紙の本
キルラキル信者のバイブル
2016/04/20 22:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:riolion - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、表紙がいい。そしてキツいけどムチャクチャおもしろい!という言葉がキャッチーである。内容も制作進行を中心に徹底的にアニメの現場の実態が描かれる。良いところも悪いところも分け隔てなく綴られる様子は読んでいて清々しいし、気持ちがよい。トリガーという会社に入りたいと思うほどだ。
投稿元:
レビューを見る
制作進行を知れば、アニメがわかる!
50年の歴史を積重ね、週に50本以上の作品が放送されるまでになった、世界一のアニメ大国日本。作品評価やビジネス的価値についての議論は数あれど、その制作工程について詳しく説明がされる機会はありません。本書は、アニメがどのようにして作られているかを、作品制作の全工程に関わる唯一の役職「制作進行」の視点からお伝えします。お届け元は、『キルラキル』、『リトルウィッチアカデミア』等を制作し、アニメファンの気持ちを鷲摑みにしている制作会社TRIGGER。事例に不足はありません。アニメを見るのはもちろん楽しいけど、作るのはもっともっともっと楽しい!(そしてしんどい!)
投稿元:
レビューを見る
制作進行の立場を通してのアニメ制作の現場の話。
第3章の人財育成の部分をはじめ、他の仕事にも通じる部分も。
投稿元:
レビューを見る
アニメ作成のプロセス的なものを知りたくて購入。そういう意味では満足の内容。
アニメのようなエンターテイメント、芸術のような"作品"制作といえど、大人数の人で作成するものであるのでそれを上手く回すための"プロセス"が重要になることは想像できる。実際読んでみると、一般企業の製品製造のプロセスと共通する部分は多い。そして旧態然とした「叩いて叩いて使い物になるようする」といった職人世界的育成方法にもちょっとした苦言を呈している。高度に複雑化した開発環境において、もっと効率的に新人を育て技術を引き継いでいかなければならない、これもあらゆる現場に共通する問題でしょう。
あと意外な事実としては、アフレコの段階でもリテイクが可能、ということ。
『キルラキル』を意識したフォントいじりが煩わしかったですが、アニメ制作の裏側のようなものに新たな視点を与える面白い本でした。
投稿元:
レビューを見る
自分の仕事の参考に。
知ってること、全然違う部分、参考になった点、いろいろ。
新しい新書らしいけど、ちょっと誤植が多いすかね。
投稿元:
レビューを見る
トリガーのアニメの面白さの秘訣を探るべく手を出した一冊。その一つに、優れた制作進行の仕事があると強調されている。精神論ではなく、制作の仕事内容がかなり具体的に伝わるように書いてあり、そのポジションを鮮明に想像できるのはもちろん、現在のアニメ制作現場の全体像を見渡すことができる内容になっている。これからアニメ業界に携わる人には、現実と向き合う上でとても有り難い一冊になるだろう。アニメファンにとっても、不鮮明であった業界の構図が少しイメージしやすくなるという点から、アニメを観賞する上でより深い理解を得ることが出来るのではないだろうか。にしても、制作進行って大変な仕事だなぁ・・・。仕事の分量、給料、拘束時間、人間関係のストレス・・・総合的に見て、当然、過酷な部類の仕事になるだろう。著者の言う、楽しさ・やりがいの方がぼんやりとしており、伝わり辛かった。これを読んだ上で目指せる気合がある人はすごいと思う。
投稿元:
レビューを見る
20141007
普段見ているアニメのop.edの文字まで気にして見るようになりました。絵を描くことだけがアニメじゃない!アニメ業界、キツそうだけど、それ以上に楽しそう!
