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面白い話かどうかは、ネタと構成で決まる。
ネタのポイントは、相手の共感が得られるものかどうか。多くのひとが経験したことのあるネタを選ぶのがよい。家族とか学校での話など。
構成のポイントは、フリとオチ。フリで結論を予測させ、その予測と矛盾するような結論でオチをつくる。人は意外なことやギャップに面白さを感じる。
そして、面白い話とは相手への思いやりの気持ちから生まれるということを忘れず。独りよがりではなく、相手に楽しんでもらえるように話す気持ちが大事。
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良かった点を二つ:
1. 面白い話の構造をわかりやすく,真似しやすく解説しているので,その技に習熟することで,個人的なエピソードからみんなが笑えるストーリーに展開することができるかもしれない。
2. 私は普段全くTVを見ずたまにDVDを借りてお笑いを見るくらいなので,どんな人が話が上手いのかという情報を得るきっかけになった。
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企画→構成→台本
おもしろく伝えるために必要な要素をチョイスする
チョイスした要素をより面白く伝えるために順序立てる
共感のピラミッド
家族>学校>食・住>恋愛・仕事>芸能
フリオチをつくる
フリ:聞き手に「この先、この話は当然こうなるんだろうな」という想定をさせる
オチ:その想定を裏切るような意外な結末を用意する
① ネズミ捕り方式
cf. 理容師さんにプリンスみたいにしてほしいと頼んだ→理容師さんがプリンスを皇太子と勘違いして七三分けになった
② 「なのに」方式
「なのに」を軸にして、その前(フリ)と後(オチ)で矛盾した内容を述べる
理容師さんにプリンスみたいにしてほしいと頼んだ(なのに)理容師さんがプリンスを皇太子と勘違いして七三分けになった
3ステップで面白い話をつくる
① 話したいことを見つける
②「なのに」方程式に当てはめる
③ フリ→オチの順に並べる
アバン法
「◯◯に話なんですけど」という前フリ 伏線になる
Qカット法
視聴者の関心をつなぎ止めるQカット
「あの人の話」法
クエスチョン法
一度問いかけられると「自分が答えなければいけないこと」だと認識して注意を向けるようになる
質問は聞き手を引き込む最上の手段
シンクロニシティ法
まったく接点がないと思っていた(なのに)意外な共通点でつながっていた
ギャップ法
普段は◯◯だと思っていた(なのに)実は△△だった
変則擬音語・擬態語法
愛の毒舌法
有吉のアダ名
ポジティブな特徴にマイナスの言葉を合わせている
たとえツッコミ法
共感のピラミッドを利用する
ひとり芝居法
適温下ネタ法
雑学プレゼント法
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・共感のピラミッド
家族→学校→食・住→恋愛・仕事→芸能(趣味も?)
の順にたくさんの人が共通して経験できる。つまり、共感しやすい。これって面白いよね?→そうだね、という共感が面白さの本質である。
・ネタを落ちとして、〇〇(フリ)なのに××(オチ)という流れを考える。
・ネタの見つけ方
【家族】
・父、母のちょっと変わった仕事
・父、母の変なクセ
・ご先祖が実は〇〇
・我が家の家宝
・我が家だけの変なルール
・我が家の節約術
・偶然見てしまった家族の〇〇
・家庭内で起きた大ゲンカ
・家族で初めて〇〇に行った
・家族の恥ずかしい一面
・家族に〇〇をして怒られた
・家族に知られて(見られて)焦ったこと
・家族に言われてショックだったこと
・久しぶりに実家に帰ったら××が○○になっていた
・祖父、祖母は、若い頃〇〇だった
・祖父、祖母の変な勘違い
・初めて彼、彼女が家に来たときのこと
・自分と兄弟姉妹の似ているところ
・結婚して知った、夫、妻の意外な一面
・夫、妻にずっと隠していたこと
・夫、妻にやめてほしいこと
・夫、妻に言われた忘れられない一言
・初めて子供が〇〇したときのこと
・初めて子供が発した言葉
・親失格だと思ったこと
・子供が原因で夫婦がもめたこと
・子供の意外な才能
【学校】
・授業(テスト、修学旅行)中に起きた事件
・変な先生(同級生、先輩、後輩)
・変な校則
・友達のあだ名の由来
・友達にした(された)イタズラ
・同級生(先輩、後輩、先生)との恋愛
・初めての告白
・先生から聞いて感動したこと
・先生に怒られたこと
