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葉隠物語

葉隠物語 みんなのレビュー

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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.9

評価内訳

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  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

2014/06/04 18:59

投稿元:ブクログ

全1巻。
「武士道とは死ぬ事と見つけたり」で有名な葉隠を
葉隠を生んだ鍋島藩の歴史的エピソードとともに紹介した物語。

物語ではあるけれど、
解説書って印象の方が強かった。
頭書きに葉隠の一説を引用し、
それに関連したエピソードを紹介って形で
時系列にそって一話完結で進む。

葉隠を生んだ土壌の理解にはなるけど、
物語に引き込まれて血沸き肉踊る〜ではなかった。
個人的には。

なかなか「これは好き!」ってのに出会わんなあ。
安倍先生は。

2014/08/10 11:29

投稿元:ブクログ

一度挫折した本だったが、改めて読み始めるとするすると入ってきた。

鍋島藩の藩主となった三人、直茂、勝茂、光茂の生き方を追いながら、武士とは何かを問いかける一冊。

三人の異なった美点が、時代と共に上手く回ってゆく様も面白いが、光茂に仕えた常朝が何を考えて陣基に『葉隠』を編ませたかまで辿り着くと、ただの物語には収まらない唸りが生じると思う。

「武士道と云ふは、死ぬことと見つけたり」

然しながら、それは死ぬことを良しとする言葉ではない。

直茂は、「死にさえすれば面目が立つと思うのは、心得ちがいもはなはだしい」と、十八人の殉死に対して憤りを見せる。

時を経て、書庫の近くで火を出すという失態を犯し、沙汰を待つ前に自害してしまった五郎左衛門に対しても、「不覚悟」だと咎められる。

死ぬことへの「覚悟」とは、常日頃、「ありとあらゆる場面を想定し、いつ命が終わっても構わないと覚悟を定める」ことである。

しかし、だからこそ、「より良く生きる」ことへの思いも強固なものとなる。

死ぬことを前に、生きることを重んずる。

それを人を介して伝えられることの強さに敵わないと感じた。

改めて、新渡戸稲造の『武士道』を読み返したくなった。

2014/05/03 05:27

投稿元:ブクログ

葉隠を書いた山本常朝の一生涯。どんな立場であれ私心なく上司のためだけに行動するための心構えを書いている。現代人にも通用する。素晴らしい。

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