円谷プロ作品超兵器大研究 『マイティジャック』から『電光超人グリッドマン』まで みんなのレビュー

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投稿者：でんしゃずき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

このタイトルだけで本書の中身を判断するのは注意が必要。
「偏っている」のは，本書が「円谷プロに資料として残っている物の写真を収録した本」だからである。
よって，「登場メカを広く浅く扱ってはいない」。また，書名は「超兵器」とあるが，作品の製作・放送当時，実在していた兵器等に外見が酷似しているメカの資料写真も収録されている。
劇用車の写真が多い，という印象を受ける。模型工作，または１／１で再現したい，という方には，映像ソフトと合わせて良い資料になると思う。
また，円谷作品の裏話や，よく見ないと気が付かないような情報の記述もある。
表紙カバー折り返しによると，作者は，「作品自体」についても「一大図典の様なもの」の製作を希望しているという。それが実現したらいい，と思う。