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ストーリー仕立てはわかりやすい。あんまり絵は好みではないけども。倫理思考といっても、感情を交えないわけではない。相手の目線に立つことが大事。
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2015年9冊目「マンガでやさしくわかる論理思考」読了。
論理思考を論理っぽさを意識させずに上手に描いている一冊。特に論理語と感情語の話は参考になった。
---------(以下抜粋)---------
私たちが「ムカつく」「ウザい」など、何でも感情語だけで処理するようになったならば、それは論理語を喪失してしまった結果だと言えるでしょう。
論理の基本はたった三つの規則
・Aということを他者に伝えるためには、具体例を挙げたり、それを裏付けるエピソードを挙げたりと、Aを形を変えて繰り返します。これが「イコールの関係」です。
・Aを分かってもらうために、あえて反対のBを持ち出す場合があります。…これが「対立関係」なのです。
・Aを前提に、だからBになると、次の結論を導きます。このA→Bが「因果関係」です。
例えば、「仕事か結婚か」「進学か就職か」「文系か理系か」などです。この二者択一を迫られる場面の多くは、人生の岐路であり、それゆえ重要な決断をすることになるのです。その際、最大のポイントは、何を一番重要視するかを明らかにすることです。
電子化された文章は、すべて誰に読まれるか分からないことを前提にしなければなりません。
論理力も感性も、どちらも日本語の使い方と密接な関係があります。何でも「ムカつく」「ウザい」「ビミョー」といった言葉ですませている人は、自ずとそうした言葉遣いにふさわしい感性しか持つことができません。
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この本は僕にとってはかなりの良書です。
知らないことを知れたし、知りたいことを知ることのできた本です。しかも、分かりやすい。
論理思考は意識していたのであまり読む意味ないかなと調子に乗っていましたが、論理思考について知らないことが多く、本当に参考になりました。
この本の特徴は「論理は生活で実践できる」というのを示していることです。「論理」って聞いただけでちょっと構えてしまいますが、この本のお陰で身近になりましたし論理思考のためには何を意識すれば良いのかが分かりました。
最後に私が気になった言葉を載せておきます。
・論理とは人と人とはお互いにそう簡単には分かり合えないのだ、という他社意識を前提として、それでもお互いが分かり合えるように、大切なことがしっかりと相手に伝わるように、といった人類共通の願いなのです。(P241)
・物事は全て連続しているからこそ、その先を予想することができるのです。そうした思考力が、論理的な考え方なのです。(P103)
・論理の基本はたった3つの法則「イコールの関係」「因果関係」「対立関係」(P76)
・日本人は論理思考が苦手(P58)
・「自己主張」と「自分の言葉で伝える」ことの違い(P49)
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・因果関係
→だから
主張と具体例
例をあげる(体験、引用、具体例、比喩)
・逆説
→しかし
・理由付け
→なぜなら
・他者意識
・常に理由はある
物事には必ず原因があって結果がある
思考を停止するのではなう理由を考える
・”今”を理解して正しい方向を見極める。
その延長線上に”求める未来”がある
・万有引力の法則
「地上において質点(物体)が地球に引き寄せられるだけではなく、この宇宙においてはどこでも全ての質点(物体)は互いに gravitation(=引き寄せる作用、引力、重力)を及ぼしあっている」とする考え方
・悩むと考えるは違うよ!
