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「隠蔽捜査」と同じ作者とは思えない。設定の必然性が感じられない点が多すぎる。時間潰しに読むにもちょっと残念な作品。これを読むんだったらもっと他の作品を読むべきだった。
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評価は2.
内容(BOOKデーターベース)
歌舞伎町近くの路地にある診療所に銃で撃たれた中国人が運び込まれた。「犯人は、警官だ」外科医の犬養が治療を終えると、男は謎の言葉を残して消えた。そこへ元暴力団員の赤城が訪れた。摘出した銃弾の引き渡し要求をはねつけた犬養だが、さらに新宿署捜査四係の刑事・金森も銃弾を引き渡すよう要求。金森が事件現場で不審な行動を取っていたと赤城から聞いた犬養は彼に不信感を抱く。
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歌舞伎町路地裏の診療所。
凶弾を喰らい担ぎ込まれたチャイニーズマフィア。
輸血し中国マフィアの義兄弟になる医師。
中国マフィアに弾丸を放つ四課マル暴刑事。
マル暴刑事に親父を殺された元極道。
元極道に仇を託された堅気の医師。
小学生の息子を中国マフィアに託す医師。
歌舞伎町から最後の数ページ。舞台はグアムへ。
全くの堅気の医師が手にした武器はSIGザウァー9ミリオート。バキューンバキューン。
ポックリ刑事死亡。帰国。病床に伏せる極道と殺人を終えたお医者さん。ありがとう、今度飲もう。
ちゃんちゃん。めでたしめでたし...
ギャグか!東京の刑事にチャカとか言わせてるし、設定も無理があり過ぎて、ツッコミどころ満載。もはやコメディ青春小説か!
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事件のカラクリがはじめから読者にはわかっていて、それを捜査する刑事たちの動きや追われる犬養の心情が描写される構成なのですね。犬養自身が感じているであろう以後ごちの悪さというか、逡巡が読み手にも伝わってきます。
それにしても物語の鍵はグアムの中田さんですかね。犬養と青沼の関係も気になるところ。次作へつづく。