紙の本
オバサン刑事もの
2018/12/20 12:06
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドンナビアンカを読む為に前編となる本作を読了。
刑事物の短編集で読みやすい。
刑事物には珍しい、若くて美しいってわけでもなさそうな女性刑事が主役(笑)
しかも扱う事件も様々。
一話完結型なので、電車などの移動時間には読みやすいし、軽すぎる訳でも重すぎる訳でもなくいい感じ。
ただ、嫌いなキャラがいない代わりに、感情移入できるキャラも残念ながらいなかったので、そこが残念。だけど面白かったし続編は読みます!
紙の本
棲み分け
2021/05/03 10:21
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
殺人事件は姫川、それ以外の事件は魚住って棲み分けをしようとしてるわけだ。
姫川モノよりは、こっちのほうがいいかな。
ただ、金本はうざったい。
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「ドルチェ」という言葉の意味も知らないまま、本の帯には「ストロベリーナイト」著者の新シリーズ!とあったものだから、やっぱそっち傾向の主人公を期待して購入したんですが・・・
元捜査一課の女刑事が一課復帰を拒み、所轄を生きる、新・警察小説集第1弾、とありました。
で、「ドルチェ」というのはイタリア語で、「甘い」とか「優しい」の意味だそうな。
誉田さんの小説に出てくる登場人物としては、主人公の名前からして少し地味すぎたの感。
ちなみに主人公の名前「久江」というのは、自分の母親と自分の妹の名前を足して2で割ったような名前なので、(全く個人的感想ですが)尚更でした。
(2014/11/13)
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軽い凶悪でない警察小説。
どの事件もただの殺人とかじゃないところがいい。
人が人を大切に思うところから発生する事件などがメイン。
続きが気になるなぁ!
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禍々しい事件が起こって、暴力シーンも在ってというのではない、好い意味で「普通」な、「とある街の警察署で、事件と関係者を見詰める、或る女性刑事の物語」という「リアル!!」な感じだ…
本の題にもなっている『ドルチェ』は「6つの短篇」の中の1つの題でもある。事件関係者の女子大生が所属するサークルの名として使われるのだが…イタリア語で「甘い」という意味と「優しい」という意味が在るそうだ…作中の事件関係者の何人かは「優し過ぎた故に事件へ…」という印象も残している…そういう辺りが「読後の余韻」となるような気もする…
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あらすじを読んでも惹かれるモノはなかったけど、タイトルと同名のお店の帰り道だったので、これも何かの縁と思い、正直あまり期待せず手にとりました。
が、予想はまんまと裏切られて、続編があると知って喜んでます。
短編なので、クライマックスがあったり、続きが気になったり、というのはないけれど、なかなか味わい深い一冊でした。
10も年下の男性に好意?を持たれる主人公がちょっと羨ましい。
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20140824普通のストーリー。
姫川シリーズとかぶる?
たいしたストーリーもなくただ無難なだけ。
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感想はブログでどうぞ
http://takotakora.at.webry.info/201407/article_8.html
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グロくない、刑事小説。
最近、エブに潜伏してばかりで、恋愛脳になっていたので、リハビリがわりに読んでみたら、サクサクいけて読了後も重くなかったです。
次作、期待してます。
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結構良かった。刑事ものというと何かと捜査一課がフィーチャーされがちだけど、事件ってそれだけじゃないんだろうな。強行犯係、魚住久江の事件解決方法が結構イイ。かっこいいとは言い難いけど、こんな人の気持ちが分かる刑事さんがいても良いのでは。身近にいる刑事さんって感じ。
ほかの方も書かれてるとおり、姫川玲子シリーズに比べると派手さはないし、短編集なのでちょっとあっさりしてるけど、これはこれで好き。
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しみじみ面白かった。
誉田さんらしくもありらしくもなく、って感じの短編集。
主人公の魚住久江は姫川玲子とも東警部補ともまったく違うタイプの刑事。捜査一課への誘いを断り所轄で日々起こる事件に関わることを望んだ刑事。自ら寂しさを抱えながら事件の被害者や加害者に優しさをもって関われる刑事。なんて魅力的なんだろう。
エピソード自体は誉田さんの刑事ものとしては珍しくバイオレンスもエロもグロもなく、割と小ぶりで地味な事件しか起こらない。その一つ一つに丁寧に対応する魚住久江。淡々と短編が続く中、最後の作品のラストがなかなか泣ける。これはやっぱり誉田さんすげーわ。
魚住久江シリーズ、続編は長編らしいので、楽しみ。
と、ここでドルチェでググってみたらテレビドラマになってたんだ!しかも監督は大谷健太郎さん!めっちゃ観たい!
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他の作品に比べれば、凶悪犯罪が出てくるわけでも顔をしかめたくなる殺され方をするわけでもない。
でも、すごくいい感じ。
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面白かったけど、短編集ってこともあり、グイグイ引き込まれるような事はない。刑事物だけど、殺人ものではないし、気軽に読める感じの本。
続編が長編のようなので読んで見ようかと思う。
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警視庁練馬署強行犯係の40代女性刑事、魚住久江が主人公のシリーズ第一作。
誉田さんで女性刑事と言えば、やはり姫川シリーズですね。
シリーズとしてどう書き分けているんだろう?と思いながら読んでみたけど、
まさに魚住と姫川の人柄の差がそのまま物語に反映されていた。
姫川好きならこちらは物足りないと言う人もいるかも。
個人的にはそれぞれの違いが楽しめて良かったかな。
本庁の捜査一課での捜査経験もあり、時々復帰要請もあるのに、所轄署の
強行犯係にこだわり続けている魚住。
人の死があって始まる捜査より、たとえ事件が起きてもまだ人が死ぬ前の
捜査の方に関わっていたいと願っており、10歳ほど若く「このヤマ絶対
とるわよ!」と意気込んで殺人事件の捜査にあたる姫川とは異なる。
(決して姫川の方に無いというわけではないが、)こちらの物語の方が
全体的に人情味がある感じ。
6つの短編の中では『バスストップ』が一番お気に入り。
この先、独身ミドルの主人公に恋バナもあるのかな?
ちょっと期待できるのかな?と思える箇所がちらほらあるので
そっち方面の展開にも期待です。
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2014/7/21読了。
本屋さんで、ベストセラーの棚にあったので、購入。
同じ作者の「ストロベリーナイト」がトラウマになるほど恐ろしかったので、少し躊躇したけれど、続く「インビジブルレイン」は面白く読めたので、これはどうかな?と興味本位もあって。
結果…
読みやすいけど、「面白かった〜!」というほどでもなく。。。
凶悪な事件も、派手な逮捕劇もなく、どちらかと言うと、主人公のアラフォーの女刑事ならではの、細やかな事件への対応を描いていく…という「短編連作小説」。
一つ一つの話が短いので、その後、どうなったんだろ〜?みたいな、物足りなさが堆積していってしまう感じがする。
この、「あとはご想像にお任せします」と、突き放したところがいいのかもしれないけれど、私にはやはりスッキリしない印象だけが残ってしまう。