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毎回ですが、この作品は最後にえぇっ!と思う物が書いてありますね。
そこがまた続きが読みたくなるのですが。
悍ましいほど怖い訳でもなく、身震いするほど恐怖を感じるわけではないですが、読むのが止められなくなる作品の1つです。
早く続きが出てほしいものです!
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ネタバレというわけではないと思うけど一応。
単行本派だったので、文庫版が明日美子イラストであろうとも(むしろこのシリーズはやまねさん推奨派だけれども)ぐぐっと堪えていたのに、新刊が遂に文庫からの発売に…。
費用とかいろいろあるとは思うのだけれどどうしてもシリーズ物の判型装幀変更を受け入れ難いので新装版とか許せない派なのですけど…けど…初版明日美子コミックペーパー封入とか言われたら発売日の昼休みに一駅先の本屋まで行ってしまうじゃありませんか…っ(完敗)。
シリーズ一冊目が「その探偵、人にあらず」というサブタイトルであったように、このシリーズは角川ホラーで妖モノだけれど、そこはかとなく今は減りつつある王道本格ミステリの「雰囲気」を濃く宿している。
妖の伝説と事件が交錯し、誰が何故殺したのかを紐解き、探偵自身とその宿敵の隠された過去をシリーズを通して徐々に明らかにしていく。
ロジック的な本格ミステリというようなものはまだ出てきているけれど、叙情的且つ非日常的なあの感覚を味わえるものは最近ではなかなか遭遇しないので、こんなところでそれが味わえてしまうのは嬉しいような物悲しいような。
あえて贅沢を言うならば、榎田さんの文章力であれば叙情的な部分をもっと描き込んでくれるとぐぐぐっと惹かれると思う。軽妙な掛け合い等はとっても榎田節だし、物語の流れもとてもスムーズで読みやすいのだけれど、人魚にまつわる事柄や伊織と青目の対峙あたりは、もっと美しさや悲哀を見せてくれても良かった。薬指なんかむしろBL作家としての力量も活かすぐらいの勢いでも本筋に影響は全く無いと思うのは、その辺りに耐性がある人間だからなんでしょうか。でも大体ユウリ名義読んでる人も耐性あると思もご。
犬神も新キャラに加わったということで宜しいか。既に照ちゃんとか何だっけくらいの記憶だけど(すみません)。
最後にしっかり爆弾も落とされて、さて次の新刊はいつだろう。
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因果応報・勧善懲悪は嫌いではありませんので、「青目よ、よくやった」とは言えないものの、この結果にある程度納得です。猟奇的シリアス感と、妖琦庵ファミリーの和やかな食事風景、伊織センセと家令さんの妙に可笑しな舌戦のバランス取れた配置が絶妙で癖になります。次巻から“犬”は常駐でしょうか(笑)?そして最後に伊織センセの重大告白!本文とデジャヴった描き下ろしペーパーがまた最高でした。
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面白かった。おまけのペーパー読んで餅が食べたくなった。お餅大好き。脇坂頑張れ。最後読んでびっくり!そうだったのか!
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妖琦庵シリーズ第3弾。今回は「人魚」。
相変わらず読みやすい。まるで2時間もののサスペンスドラマを見ているよう。
数十年前の秘められた殺人に、人魚の肉を食べると不老不死になるという伝説、さらに永遠の若さを求めて若い娘の生き血を啜ったというエリザベート・バートリのエピソードが絡み合って禍々しさてんこ盛り。
お馴染みのメンバーに、弟子入り希望の「犬神」も加わってさらに賑やかに。今回は、芳彦さんの本気と脇坂君の活躍が見もの。恒例となってきた伊織&芳彦コンビの味覚論争がほのぼのしてて面白い。最後の最後で、伊織さんと青目の関係が明らかになり、また続きが気になる。
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たったかた~と読めちゃいまして、何だか食べ物の比重が多くなっている気もしないでもない。
今回は鱗田さんいっぱい出てきて良かったです。
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妖人 人魚
脇坂くんって天然なのかな?
本当は装ってる?
最後は男っぷりが出てます。
最後の最後に先生の爆弾発言が!!
