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それぞれのキャラに魅力がある
2018/12/12 02:03
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ST 警視庁科学特捜班の初期シリーズ第2弾『毒物殺人』では、代々木公園と世田谷公園で連続して死体が発見され、ふぐ毒(テトロドトキシン)が検出されますが、フグを食べた形跡がないため、関連する可能性のある毒殺事件として捜査本部が立ち上げられます。警察内にはSTを疑問視する声が強く廃止計画が持ち上がってきているため、百合根警部は上司の桜庭科捜研所長と三枝管理官から「手柄を立てろ」とプレッシャーをかけられます。百合根警部はSTキャップとして曲者ぞろいのメンバーに手を焼いていますが、意外と彼らに好かれているようで、今回は特に山吹が要求されて手柄を立てるために、少々危ない賭けに出て活躍します。
プロファイリングなどを専門とする超絶美形の青山が代々木公園の死体を通報したホームレスとのんびり話をしていたり、相変わらず「僕もう帰っていい?」と一切空気を読まないマイペースさを発揮するところが笑えます。だけど、少々功を焦っている百合根に山吹を信じて捜査の邪魔をするなとくぎを刺したり、捜査で被害者双方の共通点として浮かび上がってきた女子アナ八神秋子の恋人とストーカーの関係を見抜くなど、鋭利な洞察力を発揮します。
STと刑事部の連絡役として任命されている菊川警部補がだんだんとSTを悪くないと思いだしているところがいいですね。頑固ではあっても頑迷ではないところがなかなか魅力的な人物。
百合根警部も本人が悩んでいるほど無能ではないですが、突き抜けた天才ばかりのSTメンバーの中にあって唯一の常識的秀才という感じですね。
週刊誌などでバッシングを受け、プライベートでも常にカメラマンなどに付きまとわれる人気女子アナのストレスも想像に難くないですが、そういう彼女との関係を懸命に維持しようとする恋人の方も大変ですね。彼の場合なんだか変な方向に思いつめちゃってましたが。無理をして付き合えば、どこかでほころびが出てくるということなんでしょうね。
紙の本
アイデアの天才
2015/12/11 03:18
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
STシリーズの第2弾。女子アナ、宗教、フグと、まあ、いろいろなアイデアをよく考える作家だと、今回もまた感心しながら読んだ。多くの要素が取り入れられている分、いささかストーリー展開に無理がある気もするが、そこはエンタテインメントであり、スルーしてよかろう。今野ワールドならでは。にしても、この人「○○はそんなことを考えていた」というフレーズが多い。意識して書いているのか、癖なのか、個人的には少々、飽きがきている。
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STの五人の超人!?たちの活躍もさることながら、凡人で警察組織の中で足掻く百合根が最も気になる存在ではある。
一番、感情移入しやすいからかな。
続きが楽しみ。
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警視庁に所属しながら科学特捜班として捜査権を持たないチームというのがユニーク。ほとんどゴレンジャーのようなカンジだけど娯楽作品としてはとっても面白い。藤原くんの主演でドラマ化されているようだけどそっちがどんな演出になってるのかが気になるなぁ。
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連続変死事件発生!最強チーム警察小説、第2弾。
美貌の女子アナ。隠された戦慄の謎。ST5人は不可能捜査に挑む。待望の新装版。
連続して発見された2つの変死体から検出されたのは共通する毒物だった。存続の危機に瀕していたSTが動き出す。事件の周辺からは新興宗教にも似た奇怪な自己啓発セミナー、そして有名女子アナの存在が浮かぶ。土壇場で意外な展開をみせる究極のサスペンス!最強チーム警察小説シリーズ第2作、新カバー版。
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シリーズ二作目。
一作目よりは文章が読みやすくなった気がする。
連続ドラマでは一話の原作にあたるが、ドラマでは出てこない人物がいたり、事件が複雑に絡んでて面白かった。
プロファイリングという能力が五人の中で一番使う場面が多いからか、やはり青山の出番が多め。
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2巻目。
プロファイリングの青山が目立ってしまうなぁ。百合根が、なんとも情けない。シリーズモノなので、成長ぶりが今後描かれていくのだとは思うけど。。。
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シリーズ第2作!
2つの変死体、フグ毒、新興宗教、ゾンビ、人気女子アナ…一見関係のない事柄から事件の真相へ、STメンバー宗教のプロ!(笑)山吹が導きます。
ピースが少しずつカチリカチリとはまっていく展開がわかりやすくておもしろかったです。
青山、山吹、百合根のやりとりがほほえましいなぁと感じました。
百合根がまだまだSTのやり方にも現場での動き方にも慣れていなくもだもだしました…いろんな場面で蚊帳の外になってて…が、がんばれ!と何度ざわざわしたことか…
それでも最後にはSTの面々に愛着を持てて、自分の立場に対して前向きな気分にもなれていて安心しました。
山吹さんの穏やかでどこかあざとい感じ、よいなぁ(^-^)
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STシリーズ第2弾。今回は山吹さんがメインでしたね。これも面白かったけど、ここに出てくる自己啓発セミナーが今の時代にいかにもありそうなカルトめいたもので、怖かった。でも、こうやってマインドコントロールしてるつもりがされてた。なんてあり得る。内容は個人的に1弾の方が好きかも。
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シリーズをバラバラに読んでる私。これ2作目なんですね。だからかな、まだSTがまとまってない。百合根がSTをまだ理解しきってない。こうやって始まっていくんだなあという感じ。
内容はやっぱり面白かった。宗教とか自己啓発セミナーって怖い。人が弱ってる時につけこんで、お金儲けしてるだけにしか見えない。誰だって悩みはあるもんね。
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連続して発見された2つの変死体から検出されたのは共通する毒物だった。存続の危機に瀕していたSTが動き出す。事件の周辺からは新興宗教にも似た奇怪な自己啓発セミナー、そして有名な女子アナの存在が浮かぶ。
ドラマ版一話の内容。ネタは一緒で筋は全然違うけど、こちらはこちらでエンタメとして楽しめた。しかし百合根くんは全く役に立たないわ卑屈だわ足引っ張りまくりだわで残念。STメンバーがまともに見える。山吹さんは優秀だなー。
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STシリーズ 2作目~ 読み進めて、あっ、こう繋がるんだってわかる瞬間のドキドキ感 テンポよく頁をめくれるスピード感。面白かった!
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2015/2/8
わざわざ新装版で読み直し。
全然違うんだけどはまったドラマSTの名残を惜しむために。
ドラマにだだはまりしたけど小説は小説でいいのよ。
特に動機とか謎解きとかそういう面ではドラマは穴が多かったし。
1時間に収めるためには仕方ないか。
でもスマホとかタブレットとか上手に現代に変えたなと思う。
小説の時代、写真は現像だからね。
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連続して発見された2つの変死体から検出されたのは共通する毒物だった。存続の危機に瀕していたSTが動き出す。事件の周辺からは新興宗教にも似た奇怪な自己啓発セミナー、そして有名女子アナの存在が浮かぶ。土壇場で意外な展開をみせる究極のサスペンス! 最強チーム警察小説シリーズ第2作、新カバー版。
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STの2作目。1作目が青山を中心とした推理だったのに対して、今回は毒物がテーマのため山吹がメインとなっている。テレビではドラマシリーズの第1話に当たるがドラマの内容もすっかり忘れて一気に読み終わった。
今野敏を続けて2作読んだが、この人の文章展開は東野圭吾のように軽快ではあるが、セリフを多用してドラマ仕立てな演出のようでもある。まあ総じて読みやすい。