紙の本
オレサマに振り回される人々。
2016/09/20 21:35
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
葉月先生の重厚レディコミ絵で濃いいBLです。
砂漠の国の皇子と就活に失敗したおバカバックパッカー。
新社長と前社長付秘書。
吸収した会社側の上司と吸収された側の社員。
公国の大公と日本のサラリーマン といったラインナップ。
スパダリともちょっと違う、超オレサマに無理矢理組み敷かれ振り回される普通の人々の、かなり可笑しなお話しが詰まってます。
紙の本
表紙と同じ
2015/12/23 13:49
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投稿者:桜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、絵がどうかと思いつつ見れば表紙と同じ絵でどうも受け付けず。
表題作は受けがおバカフリーターでお馬鹿すぎて苛立つ感じ。
その他もイラッとする感じですね。
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白抜きは気にならなかったよ(笑)自分的に葉月先生作品は言葉責めを楽しんでるから。
わ~今回も俺様攻めと流され受けな話でした。いつもより受けの美貌率高し?話はしっかり練られていたけど、頭が理解するのを拒んだため、流し読み。再読しよう…と。
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読んだなう(笑)。白抜き修正が目にまぶしい…雑誌掲載時はこれより見えていたんだろうか(笑)。いわゆるBLジャンルのアラブ系を葉月さんはどう描くのか、と思っていたら、ユーモア色強くて面白かったなぁ。BLファンタジーに頼らずに現代に持ってきているところが。刈られる受けのあほっぽさが何とも言えず可愛らしいよ…
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雑誌で読んだ時に、うっかり買ってしまうかも…と書いてたけど、うっかり買ってしまいました。そんなわけない、と思いながら、なぜかえろ波長がぴったりだったりします。
表題作はアラブものなのに、HQぽさは殆ど無しの辛口アダルトラブでした。
就活バトル惨敗で日本で不要人材だと思い知ったイマドキ青年保は、中東の地で「自分さがし」のバックパッカーをしていたところ、テロリストに拉致られてしまうおバカぶり。そんな窮地を助けてくれたのはアラブの王子、ハーデイ殿下でした。
イラッとするほど保はアホなんですが、読み進むうちに実は彼って幸せな日本人の典型ではないかと…
かわいいところやいいところも徐々に見えてくるのが不思議!?
とにかく、ものすごい強運の持ち主だったというオチでロマンティックに仕上がってるミラクル。
「秘書と社長の時間外取引」は誤解しまくり新社長×逃げまくり秘書。「傲慢上司と秘湯の夜」は会社合併によってやってきた年下傲慢課長と降格係長で、いずれもリーマンもの。両方ともシニカルな笑いがてんこ盛り。
キャラの台詞が面白すぎです。
御宿くま蝉のオヤジがとんでもない奴で大爆笑しちゃいました。女郎宿のあくどい女将みたいです~
「うろたえる金狼」の元ネタがちゃんとわかった自分が辛いです。これは例によってとってもブサイクなお子ちゃまが登場していて、身悶えました。掟破りで素晴らしいです。
いっぱい笑いながらも、ビターな味わいが大人の雰囲気で隅々まで楽しめました。
逆転人生、いいですね。印象的なセリフの数々に惚れました。
白抜き修正が興醒めだったのだけ残念。