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自殺や死刑について詳しく知りたくなった。
直近で読んだ小説にも「カオル」が出て来た。
仕掛けに使いやすいナンバーワンかしら。ふむ。
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太田さんは好きな作家なんですが、これは私には全く合いませんでした。この手の話は書かなくてもいいのになあ~
もっと楽しい話にしようよ!
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ダメダメな主人公。
他の登場人物にも好感が持てない…。
なぜ薫さんが、そこまで…という疑問も残ります。
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初めて読む作家さんだけど、少し苦手なジャンルかなぁ
他も読んでみないと分からないけど、少し話が単調すぎて飽きてしまう
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謎の失踪を遂げた人権派弁護士の弟。その行方を探す兄と、やがて関わってくる「死の天使」事件を巡るミステリ。
とある部分の「仕掛け」は途中で読めたな、と思ったけれど。それでも驚愕の展開はまだありました。まさかこういうことになってしまうとは……!
犯罪者に罰を与えることの意味、生きることの意味など、考えさせられることが多いです。正しい答えはないのかもしれません。それでも、生きること自体が苦痛だなどとは思いたくないなあ。
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鬱状態の時はたいてい読書なんかできないのだが、これはタイトルといい、作中に出てくる重要なキーワードである「自殺」といい、ネガティブな私の心理状態に妙にリンクして、ハイペースで読めた。
でも、ラストは前向き。そのへんも、私に似てるのかも。
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かなり評価が難しい作品。
ネガティブ過ぎて暗くなる。犯罪の裏側から視観した作品を試行してみたのだろうが、答えのでない袋小路にはまり込んだようだ。
事件を加害者と被害者の立場だけで捉えようとすると、平行線の押し問答に成りかねない。難しい問題小説と謂える。
作家の力量で文学的センスが問われるだろうが、この書だけではなんとも判断しかねる。素直に余り面白くはなかった。
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【社会派&サプライズ・ミステリーの傑作】週刊誌記者に担ぎ出され、失踪した弁護士の弟を捜す売れない作家・鈴島陽一。人権派の弟が弁護を担当していた「死の天使」事件とは?
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この著者の作品は、
落ち着いた悲しみというか、
静かな寂しさが漂う雰囲気が好きなのだが、
今回の作品はちょっと暗い。
最後は一応、前向きな内容で終わっているが、
ひとり明るい雑誌記者が嫌な感じなせいか、
自殺の問題に性同一障害まで盛り込みすぎなせいか。
もう少し救いがほしかった。
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売れない小説家の鈴島陽一。父親が癌で死んだ。しかし、仕事はなく、金がない。葬儀代すら払えず、父親の遺産で支払おうとしても、相続人全ての必要書類が無ければおろせないと無碍に断られる。仕方なく、葬式にも顔を出さなかった弟を探し出すことにする。優秀だった弟。今は、人権派弁護士として殺人犯の弁護ばかりしている、弟。現在も卑劣な殺人事件の弁護をしているはずの弟は、しかしある時から行方不明になっていた。
自殺と、自殺教唆。虚無と緩やかな絶望について。ミステリというか、なんかぼんやりした印象。ちょっと話が散らかってしまったかなあ。
生きていくことがただ辛い、死こそが救い。人形と智恵の存在が浮いてて、結局偶然人の手に渡ったってだけなのか。全体的にカルト感が強くて、なんか洗脳されそうだったわ……。弟もあの正義感はなんか怖い。ラストの方のも、変わらない正義感を表してて、芯のところは変わってないなイイハナシダナーってまとめようとしたのかもだけど、いやいやちょっと怖いわ。
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太田忠司作品初読み。
自殺は良いことか?、それとも悪いことか?という問題提起なのか?
積極的に勧めはしないが、個人的には周りの人間の誰にも何の迷惑もかからないなら個人の自由なんじゃないかなとは思うが。。。
生きてることが無条件で楽しい人なんて殆どいないだろうしなあ。
人形の作者については早い段階で予想つくよなあ。
堀のしぶとさが解決に導いたのかなあ(解決したのか判断に迷うが…)
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あらすじ
今は落ち目の作家、陽一。父親の葬儀代が払えず、父親の預金を下ろすために、弟薫の印鑑が必要だ。弁護士の薫は、近所の一家を殺害した男の無罪を主張していることで世間から注目されている。しかし、ここ最近誰とも連絡が取れていない。週刊誌の記者と一緒に足取りを追うが、薫は他の弁護も引き受けていた。自殺を思いとどまるためのホットラインの相談員、嶌嵜律子。彼女は相談者と個人的に連絡を取りながら自殺のお膳立てをし、唆した疑いがあった。
弟薫が実は性転換手術を受けて、今は女性になっていた、というラストはありがちだとは思った。最初は一家殺害の男性に関係するかと思いきや、嶌嵜という新たな罪人も出てきて一貫していない。でもなんかこの作者の作品って読みやすいんだよなー。つまらなすぎてもう二度と読むまいと思ったことないんだよなー。今回は主人公陽一に妙に共感できたんだよなー。今後も読む。