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オリジナルの初版を既に保有しているじゃん、どんな展開になるか、もボロボロになるまで読んだんだから知ってるんでしょ、そんな耳が痛くなる指摘は、あえて聞こえないフリをしよう
だって、買っちゃうしかないでしょ、自分の中で「妖怪・悪魔系」のジャンルで殿堂入りしている、大好きをいくつ重ねても足りない、至高の漫画が完全版として刊行開始して、その上、書下ろしまであると来たら!! 実際、書下ろしのボリュームがハンパないです
このジャンルが好きな読み手全員が全員、最低でもベスト3には入れている、なんて軽はずみには断言できないけど、間違いなく、水木しげる先生、藤田和日郎先生と肩を並べられる、画力・ストーリー構成力・キャラや世界観の設定などの、漫画家としての腕力がずば抜けて高い漫画家で、確実に両先生に匹敵する数のファンを獲得しているハズ
ともかく、資料集めや取材をしっかりとしているのが、漫画から伝わってくるんです
創作活動ってのは、オリジナルの発想云々の前に、書きたいor描きたいテーマに関する綿密な調査をどれだけしたか、で善し悪しが決まる、と思い知らされました、この『足洗邸の住人たち。』を読ませてもらって
今一度、読み返してみて、どのキャラもカッコ良くて、愛着が湧きます。小悪党の大石ですら、どこか憎み切れないんですから、みなぎ先生のストーリーがどんだけ面白くて、読み手をワクワクさせるかが理解るってもんです
もう、ホント、【完全版】を出してくれてありがとうございます!! としか言いたくない
けど、帯についている応募券、これは一体、何? もの凄いモノが貰えるのか?
あぁ、もう、2巻が待ち遠しすぎて、私の方がろくろ首、もしくは飛頭蛮、はたまた、デュラハンになりそう