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シリーズ3作目。
連続殺人事件に連続爆破事件。いくつもの事案が複雑に絡み合って先が全く読めなかった。伏線かと思ったことが全然関係なかったり・・・塔子の動向にドキドキしながら読んだ。
厳しい状況に陥った時もあるけど、塔子が少しずつ成長しているのが感じられ、この先も楽しみ。
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シリーズの刊行順に読んでいない。2→4→今回の3作目である。スケールが今までの中では一番大きな作品。如月刑事と鷹野刑事のコンビだけでなく、11班のメンバーのキャラクターで読ませる。
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12月-9。3.5点。
殺人分析班、第3弾。
被害者を住宅の玄関の外、門の内に放置する殺人。
室内を、真っ赤なスプレーで塗りつぶす。
都内では、連続爆破事件が。
まあまあ面白い。主人公如月の成長も見れた。
次作も期待。
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警視庁殺人分析班シリーズ、3作目。
同時期に起こった連続猟奇殺人と連続爆弾テロ。これまでのシリーズと同様、捜査の中での分析の仕方が分かりやすく、2つの異質な事件が繋がっていく過程は興味深く読めた。ただ、犯人の動機はちょっと弱いというか、最後、独白による説明で終わってしまい、いまいち入って来なかったのは残念。でも、シリーズを通した塔子の成長物語としてはなかなか。周囲の先輩刑事たちのフォローも良く、力入りまくりの女性刑事像にも拘わらず、ウザさはほとんど無く、愛嬌が感じられて好感が持てる。今後が楽しみ。
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玄関先に死体があり、その家屋内はラッカースプレーで赤く染上げられている。そんな猟奇的な事件を追う内に、都内では連続爆破事件が起き始め、主人公たちも何者かに尾行されるが…。
本作品は、殺人分析班シリーズの三作目です。
前回程ではないけれど、今回も謎めいていて、更に都内で爆破事件が起こるという派手さもあります。
ただ、今回は主人公の成長物語という色が濃いような気がします。もちろん、それが悪いということではなくて、ミステリというより、刑事の成長を描いた警察小説…という感じなので、論理パズルが好きな方には、少々物足りないかもしれません。
また、ネタを割ってしまうのであまり言えませんけど、ある特定のことを知らないと犯人の目星をつけられないというのも、個人的には残念ですかね。小さな伏線めいた記述もあるけど、そこから発想させるのは相当難しいような気がします。
猟奇殺人と連続爆破。二つの事件が平行して動くので、当然警察内部での動きも慌ただしくなってきます。刑事部と公安部のやりとりを読んでいると、どうしても警察小説という感が強くなります。これはこれで面白いですけども。
そんなこんなで、ミステリ風味が薄い、なんて話し方をしてきましたけど、それは「殺人分析班」シリーズ、一味違います。猟奇殺人=心の闇、という都合で片付けられる話ではなく、そこには犯人のロジックがあります。玄関に放置された死体にしてもそう。
そういう意味では、これまでとは違う雰囲気のシリーズもの、ということで通して読んでいる方の期待は裏切らないんじゃないかな。たまにはこういう物語もいいでしょう?次回作にも期待します。
P.S.
物腰の柔らかいキャリア組もいるんだね。
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シリーズ三作目。
面白かった!点と点がつながって線になる、小さなポイントもすべてが事件解決へのキーとなる。とてもすっきりした解決だった。
塔子も上手く行ってばかりではない。成長する上での糧なんだ。鷹野とのコンビもいい。4作目も読もう。
ディスレクシアという症状があるのは知らなかった。少し犯人に同情してしまう。だからと言って許さされるわけではないけど。
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如月塔子シリーズ
スプレーで赤く染められた殺人現場、都内で起こる連続爆破
犯人が分かっちゃう位さらにストーリー展開ご雑になってしまい残念
キャラクターシリーズ的な所しか楽しみがなくなってきたので一旦休憩
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一気に読みました。信じていた人に裏切られると、色んな感情が湧いてくるのはわかる気がします。自分が同じ立場だったら…と考えると怖くなりました。
塔子と鷹野の関係も気になる所です。このシリーズ、全部読みたいと思います。
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シリーズ3作目。これも読み易くて面白かった。最後そう来たかって感じ。塔子が木村文乃で読んでしまうのだけど、ちょっと違うよなあとも感じてる。まあ、あまり重要ではないけど。
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第2弾より今回の第3弾の方が、面白かった!