・主張するには
必ず反対意見の主張が存在する
Aを主張するなら、必ず反対のBを意識しながら筋道を建てる必要がある
・対比
ビジネスの場合で相手の主張を否定すると問題ありなので、対比する。
・企画書は具体例
書類は不特定多数が対象。意見よりそれを裏付けるものがいかに充実しているかが重要。
たとえば・・・ある書籍販売の企画書
そのジャンルの過去の販売実績
どの読者層に焦点を絞るのか
マーケットの大きさ
なるべく正確なデータ(数字)を集める
・商談には体験と引用
・具体例になぜそれが具体例なのかの説明
・どのような順番で話せば相手が分かってくれるだろう
と絶えず意識して話す
・弁証法
互いの長所を生かし、短所を補うことができないかと考える
二者択一の前にアウフヘーベンが可能か考える
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読書記録です。
この本に星5つをつけたのは、マンガの登場人物たちの自由すぎる発言に大ウケしたからです。
いきなりケーキに顔突っ込むとか、逆上してるのにしっかりテイクアウトは忘れないとか、未来のお舅さんへの暴言とか(ちゃっかり受け入れられてるけど)…特に主人公の女の子の言動がおもしろかった。
地味に受けたのが、未来のだんな様が久しぶりに帰った実家での飼い犬の行動!みんな論理的思考で幸せになるけど、わんちゃんだけがちょっとだけ不幸だったかも。
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本屋で10分ほどで立ち読みしたもの。
出口さんといえば、大学受験や高校受験の国語の先生というイメージ。
本書でもどちらかというと、受験国語の乗り切り方みたいなところと話しが被っていて、昔を思い出した感じ。
おそらく論理思考と国語の読解問題ってあまり変わらないんだろうけど、出口さんの新しい一面が見れることはなかった。
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・「他者意識」とは、相手は理解しあえない人間だ」と思うこと。言葉にしなくても分かり合えるのは例外。
・自分の言いたいことをそのまま伝える「自己主張」に対し、自分の言いたいことを相手の立場や考え方を遠慮して理解してもらえるように伝えることが「自分の言葉で伝える」。自分の言いたいことだけを話したって相手には伝わらない。他者意識をもって理解してもらえるように伝えなくちゃいけない。
・ただ漠然と思い悩むことを「悩む」といい、物事を整理して判断することを「考える」という。悩むことと考えることとは違う。
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著者には僕も予備校時代に現代文でお世話になりました。
元祖カリスマ講師なんですよね。
その頃はよくわからなかったのですが著書では論理思考がよくわかるように構成されています。
僕もよく息子に論理的に話せと言いますが本当は相手に伝わるように考えて話せということなんですよね。
因果関係
イコールの関係
対立関係
この3点がわかればあとはどうやって伝えたら良いのか考えるだけです。
シンプルですが生きていくにあたってとても重要な論理が学べると思います。
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論議思考は、他者意識が基本。
他者のことを考えながら、自分の意見を述べる。
これって、アサーションですよね?
論理の基本三原則
イコールの関係:A イコール A' 具体例やエピソード
対立の関係:AとBを比較する
因果関係:AだからB A前提だからB結論
苦手な人とのコミュニケーションに使えるかな。と思って借りたけれど。。。
心の狭い読んだから、すぐに使えるかといえば、感情が前面に出てしまって無理。。
感情語:先天的で他者意識を必要としない(むかつく、ウザイ等。自分の意思や感情のみ)
論理語:外界を認識、整理した上で置き換えられた言語(後天的な学習、訓練によって得られる)
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『マンガでやさしくわかる論理思考』要約
論理とは、人と人とはお互いにそう簡単には分かり合えないのだ、という「他者意識」を前提として、それでも何とかお互いが分かり合えるように、大切なことがしっかりと相手に伝わるように、といった人類の願いなのです。
どうすれば他者である相手に伝わるか、それを意識した時に、論理思考が生まれ、論理的な話し方ができる。
◼︎論理の基本はたった三つの規則
・ 因果関係
・イコールの関係
・対立関係
◼︎「悩む」ことと、「考える」ことは違う。
「悩む」とはただ漠然と思い迷うこと。
「考える」とは物事を整理して判断すること
論理思考を用いて、自分の考えを整理して、適切に判断を下し、人に伝えることがビジネスにおいてもプライベートにおいても、とても重要になってくる。
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論理的思考とかかれてありますが、「論理的思考を使って人とうまくコミュニケーションをする方法」が学べる本でした。
論理的に考えるために必要なテクニックがイラスト付きでかかれてあるので、分かりやすかったです。
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難しい語彙や表現もなくマンガも非常にわかりやすかったが、この一冊で論理思考を隅から隅までわかるという内容ではない。
マンガに著者である出口さんが出てくる(しかもかなりのキーキャラクター)のは少しこそばゆい感じがした。
ひとつおもしろかったのは、日本人は島国であるから空気を読むような人種だということ。全く逆だと思っていた。
対して欧米人は多種多様な人種が集まるから、自分を理解してもらうために論理思考が自然と身についたなんて。ノリと気分で生きている人種だと思っていた。
人を理解して自分を理解してもらうためには論理思考が必要だと強く感じた。
論理思考は愛なのだ。
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論理思考をわかりやすく学べる良書でした。詳しい説明の前に漫画が盛り込まれているタイプの本です。
論理思考はイコールの関係、因果関係、対立の関係の3つがベースになっているとのこと。自然に論理的な会話ができるように普段から訓練していきたい。