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電子書籍
お頭の弱いヒロインに好き嫌いが分かれます
2014/07/30 15:00
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
9歳の伯爵令嬢リリーが高熱から目覚めた時、自身が誘拐されていた事実を忘れ、犯人の物と思われる美しい金の懐中時計を手にしていた。
7年たってもリリーは懐中時計に執着し、兄のジークフリートは妹を異常な愛情と執着で世間を知らない兄には絶対従順な少女に育て上げていた。
そんな世間知らずのリリーを破産した両親がレオンハルトという資産家に売ってしまう。レオはリリーと懐中時計の事を知っているようで----。
兄の偏愛のせいでちょっとお頭の弱い子に育ってしまったヒロイン・リリーに全然共感できないけれど、先行きが哀れで(でもどうせハッピーエンドだけど)楽しかったです。
ソーニャ文庫さんの「歪んだ愛は美しい」ですが、この作品で一番歪んでたのはお兄ちゃんのジークフリートですね。妹への執着と、なにも出来ないくせに貴族としてのプライドだけ高いのが木っ端みじんに砕け散るところも見どころの一つでした。
ヒロイン・リリーとヒーロー・レオンハルトの7年たってもそれぞれに執着しているところも、執着系レーベルらしかったです。お話全体としてはちょっとくどかったですが…。
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