紙の本
あれ?主人公誰だっけ?
2017/11/16 21:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビュータイトルのように感じてしまった作品
前作までの主人公たるチカは最初と最後にちょっとだけしか出てこず。
伊庭の話が始まったと思ったらメインは石尾たちの昔話なのであった
正直言って、サクリファイスを読み終えてから時間が経っていたものだから途中まで石尾を新キャラだとばかり思い込んでいた
そしてちょっと登場人物が増えすぎた。
過去編にも容赦なく新キャラが出まくってきたものだから流石に覚えきれない
前作までで終わっておけば良かったのに、と感じてしまった
投稿元:
レビューを見る
自転車ロードレースシリーズ。
近藤さんの作品の中でも特に大好きです。1話1話にものすごく引き込まれて時間を忘れてしまう(笑)
そして、自転車ロードレースってこんなに過酷なのかと毎回思う。
チームエースをゴールさせる為にアシストしかしない、自分との戦い。葛藤や思いが痛いほど伝わる作品。
続きの新刊も待ち遠しいです。
投稿元:
レビューを見る
大好きなサクリファイスシリーズの短編集。半分以上のお話をすでにストーリーセラーとかで読んでたので、ちょっと物足りなかったけど、やっぱり大好きです。ロードレースを取り巻くお金の問題や薬の問題など切なくなる。それでも好きだからただ走り続ける登場人物たちはきっと今もどこかでペダルを漕いでるんだろうな。
投稿元:
レビューを見る
再読。
シリーズ第三弾。
どの作品もとても面白い。
2017.4.14
短編集。
改めて、エース石尾、アシスト赤城、サクリファイスからの主人公 白石誓、エース伊庭などの関係を確認した。
どの作品もすごく面白かった。
2014.3.18再読
「サクリファイス」「エデン」に続いて再読。
登場人物たちの背景がわかって面白い。
アシストに徹していた白石誓に少し変化が見られたか。
2012.3.18
「サクリファイス」「エデン」の登場人物たちの過去や未来を描く短編集。
とても面白かった。
「サクリファイス」を読んでロードレースのことを知って読むからこそ面白いと思う。
「サクリファイス」をもう一度読んで登場人物たちを確認したくなった。
投稿元:
レビューを見る
短編集。前作2作の隙間やその後の白石誓の話、石尾&赤城の話が収録されている。ドーピング、薬物、アシストとしての役目、活躍、プロとしての潮時、レースの駆け引きなど短編でも読み応え十分だった。特に石尾と赤城の話は、印象的。ロードレースにまっすぐに淡々と向き合う石尾。様々な憶測が飛んだ『サクリファイス』からは想像しがたい。もっと石尾と赤城の話を読みたかった。
投稿元:
レビューを見る
サクリファイスとエデンが面白かったので、これも。
サヴァイヴというタイトルと各ストーリーがマッチしてます。自転車ロードレースというシビアな世界で、それぞれがそれぞれの光と影を纏い、エースとして、アシストとして、生き続けようと願う。個人的には『ゴールよりももっと遠く』の赤城と石尾の最後のやりとりが好き。
またサクリファイスを読み直したくなりました。
投稿元:
レビューを見る
出張のお供に購入。
往復の飛行機の中で1日で読破。
これまでの2冊とは違って、今回のは短編集。主人公チカとは違う人にスポットを当てていて面白かった。
このシリーズには外れがないな。
投稿元:
レビューを見る
『サクリファイス』『エデン』の登場人物たちの過去と未来を描いた短編6編収録の作品集。
最近免許を取るため教習所に通っています。車で後部座席に乗っている時は40キロって早く感じませんでしたが、いざ運転席に座り40キロ出してみると意外と早くてびっくりしました。
で、この本に収録されている『スピードの果て』の記述によると、ロードバイクは70キロも出そうと思えば出せるらしいです。自転車で70キロ、しかもレースは混戦の下り坂で抜け出さないといけない時もあるわけですから、そこで落車したり他の自転車と衝突したりすれば……
