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叱られた思い出。叱る側の気持ち。
→http://bukupe.com/summary/12573
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老害の昔話になってしまって残念。また、彼女の見る最近の話もずれており老化が。まあまあ好きな著者だったのだが、歳に勝てぬか。自分が過去受けてきたことに反発しているが、無意味なものだと認識するのは怖いというゆらぎを読むという楽しみ方ならまあできるが…
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本書から阿川さんの体験を通じて学びを得ることができた。特に、父親として、先輩としてよく遭遇する「叱る」ということについては、共感する部分が多かった。どう叱るか、とても難しいが、「かりてきたねこ」という考え方が紹介されており、早速実践してみようと思う。
か:感情的にならない
り:理由を話す
て:手短に
き:キャラクター(性格や人格)に触れない
た:他人と比較しない
ね:根に持たない
こ:個別に叱る
なかなか難しいけど、叱り方の指針として大変参考になった。
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150万部を超えた『聞く力』の続編的な一冊。
今度は“叱られる”ということについてのエッセイとなります。
最近“叱る”ということが難しくなったと、よく耳にします。
私も今春からお世話になっている職場で、結構実感していたりも。
その辺りの機微を、阿川さんなりのほっこりとした言い回しで、
でも内容的にはなかなかハードな感じに、まとめられています。
ふむふむとうなずきながら、さらっと読めました。
ん、使い古された言い回しですが「叱られるうちが花」というのは、
この年になってあらためて実感しています。
この先も一緒に仕事をしたいと思う人(業者)さんは、
本気で気持ちをぶつけて叱りますから。
反対に「もういいかな」と思うと、無関心になり、
適当に流して二度と一緒には動かない、なんてことも。
上の立場でもやりましたし、下の立場でもやられました。
それだけに、感覚的にも難しくなってるなぁ、、とはなんとなく。
ある意味割り切りなのかもしれませんが、
「叱る方もパワーがいる」というのは、よくわかります。
さて、その辺りを、今の若い世代にどう適応させていくのか、、
これはアラフォーとなった自分の役割の一つでもあるのかな、なんて。
そんなことを感じさせてくれた一冊でもありました。
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前作「聞く力」もおもしろかったし、阿川さんが好きだし、最近叱られることがガクッと減ったので読んでみた。
なかなか叱られなくなったが、決して人間ができたわけではない。相変わらずミスもするし、失言も多い。
まぁ要するに、こいつ叱るのめんどくせぇな、と思われているのだろう。
そうだろうなー。私も自分のような、プライド高くてへこみやすいヤツ叱るのいやだもの。
前置きが長くなったが、本作は叱られかたのハウツーというより、阿川さんと周囲の人々の体験談を紹介するスタイル。押しつけがましくないのは前作と同じ。
まだまだ叱られたい願望があるので、言い訳や「以前にも申し上げましたが」は口にせず、
50歳になったらゴルフを始めてみようかと思った。
なんのこっちゃ、と思うかたはぜひ読んでみてください。
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ベストセラー、「聞く力」の第二弾で叱られる力、です。サーッと読めるんですが、再読した方がいいんでしょうね。それにしても軽妙な文章です。
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阿川さんの「聞く力」に続く2冊目の新書。今回は叱られる・叱るということにフォーカス(といっても、大いに脱線していきますが)。昔に比べて叱ること・叱られることが複雑になったように感じられるが、その源泉は何なのか?阿川さんの生い立ちにたって考察してます。考察・・・してんのかな?
そんなことはどうでもいいくらい、語り口が軽妙で親しみやすくスイスイ読めます。テーマは、はたと思い返すとそんなに流せるようなものじゃないんですが、それをそう堅く受け取らせないような阿川さんの語り口がいい。
でも、阿川さんの父親みたいなのが自分の親だったらと思うとかなりやだなぁ・・・。
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大ベストセラーとなった『聞く力』とよく似た内容。
前作に似すぎているせいか新鮮さはないけど、相変わらず文章が素直で読みやすく、指摘が的を得ていておもしろい。
普段なにげなく使っている自分や周りの人の言葉で当てはまるものが多く、とても参考になるし反省させられる。
・・・
人はやはり褒め言葉に弱い。『俺は叱られれば叱られる程モチベーションが上がるんだ』という男でも誉められれば機嫌がよくなる。
最初に『私人見知り』なんですと言っておいた方が無難と考えて、自己防衛のために言うずるい人が多い。
歳を重ねるごとに叱ってくれる人を失っていく。その時かくしていたわがままが表に出てきて、なんだこんな人だったのかと幻滅される。
叱るときの嫌な言い回し
『みんなそう言っているわよ』 -みんなってだれなのか。嫌味な匂いがぷんぷんする。
『あなたらしくない』 - らしいって何なのか?
