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みんなのレビュー15件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (5件)
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紙の本

かつてプロレスが好きだった人も。 一度もプロレスを見たことがない人も。 今の新日本プロレスは、面白い。抜群に。

2023/01/12 10:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

燃える闘魂アントニオ猪木。

イベントに彼が現れて「元気ですかーーーっ!!」と叫ぶだけで世界が一変する。

彼が引退して20年以上の時が過ぎた。
そして、昨年惜しまれつつ逝去された。

日本中で彼を知らない人はいない程の有名人だった。

彼が創立した新日本プロレス。


彼の引退後、21世紀初頭、長い長い冬の時代が続いた。

スター選手の相次ぐ離脱。

格闘技ブームの煽り。

そして、身内の暴露本。

閑古鳥の鳴く会場で、選手たちは戦い続けた。


著者は、1999年にデビュー。

立命館大学3年生の時に、入門テストに合格していたが、当時の現場監督長州力から大学を卒業するように命ぜられて、1年遅れて入門。

血のにじむような努力で修行に耐え抜き、デビュー。

華やかなファイトスタイルと裏腹に、オールドファンからはブーイングが浴びせられた。

若き日の「事件」のマイナスイメージもあった。

「チャらい」
「なめている」
「こんなのストロングスタイルではない」

誹謗中傷の嵐の中、彼は必死に腕を磨き、心と体を鍛え抜き、自ら営業の最前線に立って、ファンを獲得していく。

いつまでも、地上波ゴールデンタイムで放映された時代を懐かしがっていてはいけない。

やるべきことをやる。

できることならなんでもやる。

そして、会場にファンが戻り、熱が復活していく。


著者はあるとき創始者猪木に尋ねた。

「ストロングスタイルって何ですか?」

「あれはまわりが勝手に言い出したんだよ」

そして猪木は著者に問いかける。

「オマエら、オレが作ったパイをいつまで取り合っているんだ!」

「僕が新しいパイを持ってきます!」

猪木はにっこりと笑ったという。


老若男女が集うようになったプロレス会場。

だがまだまだだ、と著者は語る。

逆説的だが、地上波ゴールデンタイムでプロレスが放送されて、プロレスラーが国民的ヒーローになっていくことこそが、彼の目標だ。

かつてプロレスが好きだった人も。

一度もプロレスを見たことがない人も。

今の新日本プロレスは、面白い。抜群に。

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電子書籍

かつてプロレスが好きだった人も。 一度もプロレスを見たことがない人も。 今の新日本プロレスは、面白い。抜群に。 会場に足を運んで見よう!

2021/11/08 11:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

燃える闘魂アントニオ猪木。

イベントに彼が現れて「元気ですかーーーっ!!」と叫ぶだけで世界が一変する。

彼が引退して20年以上の時が過ぎた。

だが、闘魂は健在。

日本中で彼を知らない人はいない程の有名人だ。

彼が創立した新日本プロレス。

彼の引退後、21世紀初頭、長い長い冬の時代が続いた。

スター選手の相次ぐ離脱。

格闘技ブームの煽り。

そして、身内の暴露本。

閑古鳥の鳴く会場で、選手たちは戦い続けた。


著者は、1999年にデビュー。

立命館大学3年生の時に、入門テストに合格していたが、当時の現場監督長州力から大学を卒業するように命ぜられて、1年遅れて入門。

血のにじむような努力で修行に耐え抜き、デビュー。

華やかなファイトスタイルと裏腹に、オールドファンからはブーイングが浴びせられた。

若き日の「事件」のマイナスイメージもあった。

「チャらい」
「なめている」
「こんなのストロングスタイルではない」

誹謗中傷の嵐の中、彼は必死に腕を磨き、心と体を鍛え抜き、自ら営業の最前線に立って、ファンを獲得していく。

いつまでも、地上波ゴールデンタイムで放映された時代を懐かしがっていてはいけない。

やるべきことをやる。

できることならなんでもやる。

そして、会場にファンが戻り、熱が復活していく。


著者はあるとき創始者猪木に尋ねた。

「ストロングスタイルって何ですか?」

「あれはまわりが勝手に言い出したんだよ」

そして猪木は著者に問いかける。

「オマエら、オレが作ったパイをいつまで取り合っているんだ!」

「僕が新しいパイを持ってきます!」

猪木はにっこりと笑ったという。


老若男女が集うようになったプロレス会場。

だがまだまだだ、と著者は語る。

逆説的だが、地上波ゴールデンタイムでプロレスが放送されて、プロレスラーが国民的ヒーローになっていくことこそが、彼の目標だ。

かつてプロレスが好きだった人も。

一度もプロレスを見たことがない人も。

今の新日本プロレスは、面白い。抜群に。

会場に足を運んで見よう!

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