しかし、それでも選手たちは走ります。『スピードの果て』はその恐怖と、その先にあるものを安全運転第一の自分にも少しだけ見せてくれました。
『サクリファイス』で鮮烈な印象を残した石尾ですが、彼の存在感はこの短編集でもやはり大きいです。不器用なりにチームのため、ロードレースのため行動する彼の姿がかっこよかったです。
そして改めて団体競技でありながら、個人成績がクローズアップされるロードレースという競技の奥深さ、残酷さを感じさせてもくれる短編集でした。
エースのため犠牲となる赤城の葛藤、彼のエースの石尾への想いというものは、他の団体スポーツではなかなか表現しきれない複雑なものだと思います。しかしその思いが読者の自分にもしっかりと伝わってきました。近藤さんのアシストへの視点の確かさ、そして文章力の鮮やかさが感じられます。
またドーピングにもこの短編集は切り込んでいます。新聞なんかで、ドーピングのニュースを見ると「なんでこんなことするんだ」と思うことがほとんどなのですが、この本を読んだ後だと、一流選手たちが抱える恐怖や孤独、不安、そしてドーピングに手を出してしまう心理が手にとるように分かります。もちろんドーピングが許されるわけではありませんが、そこまで追い込まれてしまった彼らの内面というものも、考えてみるべきなのかもしれない、と思わされました。
投稿元:
レビューを見る
『サクリファイス』、『エデン』のスピンオフ短編集。
シリーズを好きな方であれば、グッとのめりこめるかと思います。
今回収録されているのは全部で6篇。
白石関係2本、伊庭関係1本、そして、赤城&石尾関係で3本。
うち何本かは『Story Seller』でも発表されていましたので、
読んだことがありましたが、、ふむ。
個人的には赤城&石尾コンビの3連作が嬉しくも。
本編の前日譚として見るとより面白いのですが、、
2人の“結末”を知っているだけに、
劇中でイキイキと描かれているのがなんとも切なくも。
2人が目指した高みの果ては、、さて。
シリーズの続きが楽しみにもなってきました。
投稿元:
レビューを見る
「サクリファイス」「エデン」に続く“白石誓”シリーズの第3弾。今回は、白石以外のレーサーも主人公にしながらの短編6つ。
「シークレット・レース」のような本を読んでからこの物語を読むと、最初と最後のお話などはかなり生ぬるいと感じるんだけど、それでも、陽の当たらぬロードレーサーの生き方を描いて、前向きになれる、この本のテイストは好きだな。
投稿元:
レビューを見る
「サクリファイス」、「エデン」のシリーズになる短編集。間があいてしまっていたので、登場人物の関係を忘れてしまっていたけど、面白く読めた。
投稿元:
レビューを見る
身体の痛みも、不快感も、すべて生きている証しだ。楽でいたいのなら自転車選手などになっていない。
自分は逃げたことに変わりはなく、そして逃げはじめた人間は逃げ続けなければならないのだと。
結局のところ、俺のゴールは石尾のゴールで、石尾のゴールは俺のゴールなのだ。彼が見せる景色しか、おれには見えない。
投稿元:
レビューを見る
「サクリファイス」シリーズの外伝、的な。
ストーリーセラー(だったかな)で読んだモノもいくつか。
自転車ロードレースは奥が深いのだな。
投稿元:
レビューを見る
ロードレースチームの短編集。
既読のものが多かったのだろうか。
だいたい覚えてないけれども。
全く知らない世界なのに
いつも面白く読ませてくれるのは嬉しいことです。
投稿元:
レビューを見る
サクリファイス、エデンに次ぐ、ロードレースを舞台とした作品。過去作品に出演していた人物を主とした短編集。
絶対的エースと思われてた石尾も、最初は圧倒的エースの前では、好きにさせてもらえない時代を過ごしたようだ。
みんなそれぞれ悩みを抱えつつも、それから目を逸らすことなく、乗りきろうとする姿勢を書きたかったのかなぁとも。
また続編が出たようなのだが、文庫化は待てない。