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作詞家、長寿番組の語り手として長く活躍した永六輔の死生観が反映された1冊。
ご両親や最愛の妻を看取っての思いにしんみりする。
墓石は作らず土に埋められ、土に還っていくのが生き物としては理想だと思える。
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対談集。
「あの永六輔も衰え、自分の語りだけでは1冊を編めなくなったか」とも言えるし、「さすが永六輔。衰えは人脈でカバーしてしまう」とも言えます。
老い、病み、語る力が衰えても、老いながら、病みながら、死ぬまで幸せに生きる姿を示そうとしているのだから、いいんです。これで。
「衰えても、幸せ」を伝えようとするこの本は、成功していると思います。
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褒めなきゃダメ。そういうとこが抜けているんだよ、日本の医療って。褒められたら頑張るもん 何もかもさらけ出すのではなくて、自分のことは自分でして、うまくいかなくても誰かのせいにしないみんな自分から魅力的な人間になろうとしていたと思う 「親をどう看取るか」ということが、その後の当人に響いてきます。看取り方が上手だと、死に方も上手になるからです どう死ぬかには生き方が表れる 「ゴミ出し日捨てに行かねば捨てられる」、なんていう川柳もあるくらいで 笑っているときには、痛みやつらさがやわらぎます 死に装束に手甲脚絆があるというのは、死は「旅」だからです
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中村八大流れで永さんに接近した。
星野源のおんがくこうろん(4)「中村八大」をみてのリアクションの一つ。