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ARUKUさんが、ほんとに好きだ
2015/08/15 16:50
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投稿者:ニヒルなアヒル - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしてARUKUさんの作品は、こうも心に響くのか。
最初、絵が好みでないので、買うのどうしようかなと悩んでいたのが嘘のよう。
もし、そこで引っ掛かって買わない選択をしようとしている方には、是非、一度、読んでみて頂きたい作家さんです。
特に、この作品は、凹んでいる時に読んだので、一層、きました。
本当に素晴らしい作家さんです!
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求めあい、埋めあう二人
2018/08/15 11:13
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
超勝ち組高校生が心に秘める恋。
守りたい、その一番の方法は無視をすること。
生い立ちから人との関わりを拒否する高校生が、初めて自分から求める温もり。何としてもそれを守りたい、そのために取った行動が…。
ARUKUさんの作品はいつも切なく、苦しく、もどかしく。そして愛おしくなります。
サブカプがでしゃばりすぎず、しかしお話に効果を持たせ展開しています。
着地もハピエンで、これが愛の力が引き寄せる運命なんですね。
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本編とおまけのギャップ
2024/02/23 17:15
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投稿者:sice556 - この投稿者のレビュー一覧を見る
メインは、キリスト教系全寮制男子校でのお話
柾がなかなかメンタル強く、自分の道を歩いていく姿が良かったです
神父と校長の高校の時のお話&その後が非常に気になってます!
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ARUKUさんの世界は毎度凄いなぁ~どうして涙が出てしまうのか。
2020/06/06 23:10
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投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
ARUKUさんの世界は毎度凄いなぁ~どうして涙が出てしまうのか。
柾が好きになったのは初めて「好き」の感情を向けられたからの
刷り込みみたいな気がするけど、恋なんてそんなものかもしれない。
不良神父になってて笑った。
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こういう結末は好き
2021/06/17 16:27
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投稿者:美優羽 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうせこうなるんでしょ。と思っていても、そのお話の運び方を楽しみながら、期待しながらやはり最後まで読んでしまいます。そしてニヤリとしてしまうのがこの作者さんの作品の醍醐味ですかね。今回も黒髪美人の受けと、インテリタイプの攻めがもたらすお約束恋愛ストーリー。加えて登場人物達それぞれがこってりと心の闇を抱えております。でも、この作品の最後は楽しく終わっているので好きです。
紙の本
ARUKUさんの本領発揮作
2017/03/31 22:10
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カトリック系の全寮制男子校の中で、片想いから始まりゆっくり気持ちを紡いでキラキラと思ったら、まさかの悲劇が…。
受けの生い立ちと信仰に基づいた行動により攻めは助かるのですが、それが攻めを更に苦しめるという…。
攻めの血を吐くような独白に涙が止まりませんでした。
そして10年後。受けにいったい何があったの、という感じでびっくり。
面白かったです。
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ARUKUさんも繰り返し同じテーマで作品を描かれている人だ。持つ者と持たざる者の対比。どちらが幸福かを天秤にかけない。不幸を競わせたりもしない。
北条と柾、秘密の友達的に始まる物語。こういう秘密の友達って読むと未だに気持ちが十代に戻る。1対1だったらうまくいくのに、他の人間がいる前ではうまく喋れない感覚とか。だからか、未だに1対1以外の会話を信用しない癖があるしなぁ。秘密の友達的なBLは結構読んだが、個人的にハマるジャンル。