投稿元:
レビューを見る
SHIROBAKOで珍しく?スポットライトを浴びている制作進行のお仕事の内容を書いた新書。いろいろ言わんとすることはわかるんだけど、結局どれも(制作進行に限らず)マネジメントをするような仕事なら当然培うべきスキルだよなあ、と読んでいて感じた。もっとアニメの制作進行の内輪話とか、スタジオで起こる具体的な内容とか独特な内容を語ってもらいたかった。
リトルウィッチアカデミアの制作資料をまんべんなく紹介してたのは割とよかった。
投稿元:
レビューを見る
アニメの制作進行の業務内容について説明する。帯にある「キツイ!しんどい!でも,ムチャクチャにおもしろい!!!」仕事であることがうかがえる。自分も勤務先で制作進行的な仕事(事務局業務)をしているので,親近感を覚えるし,参考になった。アニメを仕事にしなくとも,アニメ大国日本の住民であれば,とくに大学生等の就職活動をする人は手にとって損はない。
投稿元:
レビューを見る
アニメSHIROBAKOの副読本としての感想。
(自分も含めて)世間的に余り馴染みのない制作の仕事ぶりが解説されているので、きっとSHIROBAKOもより楽しめるはず。何やら色々な役職(ロール)の人がいて、取っ付きにくい印象があるしね。
マネジメント視点での感想。
新人教育に日報が有効という主張は、佐藤知一著「時間管理術」と同じで説得力がある。やっぱり日報って大事なのね。自分は書いたこと無いけど…。
投稿元:
レビューを見る
アニメ「キルラキル」の制作会社トリガーで制作進行を担当する桝本さんが書いた、制作進行のお仕事紹介とアニメ業界を目指す新人へのメッセージ集。アニメ業界を知らない人向けの本ではなく、アニメ業界を目指す人に向けた激励本。制作進行の仕事は細かいところまで並べて書いているけれど、易しい解説はない。
甘いことは書かれていないので、感想としては「制作進行って、ものすごく大変そう」。熱意とやる気と根性がないとできないし続かないと思う。薄給のようだし。
入ったばかりの新人に、アニメに関わってん十年という者々とやり合わせるなんて、その仕組み自体に無理はありません?制作進行は役割的に管理職に近いように見えるので、その仕事のエキスパートがなるべきでは?ベテランさんは制作進行に転換しないの?
「アニメ制作は、とても大変だけど楽しい」というメッセージが込められているが、職業として考えた時、薄給だけどやる気があればできるよって、それ、ブラックでは……。
アニメ1本を作成するのに膨大なお金と時間と人手とがかかるのに、毎週50本ものアニメが作られているなんて、狂気の沙汰だと思った。特に深夜アニメ。全てのアニメを追いかけられる視聴者はめったにいないと思うので、せめて本数を減らしませんか?
投稿元:
レビューを見る
監督やプロデューサーと違って、インタビューや対談などで取り上げられることが少ない制作進行の仕事に焦点を当てた1冊。裏方のイメージがある制作進行が具体的にどんな役割を果たしているのか、実際に「リトルウィッチアカデミア」というアニメを題材に紹介してくれます。ただ、制作進行の仕事を紹介する文章が本全体の半分近くを占めていて、後半では専門用語も頻繁に出てきます。そのため、アニメ業界やアニメの制作進行という役職に興味がないと中々ページが進まないかもしれないです。
投稿元:
レビューを見る
チームの一人一人が最高のパフォーマンスを発揮して最高のものを作る、そのためのお膳立てを整えるのが、まとめ役、本書で言うところの、製作進行の役割。クオリティの追求とスケジュールはトレードオフで、それはどの業界でも同じで悩ましいところ。動画との連携はコンピュータ系の本でもあれば喜ばれるのでは?
投稿元:
レビューを見る
アニメは業界本多いですよね。他だと門外不出のネタですが、多種多様出ているので何でもコンテンツにしてやろうという強い意思を感じます。
投稿元:
レビューを見る
アニメ制作進行の実務的な教本のような内容だけど、ほとんどポジティブなことしか書かれてない。まさにネットのいろんな情報で気が滅入っている制作進行志望者のための本という感じだ……