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サラリーマンが、退職後、どのようにやって行けば、豊かで楽しい生活をおくることができるか?に
ついて、書かれた本である。読み始めて驚かされるのが、まず、その見事な書きっぷりである。筆者は、野村證券を2年前に定年退職なさった方らしいが、さまざまな場面で、思い出して、見習い、真似たい。内容的には、お金、健康、生きがいといった面で、もっとボロボロな方が、世の中、多いのではないか。小学生である私の子供にも、ずっと将来、読ませたい本であるが、環境も大きく変わっているだろうし、もう少し現実的なアドバイスができるように、父親として心掛けて行きたい。
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「定年楽園」は、「起業のススメ」です。65歳までの再就職や、高齢で他社に転職などすれば、若い人に迷惑をかけるだけ。自治会やボランティアなんかもってのほか。サラリーマン社会より厳しい地域の縦社会です。それなら趣味に生きたほうがまだまし。でも一番いいのは、高齢者が起業すること。
コンサルタントで、頻繁に名刺を変更する人がいて、「すみません、ちょっと名刺が変わりましたので」といって、常に最新の名刺を渡す人がいます。バカバカしいと思うかもしれませんが、これが意外に効果があるそうです。仕事を依頼するかどうかは、あなたのこと思い出すかどうか、机の上にたまたま名刺が置いてあれば、電話してくるかもしれません。 会社の組織が6ヶ月に1度変わるのも、意外に悪いことではないのかもしれません。
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おおまかなあらすじは以下。多くの人は定年後の生活を楽観視しすぎている。会社で高い地位にいる人達は特にそのようである。定年後は自分で何でもやらなくてはいけなくなる。起業するにしても、ボランティアをするにしても、趣味で生きるにしても、定年よりも前から準備が必要である。老後の不安はお金だけではないのだ。
自分の親の老後を見ていると、なおさらこの本の内容には共感できる。定年後の楽園はないと思うが、家族や周りの人に迷惑をかけないように準備だけはしておこうと思った。
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人生の三大不安「病気」「貧困」「孤独」
「孤独」といことは意識していなかった。老後に自分の居場所がなくならいことの大切さを感じた。
老後に大切なことは、「きょういく」と「きょうよう」が印象的!!
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【本当の自由】
やりがいを見つけることが重要ですね。
定年後もやはり働く方がいいとは思うのですが、やりたいことがいっぱいある人間にとっては、働いている時間がもったいないと感じます。
また、雇われるという状態で働くと、どうしても自分のペースだけで仕事を進めることはできません。雇われて給料をもらっているので、好き勝手はできない不自由さがあります。
その点、起業はいいと思います。
30代・40代で起業することはそれで食べていかなくてはならないので、失敗したときのリスクが大きくなります。家族がいればなおさらです。
しかし、定年後の起業であれば資金を投じないで起業すれば、仮にうまくいかなくても食うに困ることはありません。しかも、しゃかりきに働く必要はなく、マイペースで仕事をすることができます。
年金および貯蓄という生活防衛資金がある状態ですので、起業からの収入で生計を立てる必要性がありません。起業することによるリスクが限りなく少ない状況です。
起業以外としては研究です。
どんな研究するのですか?と聞かれれば、もちろん【宇宙】です!
宇宙の研究をはじめれば生涯研究になるでしょう。
贅沢ですが、それもなかなかいいと感じてしまいます。
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著者の大江先生本人から頂いた。
定年にはまだほど遠いが、メディアで騒がれている下流老後とかにビビっている人にはまずはこの本から現状を冷静に把握することをおすすめする。
自分には身近な問題では無いので☆は低く評価。
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定年楽園というので、定年後はバラ色の生活が待っているというような話かと思ったら、ぜんぜんそうではなく、自分の居場所を確保するために働き続ける、それもできるだけ起業という形で働くということを進めていました。確かにそうかもしれませんが、60歳も過ぎれば残された健康年齢もそろそろ気になってくるはず、自分でやりたいことが働いていてはできないということもあるはずで、このような考え方もあると受け止めればよいのではないかと思います。でも自分でやりたいことが働いていもできるようであれば、働き続けた方がいいでしょうね。
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老後の漠然とした不安について具体的な問題と現実的な対処プランを示している。
お金については資金計画は必要だが、意外と何とかなりそう。
健康に関しては食と運動をケアするほかにできることはない。
孤独にならないよう、自分の居場所を確保するためには、それなりの準備や覚悟が必要で、個人起業という仕事・活動の選択肢が魅力的に感じられた。
17-107
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適度な資産があり、そこそこ健康で、好きな事をして楽しく働くシニア起業を考えている人向けの内容。
定年後の再雇用や転職には問題が多いことも事実であるが、自分は起業には向いていない人であることを再認識した。
年金受給を25年間(60〜85歳?)で計算しているが、こらから定年を迎える人たちは60〜65歳までの無年金期間5年の生活(資金ぐり)が悩みの種か。
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◆65歳までの雇用が義務化されたなかで、どう働くか?起業も一つの選択肢です。
◆定年後の生活で最も大切なものは“居場所づくり"です。
◆健康、お金、孤独、いわゆる老後の三大不安をなくすためのヒントがここにあります。
◆「何でも自分でやること」が仕事も趣味も楽しむためのポイントです。
◆年金だけでは生活できない?そんなことはありません。
内容)貯蓄や投資では老後の“難民化”は救えない!「定年後」を楽園にするためのストーリー。
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元野村證券のファイナンシャル・プランナー大江英樹さんが書かれた「定年」後の生き方についての本です。大江さんは「起業」されたのですが、再雇用、転職と3つの進み方のそれぞれについて極めて公平な視点で解説されています。また、第4の「何もしない」ことについて書かれているのも大変参考になりました。もちろんFPとしてお金のことにも触れてあり、「定年」後について考えるための良い視点を与えていただきました。
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定年後の生き方に関して著者の経験から一般論と多少異なる視点で述べられており共感できる部分が多かったです。
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少し前(平成26年発行) の本ではあるが最近までの著者の活躍もあってか内容は廃れていない印象。
著者自身が定年まで野村證券で勤務をし、かつ自身を早々に出世レースからは脱落した人間と評しており、多くのサラリーマンの境遇に近い目線で書かれている安心感がある。多少「ゆるゆる」としながらも、貯蓄がなくても望む生活水準次第で「なんとかなる」という論調も、「これだけは大切!」なのは”人柄”というメッセージも、大いに参考になり、納得もいく。