・受験の思い出
・夏休みの思い出
・親、先生に隠れてした悪いこと
【食】
・すごくおいしい(まずい)店
・珍しい料理が食べられる店
・すごい大盛りを出す店
・偶然発見した〇〇の新しい食べ方
・すごい節約レシピ
・新発売の〇〇はこんな味
・余り物でこんな料理ができた
・〇〇地方で食べられている珍しい料理
・妻(夫)が作ってくれたひどい料理
・食べると体に良いもの(悪いもの)
・絶対に忘れられない食事
・死ぬ前に一度でいいから食べてみたいもの
【住】
・私が知っている(住んでいた)変な物件
・うちの部屋から○○が見える
・家を建てた(建て替えた)ときの事件
・引っ越しのときに起きた事件
・近所にある変わった家
・部屋を広く見せる方法
・きれいに収納する方法
・部屋の〇〇を××すると運気が上がる
・お得な物件を見つける方法
・ひとり暮らしで体験した怖い話
・変な隣人
【恋愛】
・初めての告白(デート、エッチ)の失敗
・恋人と友達の境界線
・〇〇だからもてない
・〇〇をしたらフラれた
・〇〇が原因で浮気がバレた
・彼氏、彼女の意外なフェチ
・こんなすごいエッチをした
・彼氏、彼女に言��れてショックだったひと言
・こんな変な人とつきあった
・メールでの失敗
・プロポーズでの失敗
・結婚式でのハプニング
【仕事】
・会社の変な上司(先輩、部下、同僚、社長)
・会社の変なルール
・会社の変な研修
・面接で聞かれた変な質問
・社名の由来
・絶対成功する仕事術
・社長、上司に怒られた大失敗
・社長、上司に言われた心に響く名言
・こんなひどい取引があった
・意外と稼げる副業
・お得な保険の入り方
・得する投資法
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トークにはフリとオチ
そして共感が必要という校正作家さんの本
なるほどねというあるある要素の詰まったものでした。
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相手が共感できる話題を話す→フリオチをつける
いつもなんともコメントしづらい私事を話してしまうので頑張らなくては……
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最初のほうの放送作家としての番組制作のノウハウ的な部分は面白かった。番組の面白さは①企画・②構成・③台本と語り、構成が最も大事というのはそのとおりなのだけれども、メディアという一方通行のコミュニケーションが大前提にある印象を受けた。会話というより講演会やプレゼンなど一対多向けの指南書にしたほうがよかったように思う。ブログを見て芸能ニュースにする手法の如く、中身も少々浅い。
フリオチやアバンなどお笑い好きの素人的な話ではなく、放送作家としての筆者ならではの味付けやテクニックなどを紹介してほしかった。
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フリオチという話の構成が重要なのがわかった。面白いと世間で評価されるものはフリオチがしっかりしている。フリオチがなくてうけるのは子供までだなと思った。
それ以外にも色々芸能人を例に、テクニック的なものを記述してあるが薄い。というかそれくらい普通にしてるから参考にならず。
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・おもしろい話とはなにか。
視野を広げて考えてみると、
興味深い話、感動した話、怖い話、泣ける話など「共感」にかかってる。
おもしろい話=共感。
つまり聞く人の共感が得られる話をチョイスする必要がある。
共感のランキング
1、家族
2、学校
3、食、住
4、恋愛、仕事
5、芸能
・フリオチ理論。
・シンクロニシティ法
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会話はふり→オチへ。
しかし、思考や仕込みは、オチ→ふりへ。また、矛盾するA・Bについて、AなのにBという意識を。AとBが関連性あるのに突拍子もない、そのさじ加減が決め手か。
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この人の話、ネタとして面白いものを持っているのに、なぜつまらなく聞こえるんだろう?
逆に、「すべらない話」としてテレビで見た話、思い返すとしょうもないネタだったのに、何であんなに笑ったんだろう?
話をつまらなくも面白くも変えるのは、ほんの些細なポイント、ということがよく分かる本!