「思い出にできない」って凄い言葉だな…思い出に出来ないよ人は前へ進めないんだなぁ…自我を自覚したかのような柾の思春期到来の瞬間描写が素晴らしい。『ビター×スイート』のつっきーにも訪れていた描写だ。
北条の言う「群れの中で楽に生きていけないんだよ…」って、群れの中で自分殺して生きていけ、って事なんだよね。自分より大切な人間がいるだろうか。自分で自分を好きになってあげられないことほど悲しいことはないんじゃないだろうか。自分が好きであること、って実は難しいんだって。心理学勉強している自律神経失調症の同僚に言われて私は驚いた。人に好かれなくても私は自分好きだし、それが普通だと思っていた。逆に、自分で自分が好きでもないのになんでそんなに厚顔無恥でいられるんだ、って思ってた。孤独な子は「好き」って言ってもらわない限り人を好きになるのをセーブしちゃうんだよね。ただでさえ孤独なのに、今以上に孤独になる必要もないだろう、って合理的に物事考えちゃうんだよね。愛される事に慣れていない人間に愛を伝えるのは難しい。愛した方も証明するのが難しい。彼氏できた、彼女できたとは違う世界はあると思う。あると思う人間が読みたいのがBLと言うジャンルの強みだ。そう言う意味で私の心をがっつり掴んで離さないのがARUKUさんと言う作家さんだ。柾が神父になったのか、北条とのことがあって神様を信じる事が出来たからなんだなぁ…
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コミックスになるのを待っていました。
全寮制男子校が舞台の学園モノです。神父萌えもできて嬉しい1冊。
切なく痛みも伴いますが、でもキラキラと胸キュンもしっかりありました。
学園ヒエラルキーが招く苦しい恋物語。金持ちの子と貧乏な子の間にある深い溝が、純粋な気持ちを阻んでしまいます。
だからと言って恵まれた環境に生きる北条が満たされているかというとそうではないし、仲間はずれにされ独りぼっちのの柾が弱々しい可哀相な子かというとそうではなく、意外に強気。
このあたりの描き方がほんとにうまい。
一見ふつうの俺様×ツンですが、その中に愛とやさしさがちゃんと内包されていて胸にぐっとくるものがあります。
猫の話とか、万年筆とか思わず涙が…
相手を思いやる美しい気持ちが愛なんだなと。
北条も柾も相手を好きになることで精神的に成長して、身も心も結ばれるのですが、そんな二人に試練が訪れます。
自分だったらどうする?と、言われたような気持ちになりました。北条を一方的に責めることはできない気がします。母親はやっぱり母親でしたね。息子の気持ちを理解してくれていてほっとしました。
高校生cpにオーバーラップして未来を示唆するかのような、夏目と藍沢。こちらの話もすごくよかったです。最初の伏線からこうくるとは思わず、うるっとしてしまいました。
最後はえ~っ!!!てかんじでまた妄想で頭パーンです。
一体、柾に何があったんでしょうか。危険すぎるクールビューティ!
北条が操?を守って過ごしていた間に、柾には絶対色々あったとしか思えません…!
でも、柾も本心はタイトルどおりなのは確信。
こういうのを真のツンデレと言うんでしょうね。
カバー下も良い10年愛。
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カトリック系男子高での禁断の恋。場面が飛んだり、途中大人サイドを挟んできたりで、ちょっと読みにくかった。でも別れのシーンは泣けた…。それなのに、10年後の再会した後はあれでいいんだろうか…。
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「ほんとは好きだ 」がホントに好きだ(笑)。
しかし、タトゥーにピアス?!
謎だ!!
いったい何があったのだ!?という終わりに和みました。
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ARUKUさんを読むの2冊目かな?
今回のは甘い甘い~!
メイン8割、もう1組2割くらいのバランス。
個人的にはもっとえぐってもいいのよ、と思った
けどこれくらいのほうが読みやすくていいのかな。
なんで好きなのかの説得力がなかったけど、それからの
流れはとても丁寧だしステキだった。
ARUKUさん好きだなぁ~。
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泣いた………。切ないなー。切ない話ほんと上手すぎる。アルク先生のかわいそうな受が大好きだ。続きが読みたい。
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救いのある終わり方でよかった。生きている限り人は変われるし、関係は修復できる。
何度か意味を変えて登場する「ほんとは好きだ」の台詞が心に残ります。
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初めて読んだARUKU先生の作品。
印象的な画。何とも言えない独特の空気と切ない物語が、不思議なバランスを創り出していて一気に引き込まれてしまいました。
美しいです。ココロがささくれた時に。