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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こどもが自分を責めないようにするためにも、こういった本での手助けは必要なんでしょうね。でも、まずは周囲の大人が気を配らねば。
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それは病気だから、仕方ない。
そう言われても、そう簡単には納得できないのです。
その病気になってしまったのは自分だから。自分の責任で、その病気になってしまったのだから。
自責。
そこから逃れたいけど、それは責任逃れのような気がして。
それでは結局、その病気になった時と同じ逃げのような気がして。
でも、戦える力もなくて。
自責。
自責。
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アルコール依存症のお父さんを持つ子ども、ハルの物語。
物語の中で大切なことが紹介されていますが、決して説教くさくなく、あたたかな気持ちで最後まで読める絵本です。
巻末にある、大人向けメッセージのページの説明もわかりやすく、アルコール依存症の理解にもってこいの一冊です。
主人公が子どもだから、伝えられること。
主人公が子どもであることを活用して、伝えられること。
そのことを大事にしていきたいなと思いました。
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お父さんに何が起きているんだろう、どうしてこんな事になったんだろうという混乱を整理しやすい本だった。
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仕事で必要になり。
アルコール依存症の初歩的な支援知識を
勉強したく読んだ。
アルコール依存症というと、
自堕落な、だらしなく、病気になり体調を崩しても、意志が弱く止めれない…
というような見解を一般的に抱いてしまいがちだが、
アルコール依存症は意思の弱さとかは関係なく、
「病気」であること。
親がアルコール依存症になってしまった子供に、
どういうふうに正しい病識を伝え、
どうのようにサポートしていけばいいのか、
絵本形式で子供の心情と共にわかりやすく説明している。
支援者側は、依存症の本人、家族の回復を信じる事、
大変な状況の中にあっても、その子供が持つ、乗り越えていく力、生き抜く力を信じる事が大切であると、
子供の頑張りは必ずその後の人生を歩んで行く
力につながると書かれていた。
相談先も記載されている。
依存症患者と子供が適切な窓口につながり、
1人でも多くの子供が大切な幼少期にトラウマになるような苦しい体験をせず、明るい未来を描けるような人生を歩んで欲しいと思った。