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放送作家である著者が自身の番組を作る過程で使うテクニックを普段の会話に使えるように解説した一冊。
普段何気なく見てるテレビがどういう風に作られているのかということや有名人などがテレビで使うテクニックや番組を面白く見せる構成の重要性を読んでいて感じました。
フリオチや共感ピラミッドというものを駆使して自分でも話を面白く伝えコミュニケーションをより一層取れる方法も芸能人の方の実例などを通じて学ぶことができました。
相手を楽しませるという気持ちを持って本書に載っているテクニックを使うことによって好印象を与えることのできるように感じました。
そして、本書で学んだ話し方で人生が変わると感じた一冊でした。
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【概略】
同じような話をしているのに、「面白い・面白くない」の差がでるのは、何故だろう?そんな永遠の疑問を解消すべく、放送作家が話を面白くする技術を伝授!
キーワードは「共感」「フリオチ」「組み立て」だった!まずは基本的な方程式を覚え、世の中にあふれている面白い話を分解してみよう!これからは、あなたが「面白い」と呼ばれる番だ!
2019年01月18日 読了
【書評】
巷間あふれる類似の書籍、沢山出ているから、「断定」するには井の中の蛙かもしれないけど、「話を面白くする」を技術的な観点から考えるのは、もう、手元にある(ブクログに登録したものや、まだ未読のもの、既読したけどブクログ未登録のもの)書籍で十分かな。あとは事例研究の段階かも。
コピーライティングにせよ、ドラマの構築にせよ、行数や世界の広さ、そういった「縮尺」が異なるだけで、人が「おぉ」と感じるのは、基本的には同じなのかもしれない。あとは、その仕込みが知的なモノであったり、壮大なモノであったり・・・という技術的なことかも。
もちろん、こんなことを述べた途端「いや、本当に言いたいこと、伝えたいことを表現しているか?」とか「本気が伝わってくるか?」といった、別視点の意見も同時に出るのだけど、それはそもそも、こういった書籍で語るものじゃないからね。
さて、事例研究、そして、実験に実践・・・ここからが、難しい領域だ。
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面白い話をするためのノウハウ本。
共感、フリオチなど気にせずやっていたことが色々面白くするテクニックだったと再認識。
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▼「面白い人(と自分では思っている人)が、もっと面白くなる本。」
本書は「うたばん」などのテレビ番組の企画・構成を手掛けた放送作家である著者が、テレビ番組を作るノウハウを普段の話し方に活かした本です。「おもしろい=聞き手が共感できるもの」 という方程式に従って、どのような「構成」にすればおもしろい話になるのか、どのようなテーマが共感を得られやすいのか、そのテクニックを解き明かしてくれます。この本の内容自体がとても共感できるもので、一つ一つの説明も「なるほど」と腑に落ちるものばかりです!
▼関西人は説明ベタが多い?
私は関西出身なのですが、関西人って 結論が後回しになってしまう説明ベタの人が多い のではないでしょうか?(少なくとも私はそうです。)今まで自分の弱点と考えていたのですが、この本を読んで少し安心しました。
私が改めて気付かされたのは、「結論を後回しにする話し方は、おもしろい(=相手の興味を惹く)話をする上ではとっても重要な要素である」ということ。
「最近、不審者を見ませんでしたか?」と家を訪ねてきた警察官が実はその犯人だったという有名な都市伝説も、「知ってる?ニセ警官の話」と 最初に結論をバラしてしまうと途端につまらない話になってしまいます。
▼今以上に会話が盛り上がること間違いなし!
おもしろい話の構成が体系化された本書を読むことで、「関西人として誰からも教わることなく、無意識にどのような構成にすればおもしろい話になるのかを体得していたのだな」と実感し、「おもしろい話がおもしろい理由」を初めて知ることができました。
面白い人(と自分では思っている人)が、もっと面白くなる本です。この本を読めば、きっと 今以上に会話が盛り上がります!
▼最後に
「おもしろい話」を用意できたら、ランダムにトークテーマが表示されるiPhoneアプリ「topickr」でみんなと楽しく、会話ネタゲームで盛り上がりましょう!是非、ダウンロードして遊んでみてくださいネ!
https://id8.jp/topickr