ラストの展開はこちらまでハラハラして、どうなる事か⁉︎と思った(笑)
今回は刑事としての如月塔子、1人の人間としての如月塔子の葛藤する姿が描かれていて応援したくなった。
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ミステリーとして、うーんそれどうなの?
と思うところもあるけど、
全体として読んでいて面白いシリーズ。
バランスがとれていて、粗がないし
物語の展開や心理描写などが丁寧に書かれているので
つまづくところが少ない。
よくできている。
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201610/鷹野のスーパー推理が冴えまくる巻。事件や犯人側の背景とかはとてもいいんだけど、解決までが強引。でもシリーズものの醍醐味である、登場人物達の成長や愛着が味わえる。主人公のキャラ(はぐれないよう鷹野の服の裾をつかんでついてくとか…)に、萌えるかイラっとくるかで、評価がわかれそうではある笑。でも塔子が自分にまで言い訳してしまう等カッコ悪いとこもちゃんと書かれてて良い。上層部や科捜研、公安の面々のキャラも良い。
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シリーズ3作目。
可もなく不可もなく、まぁいつも通り。
全2作に比べると、 アクション、謎解き、殺人描写、
全てにおいて少しおとなし目。
面白くない訳ではないけど、
特別すごい面白かったー!!って、程でもない。
スリリングなシーンも特になく、
まぁ安心して読める警察小説って感じでしょうか(笑)
読む本ない時にいい感じデス(笑)
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真っ赤に彩られた殺害現場。
何のために犯人はわざわざ部屋を赤く染めあげたのか。
時をほぼ同じくして起きた爆破事件。
たまたま近くにいた塔子たちは、爆破事件の現場へと急行する。
心に強く刻まれた恐怖心は、心の奥底に根付き、やがては行動や思考を縛るようになる。
爆発に遭遇した塔子は、「自分を守ってくれるもの」 を同時に失い、平常心を保てなくなる。
どんなに強い人間でも、拠り所を失ってしまったらとたんに弱くなる。
それは犯人も同じだったのかもしれない。
信じていた存在、どんなに辛い状況でも手を差し伸べてくれるあたたかな存在。
それがすべて嘘だったとしたら…。
強い心も、きっと壊れていくときは一瞬なのだろう。
何も失うものがない人間ほど怖いものはない。
何故なら、自分の命すら失うことを怖れないのだから。
塔子が最後に語りかける言葉が犯人に届けば…と思う。
言いたいことを我慢したり、自分の中だけに抱え込んだりすると、必ずその歪みがどこかに出てくる。
罪は許されることではないけれど、せめて何故犯行に及んだかくらいは吐き出してしまったほうがいい。
人間として大切なものを失ったけれど、まだ取り戻すことのできるものはあるはずだから。
女性刑事が主人公の警察小説にありがちな、いわゆる出来るタイプではない塔子。
学生のような外見に、親しみやすい雰囲気。
それは、鷹野の言うように塔子の強みなのだろう。
警察官として事件に向き合っていく塔子は、 まっすぐで前向きだ。
悩んだり迷ったりしながらも、出来ることを精一杯やろうとする姿には共感できる。
残り4冊のシリーズを楽しみながら読みたい。
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警察ものとして及第点には達しているものの、特筆すべきポイントはあまり感じられない。
捜査の進展も都合が良すぎるし。。。