギングという、動物の移動を調査する手法。マグロは時速80Km以上で泳ぐとよく言われるが(そういうサイトがいっぱいある)実際には平均で時速7km、瞬間的に出すスピードでも20-30kmがせいぜいだそうだ。もちろんその根拠にはバイオロギングによる科学的な計測結果があるわけで、大変説得力がある。マンボウが浮袋がないわけも興味深かった。
動物に計測器を取り付けてトレースするバイオロギングはいろいろ楽しいことを教えてくれそうだ。いずれ機器が小型化して、すずめとかセミとか野良猫とかにつけられるようになったらきっと楽しいだろう。

2014/10/20 19:03

投稿元:ブクログ

ペンギンそのもの、というよりバイオロギングについての本。渡り鳥の生態はどうやって調べるのか、世界で一番のろい魚は? アザラシ回収装置って何? と、バイオロギングを使って謎に満ちた生き物の生態を調べる方法についていろいろなエピソードを交えて面白く紹介してくれています。個人的に興味のある生き物ばかり登場して、バイオロギングの方法もとても興味深かったので、とても楽しく読めました。

2014/10/28 19:33

投稿元:ブクログ

最近はバイオロギングという手法で動物の行動を追うことができる。アホウドリが46日間で地球一周したり、アザラシが741メートル潜ったりとする生態がわかってきた。生き物ってすごいねと純粋に思った。機能美の集大成って感じだ。著者のユーモラスな文体が読みやすく、それでそれで?とどんどん話を聴きたくなるところがいい。中に生き物のイラストとかあったら、もっとわかりやすかったかも。そこがちょっと惜しい。

2014/05/30 11:01

投稿元:ブクログ

マッコウクジラは2000m以上潜るし、あほうどりは46日で地球を一周する。マグロは時速7km程度で泳ぐし、ゴロゴロしてそうなゾウアザラシは1年のうち10ヶ月は大海原を泳ぎまわってる。バイオロギングの手法でもたらされた動物たちの大変興味深い姿。と同時にバイオロギングの進歩そのものにも感心するところ大。面白かった!

2014/07/06 22:12

投稿元:ブクログ

おもしろかったです。
バイオロギングというわりと新しい研究分野の本です。
バイオロギングというのは野生の動物を捕獲して、センサーをつけ、回収したデータを生態学や物理学を使って分析し、動物が泳いだり、潜ったり、飛んだりしているときにどんなことが起こっているのかということを研究する分野だそうです。
とても読みやすく、すごく興味深い話や勉強になる話もたくさんあってよかったです!
淡水湖に住むバイカルアザラシの話が一番好きでした。

2014/09/23 21:33

投稿元:ブクログ

野生動物に小型カメラや記録計を取りつけて、得られたデータを分析することで動物の生態や行動を調査することを、バイオロギングというそうです。
本書の著者は、そのバイオロギングの手法でさまざまな動物の生態を明らかにしてきた、国立極地研究所の研究者です。
研究対象はバイカルアザラシ、アデリーペンギン、ニシオンデンザメ、ワタリアホウドリなどなど。
空の上や海の中…人間の目では追跡しきれなかった動物の行動が、データから浮かび上がってくる様子にわくわくしてしまいます。

面白かったのは、著者が初めて導入したタイマーによって自動で切り離される記録計についての話。
この仕組みによって、記録計を取りつけた動物を、再度捕獲して記録計を取り外す必要がなくなったのです。
…これだけだと、なんだか簡単な話のように聞こえてしまいますが、それが実現するまでには試行錯誤の繰り返しがあったのです。
アザラシから無事に切り離され、湖面に浮かんでいた記録計を無事回収できたときの喜びの大きさが伝わってきて、こちらまで嬉しくなりました。

著者にとっては本書が初めての書籍とのことですが、その文章の面白さに夢中になってしまいました。
「これめっちゃ楽しいんだよ!」とみんなに知ってもらいたい…という著者の想いが、バイオロギング門外漢が読んでもとても楽しい1冊を生み出したのだと思います。
次作も期待!

2014/07/09 21:43

投稿元:ブクログ

独創的な研究をされている科学者である著者のユーモアあふれる調査の記録。
動物の体の構造については、とても不思議に感じていたが、どれも理に適っているところが、ただ単純にすごいと思う。

2015/10/27 11:13

投稿元:ブクログ

★SIST読書マラソン2015推薦図書★
【所在・貸出状況を見る】
http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11400767

2015/08/22 05:11

投稿元:ブクログ

青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高校生の部)です。
研究者が、楽しんで研究しているようすが伝わってくる本。
動物に記録計をつけて、動物たちの行動を記録・調査をする手法をバイオロギングという。
バイオロギングから分かった、動物たちのスゴイ行動!を物理的な側面から解説してくれている。
物理苦手の僕でも、楽しんで読めました◎

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