紙の本
身近な本で興味深い
2014/08/16 21:47
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投稿者:ふとっちょパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットでの評判は今一つだったが、私には興味深い本であった。
紙の本
アイリス嬢がかわいい(笑)
2018/05/19 14:17
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
米国人一家の食いだおれ記。東京に借りたアパートを拠点にあちこち食べ歩く姿は読んでいて爽快でもある。小さなアイリス嬢がいい味だしてます。
紙の本
異国にアパートを借りて住んでみたい
2015/11/08 22:38
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
欧州好きのため、米国と日本とを比較されてもピンとこないところがありました。
ただ、東京のスーパーやファーストフード、チェーン店のレストランや居酒屋など身近なお店が出てくるので想像しやすいです。
海外旅行先でスーパーやコンビニでの文化比較を楽しみにしてるため、
私にとってはワクワクしながら読むことができました。
1週間ならなんとかなるけど、1ヶ月仕事を休むのは難しい...憧れます!
アダルトな比喩が時折あるので、☆−1。
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これ…明らかに英国一家の二番煎じじゃん…と少々馬鹿にしつつ手にとったらもう面白すぎて止まらなくなりました。
日本だいだいだいすきな父と8歳の娘、あんまり日本に興味なかった妻、三人が一ヶ月東京に暮らし、日本の食文化に触れる旅行記。
うん、旅の日記っていうのはこうあるべきなんだな、と改めて。ひとつひとつの出来事がほんとうにわくわく繰り広げられてて、アメイジングってこういうことなんだなー、と、こっちの心までキラキラしました。いや、ほんとに、人生の旅本ベスト3にいれてもいいと思うくらい。
だって本のスタートを飾るのは中野の銀だこ。彼らの目にはなまるうどんとモスバーガーはどう映ったのか?そして居酒屋の素晴らしさとは。じゅんさいとの戦い。お好み焼きというパンケーキの謎。
ひとつひとつが夏休みの宝物だ。やさしい文体がよい。なぜピーターバラカンが帯なのか。どう考えても東海林さだおが書くべきところ。
それから、蛇足ですが、2014年のアメリカンジョークのあり方を知ることができる本でもあります。けっこう頻発。うーん、アメリカンだね!ってかんじ。でも嫌いじゃないよ。
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東京駅のデパ地下並に発展した改札内を歩くたびに、もし外国人だったら、どんなに面白いだろうかとよく考えている。日本人にとってさえ美味しいものオシャレなものが死ぬほどあるから、きっとたくさんのことが新鮮で特別なんだろうな、と思う。
と、いうような夢を叶えてくれた本。
銀だこの熱烈なファンで、湯葉まで自分で作ってしまうアメリカ人家族の東京滞在記。
3行に1回はアメリカンジョークが入ってるけど、日本の特徴を本当によく観察して捉えているなあと思う。
ひと月中野に住んで、お好み焼きと格闘して、一人娘には鰻屋さんにお使いにいかせる。大好きなはなまるうどんのオススメは「青唐すだちしょうゆうどん」だと力説する。アメリカ生まれのミスタードーナツが、日本ではセレブ並の接客してくれるというくだりも最高。
大げさに書いてある部分もあるけど、
本の最後の言葉に、著者の日本に対する想いが凝縮されていると思う。
「理屈のうえでは、東京よりも香港が好きになってもおかしくない。でも、愛というのは、特徴を列挙したリストのもとに生まれるものではない。東京と僕は、互いにほほ笑み合っている。そして互いに笑わせ合っている。僕はもう、次に日本に行けるのはいつになるだろうかと思いをはせている。」
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ああ食べたいなあと思わせる料理・レストランが沢山。個人的には中野には行ったことがないけれど、是非この本を参考に行ってみたくなる場所ばかり。
あと面白かったのは、日本では人のものを物欲しそうに見ていると、絶対に譲られてしまうので注意、みたいなところ。確かに日本人って親切な人多いよね。
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かなり、面白かった。
「英国人一家…」の二番煎じかと思いきや、人が変われば内容も変わる。で。英国人には英国人の米国人には米国人の(国民性というよりは個人差なのかな〜)日本食へのアプローチ、視点があって面白い。
英国人のものは、かなり本格的な和食の世界なので体験したいなとは思うもののすぐに実行にうつすのは難しい。こちらの米国人のものは、食べたことあるものやすぐに食べられる身近な日本食なので楽しい。でもどちらもれっきとした日本食。この幅の広さが日本食の良さよね〜なんて。
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http://blog.goo.ne.jp/nakamana825/e/33ffd26e1e6d5fd37af58a7d09e8d355
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『英国一家日本を食らう』の米国人版。
日本語タイトルもそれにあわせられているが、本当は『ちょっといい街』的なものらしい。
内容も似ているようで微妙に違う。
●家族構成
英…夫婦とやんちゃざかりの兄弟
米…夫婦としっかりものの女の子
●取材対象
英…札幌ラーメンから博多親不孝通りまで、屋台から名店まで幅広い
米…東京中野界隈
●対日本
英…タシナミ程度に興味を持っていて日本友人にそそのかされ日本を取材。妻は文化に興味あり。息子はニンジャネコカフェ面白かった。
米…ユバサイコー! ニホンダイスキ! 美味しんぼ読破! 日本オタ親子とそれをやさしくというかぬるく見守る妻。
