投稿元:
レビューを見る
たった一言で救われる人もあれば、一言でその人の内面の醜さが表れるのが恐ろしくて良かった。人死がでるのが「ノロワレ」とは違った良さである。(病んでる)
投稿元:
レビューを見る
仲良し女の子二人組から始まる悪夢。一人は童話の解釈にのって、一人は童話の解釈を誤って、無声音の叫びを上げながら決して開けない夜に繰り出していく。
前巻でも言及されたかも知れないことだがゴシックロリータの少女を誘蛾灯と称する森野が秀逸。風乃の描写がもう一つ欲しいところか。
投稿元:
レビューを見る
甲田作品好きすぎて書ききれない!
ラプンツェル、自分の黒髪でこの結末を迎えてしまうと、二度と髪を長く伸ばすことが出来ないだろう。
しかし、そこまで美しい黒髪を持つのは羨ましい。
投稿元:
レビューを見る
事件の結末の凄惨さがより増した気がします。
根底にある現実の不条理も、
今までの物よりもリアリティーを感じる内容で、
読んでいて、こういう事が実際あってもおかしくない…
と思わされるところが一番”怖い”ですね。
発刊ペースが良くて嬉しいです。
今月発売の第3集も楽しみにしています。
投稿元:
レビューを見る
「断章のグリム」スピンオフ2巻目。
先に3集を読んでしまいましたが一話完結なので特に問題なく読めました。
今回は「白雪姫」と「ラプンツェル」がモチーフ。
どちらも少女たちの友情が主軸となってますが後味の悪さは相変わらずです。
ラストで風乃さんが語る絆の本当の意味が印象に残ります。
投稿元:
レビューを見る
ラプンツェルってもともと怖い話だったと初めて知りました。
現実もやっぱり残酷。
絆、という言葉をもう大事に使うのはやめようと思う。
投稿元:
レビューを見る
・白雪姫
・ラプンツェル
人間、誰しも思い込みと情操教育で、己を作っていく。
嘘は相手も自分も腐敗させるもの、と言われれば
確かにそんな気がします。
優しい嘘、傷つけるための嘘。
どちらも嘘は嘘、です。
今回、もしかして…とか思ったのですが
やはりいつもの結末、でした。
ラプンツェルにしても、そこまで思うのなら
どうして自分の置かれた立場、も言わなかったのか。
すべてを言わないと、同じになってしまう、というのを
どうして考えられなかったのか。
もしや友人も…と思いましたが、そうはならなさそう。
けれど、その可能性も存在するな、と。
投稿元:
レビューを見る
荒んだ家庭環境は歪な絆を少女たちに与える。
そして、それはどうしたって救いにはならないのだ。
という、2編を収めた作品。