BLかと思ったよ・・・・
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大きな事件なのに、どうしてもストーリー上にあるはずのそれが希薄過ぎた。キャラクターを立てるのは難しい。
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伊織のまさかの一言で終わった‼︎
続き気になる。。
そして今刊は中村明日美子さん書き下ろしペーパーが付いていてテンションが上がったので星四つ。
ちなみに夷を謎に長髪だと思い込んでいた私はペーパー二度見(笑)
でも脇坂は超‼︎イメージ通りでした\(^ω^)/
早く次刊出ないかなー‼︎
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人魚に間違われたため殺された少女。
そして、確実に人魚である女性が誘拐された。
妖人率が増えました(笑)
しかし最後の最後で、ようやくこの2人の関係が。
そうならば当然執着されるでしょうが
属性…あれ? とも。
どういう事なのでしょう??
今回いつも馬鹿と言われまくっている人が
活動しております。
ここまでの一連の流れでこれだと
ものすごくぐっとくるものが!
とはいえ、過去恋愛の台詞を聞くと
納得するものがあります。
女って、ものすごくわがままな生き物ですから…w
助かっても助からなくても、どうにかなるはず。
と思ってましたが、あの真打登場(?)の最後。
両方が現在進行形だったので、間に合うのかどうか。
むしろもう…!! というばくばくものでした。
そこまではそれほど緊張感もなかったですが
むしろ話としてどう転ぶのか…程度でしたが
そちらは駄目です。
ひぃぃぃという状態でしたので。
美への執着と個固執。
女って…怖い。
というのと対照的に、コーヒーショップにて
注文呪文が日本語になった時、ほっこりしましたw
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新キャラ来たねぇ。
彼はこのままレギュラー化するのかな?
家令とウスラバカ刑事を足して二で割って
口が悪いのを添えた感じだし、すでに主従関係も構築されつつあるから、トラブルメーカーとして活躍できるか。
妖人が絡んではいるけど、根本的には人の闇の部分が表面化して事件を起こしているから、似たような事は現実にありそうで
怖い。
その分、雑煮やおでんのやり取りは心底微笑ましくてほっとする。 ちなみに俺は雑煮は角餅でおでんは玉子推しかな。
前作のあの子とも、まだちゃんと繋がりがあるのでほっとした。 あの子も今後話に絡んできたりするのかな。
ウスラバカ刑事もちゃんと刑事として成長していたんだねぇw
伊織のドSっぷりも冴えわたっていたしよかったよかったw
ウロさんが今後あの家でご飯を食べる日が来るのか。
ウロさんもいつか食べれる日が来る事を切に願うw
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洗足伊織と青目の複雑な関係が顕になってくる。頼りなかった新米刑事脇坂も本人の意図するところとは少し違った形ではあるが、だんだん役に立つようになってこれからに期待できそう。
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シリーズ3作目。
人魚をめぐる事件ですが、根底には悲しくやるせない思いが潜んでいました。
不老不死、アンチエイジングは錬金術同様魔物です。
シリーズ通して、誰の視点で語られているのか謎のモノローグが織り交ぜられていて、推理心をそそられます。
本筋意外での今回の私的見どころは、やっぱり脇坂と夷のお見合いパーティ潜入捜査でしょうか。脇坂の女子力の高さと夷の読みの甘さに受けました…!
ここで新たに登場した甲籐にも注目です。最初はあまりの図々しさに何こいつ?と思っちゃったんですが、無神経で空気読まなくて図太いところはスゴイの一言ですw
でも、さすがに伊織さまにはかないません。彼は新たなメンバーになるんですね。
そして、脇坂が伊織にバカと言われながらも今回の事件を通して確実に刑事として成長していました。今後も楽しみです。伊織が脇坂にキツイのも彼を見込んでのことですよね…?
そして今回衝撃の事実が判明!…驚きました。
お雑煮とおでんの大人げない戦いも面白かったです。描き下ろしコミックペーパーではぜんざい抗争勃発www
ツボでした。
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『人魚』として登録されていた女性の誘拐事件。妖人『人魚』と、とある島に伝わる人魚伝説を巡る、過去と現在の事件。それらが交錯したとき…
今回は脇坂が少し活躍していて嬉しかったです。なんだかんだ伊織にも認められているようでよかった(笑)
脇坂君、甲藤に負けるなー!
青目の伊織への執着が恐ろしいです…。
青目の手引きがなければこんなに悲しい、やるせない事件は起こらなかったのに…と怒りがふつふつと沸いてきます。
青目と伊織との関係が明かされ、これからどう展開していくのでしょうか。
強く見えて、もろく危うい伊織…不安です。
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今回も面白かった。妖奇庵第3弾。
安心して「今回も面白い」と読めてうれしい限り。甲藤がうっとしいけど、新たなキャラとして定着するんだろうな。うーむ。