と、結構違う。
おしゃまでなつっこいアイリスちゃんは、日本のcawaiiもの好きの女子高生や若い御嬢さんたちとすぐ仲良くなり、異文化交流しまくりお父さんの大きな助けになるのは、いろいろやらかしてくれるイギリス少年たちとはちょっと違う。(もちろんイギリスの金髪の幼い子供たちも女子高生たちからおっさんまで大人気でお父さんも信用されやすくなり助けにはなってます)
ジャンクフードをいろいろ取材し、日本のスーパーの果物の高価さに目を回しながら、LIFE(スーパー)サイコーと著者は日本式スーパーの長所を外から見た視点で書いています。
英国側が日本の食文化を広く取材するなら、米はもっと局地的にディープにといった感じ。
面白いのは、どちらも『オコノミヤキ』をおおいにほめているところ。
野菜をたくさんいれて、子供に食べやすくいろいろミックスしているパーフェクト栄養食品だ! チェーン店つくっちゃうか!な勢いで大絶賛。
野菜嫌いのお子さんに頭を悩ませている父親は米英共通か。
画文家の大田垣晴子さんはお好み焼きのことを数冊でディスっていらっしゃって、あんな粉ものに、関西人は何をこだわってるのかしら、と嘲笑気味に書かれていて、いらっとした覚えがあります(この人が好きなもんじゃもおんなじよーなもんだと思いますが)。ソウルフードなんてそんなもんだし、大したもんじゃないと言われればそうかもしれない。
しかしよその国のダディやパパたちに新しい視点で価値を見てもらって京阪神圏の人間としてちょっとうれしい気持ちになりました。
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英国人一家が日本料理を学び、第一線の職人達と交わるのに対し、米国人一家はかなり庶民目線。
キットカットに色んな味があるとか、ミスタードーナツだ、たこ焼きだとこちらはなかりジャンキー。
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面白い。訳書は原書の面白さもさることながら、訳者の能力も問われる非常に難しい分野だ。それをエッセイというニュアンスだけで成り立っているジャンルでここまで楽しませてくれるのは奇跡に近い。日本人の目線まで近づき、文化の差異を感じるのも面白い。Amazonのアジア旅行記ランキング一位というのも頷ける。寝る前に読んでニヤッとして眠りたい。
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先に出版されて人気を博した「英国人一家」の本を意識した…というかその人気に乗っかろうとしたような題名なので、二番煎じのくだらない本かなぁと思ったけれど、好意的な書評を読んで、手に取ってみた一冊。そうしたら、本当に面白かった。
「英国人一家」の本と同じく主題は日本の食文化なのだが、「英国人一家」が食の専門家からみた日本の食文化について書かれていているのに対し、本書はより一般的な感覚で書かれているように感じたし、食以外のことについて書かれている部分も多く、日本滞在記としてはより楽しめるのではないかと感じた。
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東京で美味しいものを食べたいからと、日本旅行を企て、家族三人で中野にアパートを借りて一カ月住んだ米国人一家。
スーパーライフで買い物したり、セブンイレブンでお弁当を買ったり、はなまるうどんにハマったり居酒屋や回転寿司を堪能したり、これって旅行なの??
留学というには勉強ナッシングだし、バカンスというには日常的過ぎる、不思議な日々です。でも楽しそうで美味しそうで幸せそう。
外国から来たお客さんが、幸せそうなのは読んでいて楽しい。6歳の娘ちゃんが、楽しみにしていたあなごの骨の揚げ物を口に入れる前に床に落としてしまった時のドラマは、心憎いばかり。
著者が食べているものはB級が多いけど、読物としてはA級3つ星です。
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既に「英国一家」を読んであったので、かぶるところが多くて途中飽きてしまった。
日本に来る前にしっかりと下調べしていたようで、近所のスーパーやコンビニの様子から、焼き鳥、ラーメン、お好み焼き、天ぷら、うどん、寿司、ちゃんこ鍋、すき焼き、たこ焼き 鰻、等々のグルメ評価がアメリカ人の視点で描かれています。
概ね、私の想像の範囲内だったのですが、チョイチョイ挟まれるジョークに???なところが多く、これは、どういう意味なのかな?と感じるところがありました。
これって、アメリカンジョークってやつかな?
どこが笑いのポイントなのかわからないなぁ…
でも、その部分をすっ飛ばしても、クスッと笑える部分もあるので、楽しかったです。
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「えっ、米国人一家、おいしい東京を食べ尽くすだって」、どこかで聞いたことのあるなと思ったら、「英国一家、日本を食べる」と言う本に似ている。なんだ、二番煎じかと思ったらそんなに甘いものではなかった。英国版と違って米国版は東京が中心でしかもチェーン店や普通のお店が中心なのでまた違った楽しみが味わえる。
2010年に娘と2人で、さらに2012年には娘と妻と一緒に東京にやって来た。その時には中野の小さなアパートを借りて夏の1か月を過ごした。著者はフードライターで、シアトル・マリナーズがあるワシントン州シアトル在住。
外国人の眼から見た日本の食と日常生活を描いている。日本語版の表紙は糸いろいろ描かれているが、英語版ではタコだけが描かれている。著者と娘のアイリスちゃんはタコ焼きが気に入ったようだ。
それにしても中野とはずいぶん渋い所を選んだものだ。しかもあのスーパーのライフがよく出てくる。よほどライフに衝撃を受けたようだ。この本を読んだ人がライフに大挙して押し寄せたりして。
東京は「食のワンダーランド」だなと思った。普通の店からミシュランに載るような店、日本食からエスニック料理までいろいろあふれている。日本にやってくる外国人観光客のみならず、日本に住んでいる人も大いに楽しめる。この本が大ヒットして多くの外国人観光客が日本の食を楽しんでもらえるといいなあと思った。