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世界史を動かす日本、というタイトルに惹かれて、この本を購入してしまいました。今後5年間を迎えるために本当に知るべきこと、と書かれていて中身を読まずにはいれなくなりました。
2020年(東京五輪開催年)までに世界中で多くの出来事が発生する、また2045年を目処に人工知能の開発が行われて、人間を凌駕する、という「ターミネーター」の映画のようなことが書かれていて驚きました。
また、この本は明らかに日本賞賛本なのですが、その根拠が、日本語を操っている日本人が日本にいるから、といようなもので私にとっては寝耳に水に近いものがありました。
この内容がネットで流れている情報であればスルーしていたかもしれませんが、複数の目を通しているはずの本で書かれているので少々驚きました。
今回は衝撃を受けましたが、今後、この著者の別の本や、世界における日本の位置づけの変化について解説した本には興味を持ち続けていきたいと思いました。
但し、この本に書かれている「寒冷化→世界的なデフレ進行と日本でのインフレ」の最初の部分に起こる変化は私も興味をもってその是非を確かめたいと思います。
以下は気になったポイントです。
・2012.1に北極の磁場がマイナス極からプラス極へ反転、南極がプラス極のまま、その結果、赤道付近にマイナス極が発生し、太陽磁場が4重極磁場構造になった(p25)この太陽活動の異変がその向こう側に見え隠れするのは「気候寒冷化」である(p30)
・他の国がいずれもデフレになるなか、たった1つだけインフレになる国があればそこにマネーが殺到する、2013.11.12、ドイツ系を中心とした欧州系年金基金ファンドが大量の日本株買いを始めた(p41)
・気温が1度下がると人間の免疫機能は30-40%低下するので、寒くなればなるほど元気がなくなり、金融マーケットも不活性化する(p53)
・日本バブルは2016年くらいまで、その頃からインフレが止まらなくなり金融パニック、南海トラフ大地震、富士山噴火により、遷都が実現して京都へ、金融センターは大阪、政治的な意味での首都は東京の3都体制になる、禁じてとされてきた、常温核融合・元素転換の実用化も進む(p63)
・アメリカは欧州と共に、これから地球におきることをについて腹をくくっていた、デフレ縮小化になることを、だからインフレ拡大化を目指して、カネがカネを生む金融資本主義を築いた(p155)
・日本人は母音が特徴的な日本語を10歳までに習う事によって、言葉(日本語)と感情の情報を左脳(言語脳)で処理するようになる、欧米人たちは言語は左脳(言語脳)、感情は右脳(非言語脳)で処理している、この由来の違いが日本人とその文化の特徴を生み出している(p186)
・デフレ縮小化が進むアメリカでは、それでも自分たちが中心の世界を守ろうとして「人工知能(IBMの人工知能ワトソン)」の開発をする、それが早ければ2045年にはヒトの能力を超える危険性が出てきている(p213)
・第五世代コンピュータプロジェクト(人��知能)が失敗したのは、それに入れる知識が足りなかったから、その知識のキーワードは「ビック・データ」これはみんなが検索サイトで検索を続ける限り、大量かつリアルタイムに貯まっていく(p229)
2014年7月5日作成
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けっこう衝撃的な内容だった。でも難しい。頭のいい人が頭のいい人向けに書いたような。大学の授業として聞きたかった。
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2015/10/17:読了
・本のイラスト
撫子凛
ー撫子凛ー凛音Rinne URL=
http://nadeshicorin.com/about.html
・角田理論:角田忠信
https://ja.wikipedia.org/wiki/角田忠信
『日本人の脳』は日本人の特殊性を説明する日本人論の一つとしてマスコミに多く取り上げられたが、批判もある
・日本語
・検索サイト帝国主義
・アメリカの人工知能研究(ワトソン)