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喝采(ハヤカワ・ミステリワールド)

喝采 みんなのレビュー

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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.4

評価内訳

7 件中 1 件~ 7 件を表示

2014/12/25 23:14

投稿元:ブクログ

チャンドラーに捧げた探偵小説ということで、否が応でも期待は高まった。

そして、残念ながら期待はずれだった。
70年代のレコードや喫茶店、バーなど往時のネタがちりばめられているのに、なぜかその熱や空気が伝わってこないのはどういうわけなのだろうか。そして、かなり都合がよいプロットだ。
贔屓の作家だからこそ、つい厳しい目で見てしまうのは確かだけれど。

男と女の心の機微はやはりこの作家ならではの描写で、探偵と女の恋は沁みた。でもこの探偵、年齢の割に若さを感じさせないぞ?

2014/08/02 11:50

投稿元:ブクログ

(書きかけ)1970年代の固有名詞の羅列と似ても似つかない惹句

村上春樹には疑義を抱くものの、彼がチャンドラーを語ることの全てにいちゃもんをつけるつもりは無い。むしろ、そうは売れないだろう作品まで訳して出版していることは感心している。しかし、この作品の惹句には全く腹が立つ、詐欺に等しい。

2015/06/28 00:03

投稿元:ブクログ

そうゆうわけでちあきなおみ『喝采』を繰り返し聞いていたのです。藤田さんの小説初めて読んだし、なんならミステリー久々だったけど、すごく面白かった。分厚い!主人公は探偵なんだけど、口がうまくて、怖いもの知らず。一人称で語られるから、わたしは高飛車にとか、わたしは〜してやったとかそんな調子。失礼な発言たくさんするんだけど、なんだかんだみんな協力してくれるし、読んでて強気な気分になってくる。音楽とお酒がわりとたくさん出てくるので、詳しい方はそのへんのニュアンスまで読めるのではなかろうか。

2015/06/29 14:30

投稿元:ブクログ

新宿で私立探偵でハードボイルドです。わたくしが愛してやまない「探偵沢崎シリーズ」が寡作すぎて作者に死亡説が流れるレベルなのでしょんぼりしていたら「よかったらこれ」と紹介してもらいました。
なるほど、たしかにハードボイルド。個人的には自身の女性関係に思いをはせないで探偵はもっと超然としていて欲しいんですが、これはまあ好みの問題ですかね。
舞台が70年代ということで・・・微妙に読んでて違和感。そうか、携帯がないからか。たしかに私立探偵ものというかハードボイルドと携帯は相容れないかもな。その不在がハードボイルドを成立させてるのかもしれない。なるほどなあ。そのうち携帯もってるハードボイルド探偵の名作も生まれるのかもしれませんが、なんとなくイメージ的にしっくりこないのはわかる。

古き良き王道ハードボイルドなストーリーで読みごたえもあってなかなかに楽しめました。

2014/10/09 19:39

投稿元:ブクログ

70年代の和風ハードボイルドを堪能。
かなりの文量だが、次へ次へと読み進むのが楽しかった。
結末はなんとなく読めてはいたものの、若き浜崎の躍動感がそれを感じさせなかった。
続編が生まれるか、楽しみである。

2015/04/07 23:57

投稿元:ブクログ

藤田宜永の探偵物って久々ではないだろうか。かつてのばりばりの探偵物や冒険物の時代を思わせるような内容で、往年のファンとしては嬉しい限りなのだが、文体がちょっと原寮に似すぎている、というか、チャンドラーの翻訳というか。時代背景も含めてあえて意識して書いているのだろうか。
ミステリーっぽい謎解きもちりばめられているのだけれど、ちょっと強引な感じ。ラストは何となく読めてしまうけれど、賛否両論分かれるのではないだろうか。個人的には余り好きではない流れだった。

2015/01/30 21:35

投稿元:ブクログ

1972年を舞台にした私立探偵小説

やっぱ結末はこうなるしかないのだなあ。

とまあラストはなかなかに切ないとはいえ、読んでる間は古きよきハードボイルドって感じで楽しく読めたことであるよ。

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