紙の本
法則は当たっている？
2016/08/06 23:54
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投稿者：mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はコカ・コーラ社の元社長兼COO。
この本は２００９年に刊行された。つまり、リーマンショック後の本だ。
１０の法則とは何か？
リスクを取るのをやめる。
柔軟性をなくす。
部下を遠ざける。
自分は無謬だと考える。
反則すれすれのところで戦う。
考えるのに時間を使わない。
専門家と外部コンサルタントを全面的に信頼する。
官僚組織を愛する。
一貫性のないメッセージを送る。
将来を恐れる。
仕事への熱意、人生への情熱を失う。
最初と最後は深く同意する。
企業家の真摯なメッセージと私は受け止めた。
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法則１ リスクをとるのを止める
法則２ 柔軟性をなくす
法則３ 部下を遠ざける
法則４ 自分は無謬だと考える
法則５ 反則すれすれのところで戦う
法則６ 考えるのに時間を使わない
法則７ 専門家と外部コンサルタントを全面的に信用する
法則８ 官僚組織を愛する
法則９ 一貫性のないメッセージを送る
法則10 将来を怖れる
法則11 仕事への熱意、人生への熱意を失う
目次が法則になってます。これを見ただけで、読む必要ないくらい、シンプルでパワフルな法則の数々。法則１は、自分で仕事をしない、決断しないこともその現れだと思う。
法則６なんか、忙しいって言い訳、考えるのに忙しいのならよいんだけどね。法則７もありがち。法則11は論外。一緒にいたくはありません。
そしていま一番心に響くのは、法則３（どの法則もいちいち心に刺さる）。
翻訳もいい。山岡さんの訳は読みやすい。
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失敗してしまうことの多くが、
過信から生まれるものだと思う。
ただ過信していなくても、
取るべきリスクをとっても、
失敗するときは失敗する。
結局は状況を見極め、挑みその経験から学び続ける姿勢こそ真に成功する人間の姿なのではないだろうか。
と読み終えて考えました。
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会社がうまくいかない理由は経営者や社員の個人的資質にある。１０の法則が１つでも当てはまるなら、あなたの仕事は高確率で失敗だ。コカ・コーラの社長として１２年間にわたり全世界の事業展開を指揮し、数々の成功と名声を得てきた経営者が、６０年以上のビジネス経験から導き出した法則を伝授する。
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これまで「◎◎の成功の法則」といった成功に関しての書籍はいくつも読んだが失敗について法則というタイトルに興味を惹かれ読んだ。
著者は元コカ・コーラ社長ということで本書で触れられていた失敗の法則については自身の仕事を進める上での教訓として色々な示唆があった。
特に共感を感じたのは、
法則7 立ち止まって考える時間をとること
法則8 官僚組織化の懸念については常に「顧客を獲得し顧客に奉仕するのに役立つか？」という問いに答えねばならないこと
法則10 将来は明るいと楽観的な見方につよいねついを持つ
状況の三点については自分が仕事をしている中でも失敗に足を踏み入れるリスクを感じたのでこの本で得た気付きを活かして意識していきたい。
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【 #書籍紹介 】#BizHack
コカ・コーラ元社長 #ドナルド・R・キーオ 氏の本です。
新しい事は全くなく、むしろあたり前の事を事例を交えて書かれています。
失敗のメッセージが淡々と述べられており
「失敗から学ぶことは多い」
と考える1冊です。
#ビジネスで失敗する人の10の法則
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2020/12/26
