投稿元:
レビューを見る
【113冊目】短編ミステリー4編。先の大戦をめぐって世界各地で起こる頭脳戦を描く。設定はすごくよいのに、謎解きの内容が浅くて、ちょっと残念。「ダブル・ジョーカー」とかと舞台設定もかぶってるし…。ただ、設定には内実織り交ぜてあるミステリ-だから、あの時代の雰囲気が好きな人は読んでみてもいいかも。
投稿元:
レビューを見る
連作短編集
かつて外交官だった津村に声を掛けられた 僕 。シェリーを傾けながら紡がれた昔話は、戦前から戦後にかけての歴史の裏の物語だった。
「書物狩人」シリーズも読みましたが、本書も同様に真実と創作のバランスが本当に素晴らしく、うっかり信じてしまいそうな位リアルです。読み進むほどに、これは真実じゃなかろうかと何度思った事か。
ストーリーのキーを握る 砂谷周一郎 の存在も謎に満ちています。並外れた観察眼と推理力。彼の語る真相はもはや真実なのではと思いつつ読了。
津村青年や 僕 と一緒に歴史の真実を探しませんか?
投稿元:
レビューを見る
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2014/05/post-c316.html