紙の本
6人いや6柱の神様のお話
2018/11/24 12:24
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投稿者:trl - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれの神様の短編集であっという間に読めてしまう内容。個人的にはもう少し詳しく読みたかったなという感想です。
日本の神様のお話なので、本を読みなれていない人にもとっつきやすいと思う。
読んだ後、自分の周りにも神様いるかも?!いたらいいなと思ったくらい気に入りました。
紙の本
タイトルが、すでにイイ。
2017/01/06 19:34
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
十月=神無月=すべての神様が(出雲以外)外出中な月。
それがダイレクトに第一話の「死神」の「不在」につながり、その他のすべての話が「死神」の「存在」「不在」を一つの要素として動いていく。
八百万の神々という概念のある日本でなくては存在しえなかった小説だと思う。
紙の本
かみさま
2018/10/21 21:28
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投稿者:手紙 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カミサマノ日常?を、描いた作品です。
カミサマは、もしかしたら、となりにいるのかも知れない。
死神の名前が気になる。
神無月に読みたい作品。
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神様をキーワードにした連作集です。色んな神様いますね…(笑)。読んでいるとついニヤリとしてしまいます。心が疲れている人にお勧めします。
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【収録作品】幸せな死神/貧乏神の災難/疫病神が微笑む/動かない道祖神/ひとりの九十九神/福の神の幸せ
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貧乏神、福の神、疫病神――。もしも人間の姿をした神様が身近にいたら……。「東京バンドワゴン」で人気の著者による心温まる連作集。
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様々な神様が見守る、人間の日常生活を描いた短編集。
といぅと、奇を衒った作品のよぅにも聞こえますが…、
そこは、さすが、小路さんですっ!
とてもストレートで、かつ小気味のよぃ展開でもあり、
小路さんらしぃ、ハートウォーミングなお話集でした。
恐らく、企画モノのアンソロジーに投稿された、
1作目が良かったので、その感じで短編を揃えてぇの、
本作品になったんだろぅな~とは思いますが…、
その1作目の「幸せな死神」は、
思わずホロっとしちゃうほどの、いぃ仕上がりでした。
さらに、
その死神が、直接的もしくは間接的に登場するお話は、
どれも、普段着の中に、いぃ味が醸し出ていました…。
ただ…、もちろん、手抜き感はまったくなぃんですが、
小路さんの数ある作品の1つといぅレベル止まりかな?
欲張り感想で、ごめんなさぃ…。よかったですよんっ!
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死神の話だったら伊坂幸太郎に勝てる訳がない。
とは言うものの、これはこれで楽しかった。
死神だけじゃなくて、すべての神様だから・・・
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タイトルの通り、神様たちのお話。
あさのあつこさんの『神々の午睡』に近いかな。
あちらはどちらかというと、神様の世界のお話だけど、
こちらは神様が人と関わる時のお話だな。
6編ある中では、『幸せな死神』『貧乏神の災難』『ひとりの九十九神』が
好きだったな。残りの半分も勿論良いですよ。
小路さんの優しいテイストがこの物語の雰囲気にとっても合っていて
個人的には最近の小路作品の中ではかなりのヒット!
皆々様もぜひ神様たちのお話にふれてみてくださいな。
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嘘なんて通用しないよ。お天道様はお見通しなんだから。
誤魔化さずに生きなさい。
そんな風に教わって、それを信じて今まできている。
小さい頃は、何でも自由に買ってもらえる家ではなく、
自分の持ち物にはすべて魂が宿っていると思っていた。
名前を付けたり、話しかけてみたり。
壊して使えなくなったり、失くしたりしたら大泣きした。
私に降りかかるはずだった災いを肩代わりして、
犠牲になってくれたんだよと、
感謝してお別れしようねと教わった。
自分で稼ぐようになり、
100均で何でも手に入るようになり、
物をモノとしか見なくなっていた。
いつからだろう。周りにあることすべての価値を下げ、
自分のことも、周りのことも大切にしてないなぁ…と。
日本にいる八百万の神様たちのお話。
昔から貧乏や疫病なんてマイナスなことに、
なんで『神』がついてるんだろう?って思っていました。
小路さんのこの位置づけ、なるほど~と感心しました。
ここに出てくる神様たちの横のつながりも面白いんです。
ほっこり物語を楽しんでいるだけじゃダメだよと
忘れてた大切なことをふと思い出した一冊です。
十月が終わったから、集まっていた神様たちは
私の周りにも戻ってきてくださったのでしょうか。
日本の八百万の神の概念、なんだかとても好きです。
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榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も「幸せ」を感じたことがないらしい。なぜなら「幸せ」を感じた瞬間、死神は…(幸せな死神)。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら「小吉人生」と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ…(貧乏神の災難)ほか、4篇。神様たちの意外な目的が胸を打つ短篇集。
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「幸せな死神」 「貧乏神の災難」 「疫病神が微笑む」 「動かない道祖神」 「ひとりの九十九神」 「福の神の幸せ」
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出雲のお話しかと思ったらそういうわけではなかったが、さまざまな神様が主人公の緩い連作物語である。神様にも役割分担があって、それぞれの領分を犯すことはできないが、横のつながりが全くないわけでもなく、人間っぽかったりするのがちょっと可笑しい。そして、一般的なイメージと違って、人情味豊かであり、人の味方のような存在でもあるようなのだ。神様の主人公も、人間の主人公も、それぞれ愛すべき人たちで、読後にとても優しい気持ちになる一冊である。
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死に神や貧乏神、福の神といった日本の神様がテーマの連作短編6編。どのお話も著者らしい優しさで心がほっこりします。
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死神、貧乏神、疫病神まで、小路さんらしい、楽しめる作品でした。こんな神様たちなら会ってみたい。今も近くにいるのかなぁ。「お釜さん」かも。
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ゆるーいあたたかな短編。
九十九神の話が一番良かった。お釜さんなんて可愛すぎる。
あとは福の神の話も良かったかな。
そもそも自分が神様だということを忘れちゃうの?って話だけど、死神も出てるくるし良しとしよう。
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死神や貧乏神、疫病神、九十九神などいろいろな神様のお話。
人間くさく、思わずクスッとなるところも。自分の周りでもいろいろな神様たちがそれぞれ仕事をしていると思うとほっこりする。貧乏神や疫病神が取り憑く理由にもほっこり。
「幸せな死神」「疫病神が微笑む」が特に好き。