星降草子 夢みるゴシック日本編 （ＰＲＩＮＣＥＳＳ ＣＯＭＩＣＳ） みんなのレビュー

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投稿者：かしこん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

西洋を舞台に『それは常世のレクイエム～夢見るゴシック』という作品を本書に先駆けて一年半ほど前に出してますが、今回、あえて“日本編”と断る必要があったのか？
むしろ系譜としては『夢の碑』に連なる内容だと思うのだけれど、出版社が違うし時期も違うからなのか、シリーズ的な位置づけにした方が売れるという戦略なのでしょうか？

長年、木原敏江ファンをしておりますのでだいたいどういう話になるかは最初の何ページか読めばわかる感じになっているのですが、これは久々に王道の木原マンガ！
これ一冊できっちりまとまる完成度が素晴らしい（もっと続けてほしい気持ちはあるけれど）。　おまけに、わかっていても泣いてしまうよ・・・。

鎌倉・室町時代あたりを描くのがこの人にはやはり合っているのかも・・・あぁ、ものすごい満足感。　まだまだ描いていただきたいなぁ。（２０１４年５月読了）

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投稿者：K　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

木原先生の作品には泣かされてきました。木原先生の作品で泣いたのは久しぶりです。漫画の分野でも久しぶりです。
悲恋なんだろうな、と分かって読んでいたのに泣いてしまった。
木原先生の作品は悲恋でもどこか救いがあるのです。
良い話しだった、と。
他の漫画ではあんまりじゃないか！と孤独感にさいなまされたり（それはそれで納得するのですが。。）する作品も多くあるので。
なぜ木原先生の作品の悲恋はそうなのかじっくり検証していきたいです。アンジェリクしかり、どうしてなのか。
以前木原先生が、自分はこういう作品を描いて行きたいんだとコメントしていました。はっきり思い出せないのが悔しいです。コメントが分かれば検証があっているかはっきり確認できるのに！！

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投稿者：pope　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本編で準主役だった千速様が続編では主役に。
陰陽道とか好きな人にはオススメ。
どちらも切ない物語です。