『あなたのために言ってるの』 - そこまで人のことを考えてるのか?
『いつもそうなんだから』 -いつもという言葉のために素直にあやまるより反論したくなる。
結構似たような言葉を使ってしまっている。
反省せねば。。
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20140707 作者の叱られの歴史。読み物としては面白いがそれだけ。内容についてはあとがきで言っていることが全て。
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阿川佐和子さんの体験談を通じた人間力アップへのヒント集。自然体でますますキラキラと魅力に磨きがかかっている訳も少しわかりました。厳しかったお父様の思い出やよく叱られた社会人時代の話がメインですが、あれこれ悩みながらも逃げずにひとつひとつ真面目に乗り越えてきた結果、今のご活躍があるのだろうなと。「~ではないでしょうか。」と言っておきながら続けて「ぜんぜんなってないけれどね。私は。」などど謙遜ざれる表現が多い。お人柄でしょうか、謙虚であることは人間磨きの原点と納得。ただ、一箇所「あなたの人生を考えているの、あなたの成長につながる」というアドバイスに関してはNOとキッパリ。「始める前にそんな傲慢な野望を抱いて現場に臨んだら、どんな仕事もつまらなくなると、私は思います。」ここは一本筋の通ったところですね。最後に喜怒哀楽を強く感じてこそ正しい「中庸」の実践が可能と指摘されています。私も大好きな言葉で共感しました。大いに叱られ叱りましょう。「わかりましたよ。聴きゃいんでしょう、聴きゃ。いくら聴いたところで死ぬってわけじゃあるまいし。(笑)」
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題名のような硬い内容ではなく、阿川節炸裂なエッセイ集。
ほんとに阿川さんの声が聞こえてきそうだけど、筋の通った事ばかりで読んでいて気持ちいいです。
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最近怒らないように努めているが、どうにもならない。そこで叱り上手叱られ上手になるれば良いじゃないの!?
【借りてきた猫】を実践しょう。
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ここ2年で一番売れた(公称150万部)新書である「聞く力」の第2弾。やはり現代において決定的に足りていないコミュニケーション形態である「叱る・叱られる」について、アガワ氏が思うがままに書き記している。著者は、父親である阿川弘之氏に、幼少のころから理不尽なまでに怒鳴られ・怒られ続けてきた体験があるため、本書の半分近くは父親に怒鳴られてビクビクしていたというエピソードで占められている。アガワ氏の独特の文体やキャラクターが好きな人は、楽しんで読めると思うけれど、「叱る・叱られる」というテーマについて体系的に学びたい人には、ほとんど参考にならないかもしれない。私は、喫茶店や病院に「週刊新潮」と「週刊文春」が置いてあったら、彼女の連載目当てに「週刊文春」を手に取る程度には著者のことが好きなので、楽しんで読むことができた。彼女自身が語る「確固たる自分の意思をもたず、その時々の状況やしがらみに身を委ねて仕事をする」という生き方が、私のこれまでの生き方にそっくりなので、そういう部分で共感できるのかもしれない。(質素倹約を旨とするところや、なかなか結婚できないところも似ているか…)
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聞く力の第二段。
阿川さんのお父さんの話がたびたび登場。子供時代の理不尽な叱責の話ができるのは、彼女が父親を怖いと思う一方で、好きだからこそだろうと感じました。
理不尽なことで怒られるというのは家庭の中に限らず、社会に出ればいくらでもあること。怒られたとしても、次に怒られないためにはどうしたらよいか。怒る相手を観察すれば、人間観察や人間関係を築く上でひとつのヒントになる気もします。相手の顔色ばかりを伺うようになってばかりだとまずいですが。
怒られることがなくなったのは、人間関係がフラット化しすぎてしまったのもあるのでしょうか。きちんと叱る大人がもう少し、いても良い気がします。
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「聞く力」の第二弾
・緊張のあまり顔がこわばってしまう場合、その緊張をほぐすおまじない→「愛媛みかん」
・叱り方の極意→「借りてきた猫」
か:感情的にならない
り:理由を話す
て:手短に
き:キャラクター(人格や性格)に触れない
た:他人と比べない
ね:根に持たない
こ:個別に叱る
・「最近の連中は、すぐにわからないことを調べる」
「答えがわからないうちが面白んだ。答えがわかっちゃったら、その時点で、その話はおしまいですよ。ちっとも広がらなくなっちゃう。」
・嫌な言い回し
「みんな、そう言っているわよ」
「いかがなものか」
→自分だけの意見とせず、無言の大衆を味方につけようという言い回しに聞こえる。
・夫婦での会話を続けるコツ
→旦那が「英語でオウム返し」
・言い訳は進歩の敵