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幼い頃母がなくなったときに臨死体験をした大学生の青年。北海道で花屋さんのバイトをしていると聞き、父は激怒。母の死と自分の臨死体験、今の花屋さんに振りかかった事件のなぞを解き明かす。
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1作目よりはだいぶミステリ寄り。
そして1作目読んでると、ふふっとなるポイントがあります。
個人的には動画配信者の動機がちょっとなー。
主人公も前作と同様覇気のない無個性君というか、ノベルゲーの主人公のよう。
探偵役が前園さんという関係上、仕方がないのかな。
次があるとしたら図書館が舞台になったりするのかしら。
図書苑、出てきて欲しいな~。
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冒頭から引き込まれました。
深津さん、素晴らしい書き手さんです。
人を喜ばせるために行動した結果が悲しい現実を引き起こす事は凄く切ないです。
それでもそうやって生きていくしかないんだなと思います。
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丹下桜さんが薦めていたので。「今週読んで、おお、これおもしろいなぁと思った本」「怖くない謎解きモノ、ライトミステリ」
北大には、遺伝子発現から変化朝顔を扱っている研究室があったはずである。理学部ではなく農学部だったと思うが。トランスポゾンは、遺伝子の発現を阻害する仕組みだったと記憶する、動的に液胞の酸性度を変化させるような、新しいたんぱく質の発言は難しいだろう。別の手法が必要だ。
素人目線で夢のないことを考えながら読んだが、最後の花と人の関係は、おもしろいと思った。理学部的な生物の見方だと思う。前園さんの生物の見方はとても気に入った。
ミステリとしての解決は、前園さんが勝手にやって下さったので、納得はしたが、少し拍子抜けした。山下くんも助手としては良い活躍だったと思う。
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初めて読む作家。序盤は良かったが中盤あたりから失速。花屋を舞台にしたミステリーという事もあり、花の話が多い。しかし、それがずっと続くためかどうでもよくなってくる。人体の不思議的な話もあるがなんかなーと思ったり。文章はしっかりしているので構成とかをもう少し、見直してほしい気もする。
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特異なキャラの前園で活かされている話。臨死体験やら食中毒事件やらの花に纏わる事実が分かっていく。読後感は爽やか。
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花屋を舞台にしたライトミステリー。
特筆すべき個性は感じられないものの、ムラサキシャチホコと変化朝顔という進化の妙に触れただけでも読んだ甲斐があった。
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ご友人のキャスで紹介されていて気になってた本。
図書館から。
北海道が舞台の小説ということで、どのあたりだろうとなんとなく想像しながら読んでいた。
すすきの方面のマックならきっとあそこだろうか、と知っている場所が出てきて楽しめる。
事件の内容自体はちょっとご都合主義というかこうもうまく話が絡み合うだろうか……という感じもあったけれど、植物にまつわる事件は新しくて面白かった。
前園さんのキャラクターはとても良かった。
ウザキャラという枠だけれど、説明を聞いていても飽きが来ない。
最終章の前園さんの人と花の関係性に関する考察はとても共感できるものだった。
ただ、それまでの主人公から一変してとちゅうから前園さんが主人公の様になってしまったのがもったいないと思った。
少し気になったのは、ノンノの店長さんの北海道弁。
なんとなく違うような……。
最終的には沖縄方面的な話し方になってたのが気になった。
文章にすると北海道弁はそれらしく聞こえないのかもしれない。
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純平が幼い頃に臨死体験で見た風景と同じ動画があると、花工房ノンノのアルバイト仲間から聞く。その動画の正体とは?母の死の真相とは?気になって一気に読みました。結末は全てが繋がってすっきり。前園のキャラは始め、鬱陶しいと感じたが憎めないし、知識の多さに驚き。人はなぜ花を好きになるのか?その考察も興味深かった。
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花屋「ノンノ」で働く大学生の主人公は、幼い頃に臨死体験として、青から赤に色の変わる花畑とそこに佇む黄色い服の母を目にする、という記憶がある。直後に母が亡くなったことを知ったため、三途の川を渡りそうになった体験なんだと。
が、人に話すことのなかったその体験と似通った光景がネット動画として投稿されていた…
文章が丁寧なのが◎。
前園さんが登場してから、事件の解説云々に至る部分の「理論」で語るところが(必要なんだけど)若干かったるい
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結末は面白かったけれど、中の部分の話は面白くなかった。花の話が長すぎて花に興味ない人だったら退屈に感じるかもしれない。