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中学生の頃好きだった本。新装版の表紙に惹かれて購入した。
群さんのエッセイすべてにいえることだが、随所に笑いがあって、読書する元気がないときでも息抜きにさらっと読める。
本を読むのが好きでない人でも楽しめるのでは。
母と弟が魅力的に思えた。
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さくらももこのエッセイが好きな人は
ぜひ読むべき。
テンポの良さ、オチのシュールさ
何よりもページをめくると
我慢できずに、くすっと笑ってしまうほど
面白い文章がたくさん揃っています。
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エッセイストとしてデビューした娘を自慢しながらペンネームを間違えまくる母、潔癖症で勉強しすぎの弟、奇行で知られるモモヨ婆さん…。群ようこの周りにはなぜか奇妙で極端で可笑しな人が集う。爆笑エッセイ集。
パンチが効いていて面白い。
図書館での分類がよく分からない。
女優は7類で,作家は9類か・・・。
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群さんの複雑な家庭環境、いや、そうでもなぃかな。ワイルドな家庭環境?なんとなく我が家と似たり寄ったりな雰囲気でとてもとても親近感ありました!笑
そして、こういう家庭環境があったからこそのこの群ようこ作品なんだな。と、なんともいえない感慨ぶかい一冊でした。
笑えるのとも少し違うし、すごいってのもまたちょっと違うんだけど、すこーしだけズレた感覚でもって世界を見る彼女の独特の視点の生まれた経緯にたどり着いたような、そんな一冊です。
こんな家庭環境、案外悪くないね。笑!
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著者の動物エッセイを読んで好きになった。自分より一回り以上姐さんだが、時代背景をありありと想像できる。そして人間観察も優れているのだと思った。
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群ようこの無印シリーズのかなり初期エッセイ集。
初期作品ということもあって、家族はもちろん、実在の知り合いを次々にネタにして血祭り…いや、エピソードを紹介していく。特に前半は「知り合いの40代の女性で、近所の病院を旦那さんと2人で切り盛りして…」など、全く本人を隠そうとしない記載は、読んでいて若干不安になるほどである。
後半では、苦手で不思議な祖母、自由な母親と、それ以上に自由な父親といった、家族を切り売りするネタで進む。母親の自由度と父親の奔放度が、続いて読むと矛盾しているようで合っているようで、なかなか微妙なバランスで、危うさをはらんだ記述が続いているのは、初期作品ならではのものであろう。
女性エッセイストは、友人知人をネタにしないために内に内に書くことが多いが、本作では恐れを知らず、周りのリソースを片っ端からネタにしていくスタンスは、褒められたものではないが、他人の生活を覗き見する感覚というのは、エッセイの醍醐味の一つであろう。
エッセイとしてのバランス感覚は、まだまだできていない印象を受けるものの、こういう攻めた感覚を読んでおくのは悪くはないと思われる。
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群ようこさんの名前は以前から知っていましたが、著者は初めて読んだと思います。
母の奇行から始まり父との別れで終わる、群ようこさんの周りに実際いた人々の面白いエピソードが短編集として書かれている。
文章は読みやすく2時間ほどで読み終わった。
楽しく読めた。
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群ようこさんのエッセイ、初めて読んだのがこの無印シリーズ。
シンプルな暮らしの様子を描いたものかと思いきや、家族にまつわるすべらないエピソードが何個もまとめられている。
語り方が飽きさせず情景描写もわかりやすくおもしろかった。
91/100
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れんげ荘のほっこりのんびりイメージとは違い、
散々な家族だな、、、という印象。
よくまぁ立派にお育ちになられたことです。
れんげ荘の母親にそういった思いが反映されてるような?なんせ、ほっこりイメージとは裏腹に、母親というものに一物あるようですね。